当世ホイール事情 -4

 寒いですね。今の季節は日照時間が短くて日が暮れるのが早く、帰路を考えると距離が走りにくい。早朝も日の出を待つとラッシュとぶつかってやっぱり走りにくいので、近頃はは二本の脚でランニングが日課としては現実的で、完成したホイールの試乗が今頃です。

 すでにタイトルとかけ離れていますが(はじめっからという気も)、届いた手組ホイールのインプレとまではは言いづらいので感想文です。ホイールの構成は、DT SWISS RR1.1+シマノアルテグラ、スポーク/重量等は前回「当世ホイール事情 -3」のとおり。クイックレバーのみ、デザインの好みでストックしてある600時代のアルテグラのものを使用しています。

前回の訂正:
 スポークはリアのフリー側は逆側より2mmほど短くなるので、
 もうちょっと、ほんのわずか、微々たるグラム(約0.68gぐらい)
 軽くなります。あくまでも計算上。

 タイヤは、とりあえずストックしていたヴィットリアのルビノProテックを入れておきます。ちょっと重いですが、サイドウォールの入った安心感のある23Cの汎用タイヤです。チューブラーを使っていたときはハンドリングのクイックさが好きで19Cをフロントに入れていたぐらいなので20Cとも思ったのですが、とりあえず手元にあったのと路面状況にあまり神経をつかわなくていいので春ぐらいまでの練習にちょうどよいということでしばらくこれで行きます。冬場は、他の季節より道路が荒れているように感じるのは僕だけでしょうか。
 このリムにタイヤを入れづらいというインプレを聞きますが、それはたぶんリム幅が狭いタイプのものだからではないかと思います。

  やっぱり一番の印象は、回転のスムーズさです。比較がWH-R550ということもありますが、このストレスの無い回転は整備スタンド上で回してみると、ザラザラ感がないというのでしょうか、さらによくわかります。
 実際に乗り出すと、重量とは違うカルサを感じました。スルスルとストレスなく進んで行く感じです。時代が違うので比較してもと思いますが、もう1組ある伝説のメーカー・サンツアーの最高グレード「シュパーブプロ」よりいいかもしれません。ただ丈夫さ重視で組んだシュパーブは,、リムがアレックスリムのR390ですので、これはハブだけでなくリムの精度の良さもあるでしょう。
 登りも実際はタイヤの重量で相殺されWH-R550とさほど変わらないはずなのですが、軽く感じます。サッサッと回るという感じでハブとリムの精度というものを実感できます。
 最近、デュラエースから8/9/10S対応で、13−25Tのコグのカセットを使えるハブのさらに上位モデルが発売されました。コイツを使えばもっとスムーズなフィーリングが得られただろうと想像できますが、自分にはコレで充分な気もします。
 ちなみにですが、僕がこのコグのセットが好きな理由は、13・14・15・16・17・18・19・21・23・25Tという歯の組み合わせです。最大が同じ25Tでもトップが12Tのセットになると18Tがなくなり、僕がフロント52Tとの組み合わせで主に使う16〜19Tに歯飛びができるからです。12-23Tの選択もありますが僕の脚では12トップなんて使う機会もないので、それなら1枚大きい方に足したいということです。
 ブレーキの効きは、このリムについてよく言われるようにスパッとかかりますが、シマノ完組と同じレベルのように感じました。
 反応は、踏み込みこんでカァーンと応えるものではありませんが、これは手組なので機械でカンカンにテンションをかけられる完組とは別のものです。それでもスムーズな回転により、自動車で例えるならオートマのような加速感はあります。
 もうひとつの反応、ハンドリングですが、これはかなり良い追従性を感じました。少し狭めのリム幅ということもあり23Cでもシャープな反応をしてくれます。このリムなら20Cでなくとも、このまま23Cでいいかと思いました。
 あと感じたのは、楽だということ。これは手組ならではの特性と言えますが、路面の振動が適度に吸収されるため久しぶりに乗ったにしては肩などに疲労がでませんでした。
 総合的な評価としては、当初のプラン通りの普段乗って、たまにヒルクライムなどのイベントレースにも参加できる気持ちのよいホイールに仕上がったと思います。同価格帯の完組と比較してもコストパフォーマンスの高いホイールができたのではないでしょうか。

 ただ、すでにレースを中心に活動している方なら言わずもがなですが、これからバリバリにレースをしようという方、レースのための決戦ホイールというものを求めたいというのであれば、ハイグレードの完組をおすすめします。今回僕が選んだ組み合わせは、そうしたホイールとはコンセプトが違うと考えてください。もし同じ手組でそうした用途のホイールを組むとしたらリムはチューブラー、スポークも耐久性と引き換えに軽量なバデットスポークを選びます。

 しかし、他の商品だと機械製よりハンドメイドのほうが高いのに、ホイールはどうして機械組のほうが高くなってしまうのだろうか?

 つぎに組むとしたら、やっぱり最近気になっている痛チャリ仕様のディスクホイールですかね。ただアレはけっこういい値段がするので、ウケ狙いで発注するにはかなり根性がいります(リアだけなのに、高級完組ホイールのセットと値段がそんなに変わらない)。

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登録日:2008年 02月 01日 08:48:18

コメント

とあるところから、
「Yell」番組情報。
どーもありがとーございました。
・・・予約できましたぁ。\(^▽^@)ノ

ファイター3 @ 2008年 02月 15日 22:02:17

カントクの勇姿!趣味悠々よりちゃんと撮影されてましたね。

あの坂道は記念館通りですね。
旭日がきっかけで、いろは坂と記念館通りの衛星画像を何回も見たのですぐわかりました。
(まだあそこに画像データあります)
上り左手の公園がポイントね。

今回も撮影のために、ゆーっくり漕ぐのに苦労してましたね。
しかしラストの自動車からの撮影では結構フルスピード(いやまだまだ余裕か)だったよーな。

・・・カントクもcobaさんも告知してくれればいーのに。
見逃すところでしたよぉ。\(^▽^@)ノ

ファイター3 @ 2008年 02月 16日 00:48:13

なにげに連絡網があるんですね。

coba @ 2008年 02月 17日 18:36:36

うん、ばんちゃんチのBBSでね。

カントクは、
『「Yell」を見る。きょうは、わたしが出演しているから。いやあ、照れる。』
とのたまってましたが、
いやいや堂々としたもんで、だいぶTV出演にも慣れてきたかなぁ?って感じ。(えぇっ?)

てな事を旭日に書けないのが、寂しいですなぁ。

ファイター3 @ 2008年 02月 17日 22:38:33

なるほど、本人が告知していなくてもちゃんと伝わるようになっているんですね。

coba @ 2008年 02月 19日 11:15:52

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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