当世ホイール事情 -2

§ホイールをつくろう

 さて、ハブの良いホイール。ある程度の金額は必要でしょう。当初僕は、5万円ぐらいの完組ホイールを考えていました。クォリティと軽さを両立した高額ホイールは、確かに欲しい。でも僕がレースに出るのは、いいトコ年に1、2回。決戦ホイールとして年数回しか使わないホイールでは、ちょっと現実的ではありません。普段の練習やチームの走行会をメインにレースもOKということで、それぐらいの価格クラスと考えたわけです。
 それで、いろいろと調べたり、数件のショップの方の意見をきいてみたりしたのですが、完組ホイールでハブの精度まで考えると一定のレベル以上のモデルにならないとということがわかりました。具体的に7万円クラス以上にならないとというショップもありました。
 実際、ホイールは目的に応じたトータルのバランスですのでハブだけ、リムだけというものではありません。僕が当初考えた5万円ぐらいのクラスも、充分な性能を持っています。特に、機械組みならではの高テンションは、手組みに比べスポーク数を減らすことができるため、軽量化という点においては高いコストパフォーマンスがあると思います。
 ただ、僕の購入目的は転がりがすぅーっと気持ちいい、ハブの良い普段も使うホイールです。そこで、今回は手組みを選ぶことにしました。
 しかし、この完組主流の時代、選べるリムが非常に少ない。当初予定していたのはリッチーのプロエアロ。後輪をオフセットにした軽量リムでした。ところが、去年でリッチーは完組オンリーになって、リムだけの出荷がなくなり入手不可に。限られたメーカーのリムを比較検証する日々がつづきました(この期間が一番楽しい)。
 それで選んだのは、DT SWISSのRR1.1。オフセットタイプや重量などに優れたリムはありますが、決め手は精度の評判と趣味です(キッパリ)。ハブはアルテグラ、スポークはDT SWISSのチャンピオン1.8mm。ニプルはアルミとして、値段はショップにより工賃や割引率が違うので3〜4万円というところではないでしょうか。組み方もフロントをラジアル組みに指定し、重量はカタログ値概算約1727gと、その価格クラスの完組と同水準で良いハブが使えるわけです。同じぐらいの予算でもっと軽くつくることも可能ですが、耐久性と趣味を優先したチョイスです。
 自分で組めればもっと安いのですが、僕にはその技術はありませんし、工具を一式そろえるのも、この先何本もつくらないと元がとれません。また、見積りの最安値はネット通販でしたが、組直しなど(これも手組みならではの良いところ)後々のことと信頼で、その通販サイトより1万円ぐらい高くなりましたが自転車を購入したショップに頼みました。このへんは、それぞれの判断だと思います。ニプルも普通のシルバーでなく、カラーニプルも使っているし。
 今回の手組みホイール発注に正直を付け加えると、これから手組みは、リムについても、また技術を持つひとも減っていくと考えられるので、今つくっておきたいというところもあったんですけどね。
 
 ただ、このホイール、今日本の代理店にリムの在庫がなくスイスに発注ということになっており、完成して手元に届くのは2ヶ月以上先。この待つ時間も趣味なのである。

カテゴリー[ 自転車生活 ], コメント[2], トラックバック[0]
登録日:2007年 10月 24日 22:24:34

コメント

> 待つ時間も趣味なのである。

くーっ、カッくイイーっ!渋いっ!\(^▽^@)ノ
私なら・・・イライラして待ってますねぇ、で忘れる(ことはないけど)。


ところで日々是の、

> > 2007/10/20 (Sat)
> > ・・・蛮ちゃん夫妻、ロードで会場にきている。
> > そのペースに合わせて、ママチャリで走る。・・・

を、その一緒に走った御方のサイトで聞いてみました。
すると、

> それ以上出すと止まれない(ブレーキの問題)ということで
> 25~7 km/h くらいだったと思います。
> 「ポジションが悪い!ママチャリのカゴ両わきを持とうかな」という
> ちほパパの発言がまた…想像するとシュールでしょ。

・・・・・シュールですねぇ。\(^▽^@@)ノ

ファイター3 @ 2007年 10月 25日 18:09:45

実は待っている間に、もっと安い見積りが上がってきたりというのが、若干心を乱します。

独自のポリシーがあるようなので、もうわかんね。
当日は、筑波宇宙センターの公開日のほうに行っていたので現場を見ていないし。

coba @ 2007年 10月 26日 10:52:58

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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