私的ジロ観戦日記−19

<自転車レース 2006 ジロ・デ・イタリア>ガラーテ 第19ステージを制す - イタリア

【パッソ・ディ・サン・ペッレグリーノ/イタリア 26日 AFP】自転車レース、第89回ジロ・デ・イタリア(2006 Giro d’Italia)、第19ステージ(ポルデノーネからパッソ・ディ・サン・ペッレグリーノ間224キロメートル)。クイック・ステップ(Quick Step)のフアンマヌエル・ガラーテ(Juan Manuel Garate、スペイン)は、7時間13秒36秒のタイムでステージ優勝を飾り、総合タイムを81時間03分18秒とし、総合8位に浮上した。(c)AFP/Filippo MONTEFORTE

AFPBB News


フォルチェッラ、フェダイア、ポルドイと有数の峠を越え、サンペグリーノ峠の頂上ゴール。

第19ステージ結果
ステージ優勝   :フアンマヌエル・ガラーテ(クイックステップ)
総合1位     :イヴァン・バッソ(CSC)
ポイント賞    :パオロ ・ベッティーニ(クイックステップ)
山岳賞      :フォルトゥナート・バリアーニ(チェラミカ パナリア)
コンビネーション賞:パオロ・サヴォルデッリ(ディスカバリーチャンネル)


§ ファイクトとガラーテ

 もっともハードな山岳コースの様相ではあるが総合優勝争いはすでに決まってしまったかの空気で、レースの動きは2位以下の表彰台とポイントと山岳のジャージの争い。しかしそれも先頭集団では以心伝心でジャージを狙う選手にポイントを優先させる、どこか消化レース的な印象。例年は終盤まで、淘汰されていった選手の1秒、1ポイントの争いがつづくジロとしては珍しい展開に思える。
 ステージ争いは、ゴール前4km付近ファイクト(CSC)が駆け出しガラーテ(クイックステップ)が追走。ポジション争いを繰り返しながら、このまま競ってのゴールと思われた。しかし、300m手前、突然ファイクトとガラーテの背中を叩き勝利を譲った。その展開はファイクトが先に動き出しただけに意外に思えたが、光景はごく自然に感じた。どのような判断、想いがあったのか。憶測は様々に考えられるだろう。しかし、その本心は彼ら二人だけしか知らない。


§デサントのジャージ

 注目のバッソのチーム、CSCのジャージには日本のスポーツウェアメーカー・デサントのロゴマークがある。自転車を趣味としている人でちょっと古い方なら、気になるのではないだろうか(僕だけ?)。
 デサントは以前、サイクリングウェアを扱っていたが現在は販売をしていない(少なくても日本では。海外で販売していたらスミマセン)。僕は雪国生まれでスキーをしていたので、デサントのロゴマークには愛着があり、サイクリングウェアもデサントで揃えていた。それだけに店頭から見かけなくなったときはがっかりした。それがCSCのジャージに滑降を意味するロゴマーク。もしかしたらまた販売を開始するのではと期待したが、今現在まだ店頭では見かけない。

 デサントはロゴマークも示すようにスキーウェアのメーカーとして大きなバリューがある。そういう意味でも、日本のスポーツメーカーの中でも比較的早い時期からスキーのメッカであるヨーロッパを向いている企業ではないかと思う。ヨーロッパを重要なマーケットと考える企業は、日本で今のように自転車がブームになる以前からサイクルロードレースのスポンサー活動を行ってきた。近いところでは、シモーニが隆盛を誇っていた時期のランプレをサポートしていたダイキンが記憶に新しいだろう。
 サイクルロードレースは、F1、サッカーに次ぐ世界的な視聴率を持つイベントと言われる。日本人的なイメージで海外というとすぐにアメリカを思い浮かべるが、もうそんな時代ではない。世界という市場を考えたとき、アメリカとその息の掛かった地域でしか人気のない野球より、F1、サッカー、自転車を選ぶ企業が増えている背景はこんなところにあるのではないかと考える。

 それにしてもデサントのサイクルウェア、このCSCへの供給を機会にまた発売しないだろうか。以前にそろえたデサントのウェアは、まだパンツとスパッツ、最後にワンサイズ大きめに買った長袖は着られるが、体形が太くなって半袖ジャージは悔しいが、細い友人にあげてしまった。

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登録日:2006年 05月 27日 19:17:26

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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