私的ジロ観戦日記−11

<自転車レース 2006 ジロ・デ・イタリア>ウルリッヒ 第11ステージを制す! - イタリア

【ポンテデーラ/イタリア 18日 AFP】自転車レース、第89回ジロ・デ・イタリア(2006 Giro d’Italia)・第11ステージ(ポンテデーラ、50キロメートル)、タイムトライアル。このステージの優勝を飾ったT-モバイル(T-Mobile)のヤン・ウルリッヒ(Jan Ullrich、ドイツ)は、シャンパンで祝杯を挙げて勝利を喜ぶ。ウルリッヒはこの優勝で合計タイムを40時間47分42秒とし、総合44位へ浮上した。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE

AFPBB News


移動・休養日をあけての個人タイムトライアル。コースの折り返し地点はピサの斜塔。

◯第11ステージ結果
ステージ優勝   :ヤン・ウルリッヒ(T-モバイル)
総合1位     :イヴァン・バッソ(CSC)
ポイント賞    :ロビー・マキュアン(ダヴィタモン ロット)
山岳賞      :イヴァン・バッソ(CSC)
コンビネーション賞:パオロ・サヴォルデッリ(ディスカバリーチャンネル)


§ウルリッヒが笑っている

 そりゃぁウルリッヒだって笑うことだってあるでしょう。そういうことではなく、なにか久しぶりに表彰台の上で柔らかに笑っている顔を見たような気がするということです。
 1997年のツール・ド・フランスでの総合優勝で一躍脚光を浴びた彼に期待は大きく、凡庸な成績では周囲もファンは納得しなくなってしまった。ランスのライバルと言われながら、去年のランスのラストツールでも、どこかしら2位に甘んじている節も見られ少々ふがいなさを感じたものだ。
 1997年以降も彼の成績は、他の選手に比べても決して悪いとは思わない。ただもう普通の結果では納得できない選手になってしまったのだ。それだけに、ここ数年、その期待に比例したプレッシャーもあったのだろう、彼のこうした表情をほとんど見ていないような気がする。
 一説によると、今回のジロはそのツールに向けてのトレーニング代わりに走っているようだ。だからいい感じで肩の力が抜けており、それがこの結果と表情ということもあるかもしれない。
 それにしても、6月のツール・ド・スイスを7月ツールの調整にということはよく耳にするが、この大舞台で。やっぱり大物だ。


§クネゴ!

 個人TTは、その名の通りたった一人で走るだけに、その時点での選手のコンディションがよくわかるステージだ。
 第10ステージまでの総合成績の悪い順に出走するため、前ステージで総合3位のクネゴ(ランプレ)は後ろから3番目のスタート。それが、総合2位のグティエレス(フォナック)に抜かれ、一番最後に出走のバッソにも抜かれて最後のゴールとなった。
 確かにTTでは、高速系を苦手とする選手が後方の選手に抜かれるケースはある。しかし、クネゴである。まして二人も抜かれるとなると体調の面など、応援しているファンとしては心配になってくる。現在マリアローザのバッソが去年、期待されながらも急な体調不良により走れなくなり総合争いから脱落したことを思いだした。どうした、クネゴ!
 そのバッソは、ステージ優勝のウルリッヒに28秒差と好調そのものだ。

カテゴリー[ Giro d' ITALIA ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2006年 05月 19日 13:41:22

コメントを追加

Trackback

この記事に対するトラックバックURL:

カレンダー
< 2006年 05月 >

1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31


プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
お仕事のご依頼は−
 coba☆m9.dion.ne.jp
(お手数ですが、☆を@にかえてご入力ください)
検索