私的自転車レース観戦日記<スイス編>−8

<自転車レース 第70回ツール・ド・スイス>コンタドール・ベラスコ 第8ステージを制す -スイス

【アンブリ/スイス 17日 AFP】第70回ツール・ド・スイス(Tour de Suisse)・第8ステージ(アンブリ/155キロメートル)。リバティ・セグロス・ウルト(Liberty Seguros-Wurth)のアルベルト・コンタドール・ベラスコ(Alberto Contador Velasco、スペイン)は、4時間19分03秒でこのステージを制し、ガッツポーズでゴールする。(c)AFP/PASCAL GUYOT

AFPBB News


翌日、最終ステージは個人タイムトライアルのため、集団の駆け引きやアタックが見られるのはこの第8ステージが最後。山岳ポイントも、もうこれでないため、山岳賞も明日リアタイアしなければアルバジーニに決定。
スタート、ゴールともにアンブリのぐるり一周のコースだが、ゴール時は小雨模様となった。

第8ステージ結果
ステージ優勝 :アルベルト・コンタドール・ベラスコ(アスタナ・ウルト)
総合1位   :コルド・ヒル・ペレス(サウニエル・デュバル)
スプリント賞 :ミハエル・アルバジーニ(リクイガス)
山岳賞    :ミハエル・アルバジーニ(リクイガス)
ポイント賞  :ダニエレ・ベンナーティ(ランプレ)


§ボーネン、フレイレ、帰宅

 ボーネン(クイックステップ)、フレイレ(ラボバンク)が未出走。「スイスはもう充分、次はフランスで」というところであろうか。ただフレイレは、先日の猛走がある。その疲労を後にひびかせないためという見方も考えられる。ちなみに、その原因をつくったコメッソ(ランプレ)も、本日は未出走でリタイア。こちらの原因は、あまり想像しないでおきたい。


§ウルトチームの活躍

 先行の小集団は、フロレス(エウスカルテル)、フェルトナーニ(イリュエスバレアルス)、コンタドール(アスタナウルト)、モンゴメリー(ゲロルシュタイナー)、モンフォール(コフィディス)、ガルゼッリ(リクイガス)、カルザッティ(Ag2r)。
 ここからゴール前33km、抜け出したのはコンタドール。個人的にはガルゼッリが見たかったのだが、やはりツール・ド・フランス出走を予想される選手。あまり無理な走りはしないようだ。残った小集団は、徐々に集団に吸収されていき、コンタドールがステージ優勝をつかんだ。
 今回のツール・ド・スイスでは、このコンタドールのチーム、ウルトの活躍が目立った。監督の不祥事により、メインスポンサーであるリバティセグロスが降りてしまい、いきなり資金的に不安定な状況になってしまったため、ここで実績をしめし新しいスポンサーであるアスタナにアピールしておきたいという気持ちの表れだろう。
 この新スポンサー、アスタナは今回は参加していないが同チームのヴィノクロフの故郷、カザフスタンの企業協同体。カザフスタンのナショナルチャンピオンであるヴィノクロフの応援のためにスポンサーになったと考えて間違いないだろう。もし今期、ヴィノクロフが移籍してこなかったら、旧リバティーセグロス・ウルトは、チームとして存続が危ぶまれる状態になっていたのではないだろうか。
 とにかく、アスタナ・ウルトとしての再出発。理由はどうあれ、このままの勢いを持続しツール・ド・フランスでの活躍を期待したい。そのときには現在メインスポンサー部分が空白の異様なジャージも新しいジャージになっているはず。新デザインとなる新生アスタナ・ウルトのジャージのお披露目も楽しみだ。

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登録日:2006年 06月 19日 00:29:22

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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