カテゴリー [TOUR de FRANCE]

今年のツールに勝者はいるのか

コンタドール 総合初優勝を飾る

【7月30日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、最終第20ステージ(マルクシスからパリ・シャンゼリゼ、146キロメートル)。
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(c)AFP

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 いつのまにか今年もツール・ド・フランスが始まって、終わったみたいですね。と、いうのも今年は忙しくて1ステージも観ていないのですよ。録画しても、というか録画して観るとついシーンを戻してしまったりして“ながら”視聴ができない性格で、観る時間がとれないとたまる一方で、観戦をあきらめました。
 まぁ正直言うと、そこまでして観る必要のあるレースでもなくなってしまったんです。去年からのごたごたに加え、ユニベット.comチームの出場をめぐる問題と、ASO主催のレースに対して、ちょっと冷めています。
 実際、観ていればどんなレースでも個々の選手は真剣に走っているのは事実、面白かったでしょう。しかし、観戦していなくても伝わるニュースを見聞きすると、その胸のすくようなレースも、ステージが終わると冷水をぶっ掛けられるような事柄が起きていたようですね。
 ルール違反はルール違反で罰せられるべきですが、あれらのタイミングはどうなのでしょう。わかっているなら出走するまえに勧告すべき。その時点までわからなかったとするなら、よくもあんな都合の良いと勘ぐってしまいたくなるタイミングに僕は感じました。
 裁判の結果シロなので問題はないですが、ランスに疑惑をかけながらも決定的証拠もなく追い出せず(7年も裁判やって証拠が出ないんだからあたりまえ。でも初優勝時が今ような状況なら走れていたかはわからないと思う)、いまさら因縁がつけられないぐらい連勝されたことから、どんな杭でも出る杭は早いうちに抜いておこうということなのか。
 ここ数年を観ていると、フランス人かフランスのチームでなかったために確かにクロもいたがいまだグレーのまま不遇な状態に追われた選手も多々おり、そんなことを考えてしまう。
 今回はフランスチームのコフィディスも処分対象になったような話も耳にしましたが、クロがいても走らせた去年と違いかばいきれなくなったか?ASO。
 もともと、ステージ優勝現役最多、このままいけば史上最多となるはずと言われていたイタリア人スプリンターを気にいらないという理由だけでチームごと出走させなかったASOです。ブランドとして確立しているツール・ド・フランスを手放したくないプロツアーにやりたい放題か?けっこうだ、もともとフランスのお祭りなんだから。
 年々、ツール・ド・フランスがどうでもよくなってくる。結局1ステージも観なくても別になんとも思わなくなっているのが自分でも不思議なくらいだ。

 自転車ブームに一人ぐらい、こういう考えを主張する人間がいてもいいでしょ。
今年もジロは面白かったし、ヴェルタが今から楽しみです。


※本当に今年のツールは興味が離れていているのでちゃんと追いかけてないため事実認識に間違いがあればご指摘ください。お詫びし、訂正します。ただし私自身の主観的意見の部分については議論には応じますが訂正する気はありません。悪しからず。

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登録日:2007年 07月 30日 17:53:32

これでプロローグのイエロージャージも確定

<自転車>オスカル・ペレイロ ドーピング疑惑は潔白とされる - フランス

【フランス 25日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)で男性ホルモン、テストステロンの陽性反応が示されタイトルを剥奪されたフロイド・ランディス(Floyd Landis、米国)に代わり、繰り上げ優勝を果たしたオスカル・ペレイロ(Oscar Pereiro Sio、スペイン)から禁止物質であるサルブタモールの陽性反応が検出された問題で、フランスのアンチ・ドーピング機構であるAFLDは、ペレイロはサルブタモールの服用の特別許可を受けており服用に問題はなかったと発表した。
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(c)AFP/JAVIER SORIANO

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 記事の通り、ペレイロのドーピング疑惑は解消された。これで今年のツール・ド・フランスのプロローグのイエロージャージの心配も解消され、ドーピング疑惑に関連した心配も一つ減った。
 どうやらドーピング指定薬物の使用についての許可が特別におりていたということだが、それならなんでこのような問題として騒ぎ立てることになったのだろうか。
 許可を出したところと検査したところが違うためだとは思うが、こうした情報は共有するべき事柄ではなかったかと思う。
 疑惑でも嫌疑でもないわけだから、「◯◯という選手に△△を許可した」ということを関係機関に通達しておけば良いことではないだろうか。そうすればこのような騒ぎにはならなかったと考える。
 どこの国でも組織となると、頭の悪い官僚的になってしまうのだなぁと感じた。選手にもファンにもいい迷惑である。
 とくに近年にましてドーピング問題が目立っている昨今、このままではファン離れにもなりかねないだろう。たかがファンとは言うなかれ、プロスポーツである限りはファンはお客様である。ファンが離れれば、スポンサーも出資の意味を失い、資金的にも窮していけば、単一のチームの運営と同様にそのプロスポーツは衰退していくしかないのである。
 この件は無用に長引かず、早急に解消して本当に良かった。

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登録日:2007年 01月 27日 15:39:43

今年、ツールのプロローグで黄色ジャージを着るのは誰?

<自転車>オスカル・ペレイロ ドーピング検査で陽性反応が検出される - フランス

【フランス 18日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)で男性ホルモン、テストステロンの陽性反応が示されタイトルを剥奪されたフロイド・ランディス(Floyd Landis、米国)に代わり、繰り上げ優勝を果たしたオスカル・ペレイロ(Oscar Pereiro Sio、スペイン)から禁止物質であるサルブタモールの陽性反応が検出されたとフランスの「ル・モンド(Le Monde)」紙がウェブサイト上で報じた。
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(c)AFP/Str

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 あらら、この問題もまるでバトンリレーのように年を越してしまいましたね。今度は、オスカル・ペレイロですか。
 昨年度ツール・ド・フランスのチャンピオン剥奪はまだ確定ということではないようですが、またもやグレーなお話である。この流れだと今年のツールのプロローグでマイヨジョーヌを着て出走するのは誰になるのだろう。
 ツール・ド・フランスのプロローグは例年、出場選手の顔見せとしてショートコースの個人タイムトライアルであり、そのトリは前年度のチャンピオンがマイヨジョーヌを着て出走する。観客の盛り上がりもピークとなり、さらに大きな歓声とともにスタートするそのシーンは華やかであり、これから始まる約3週間の自転車の祭典への期待を一気に高めるものだ。
 この分だと3位のアンドレアス・クレーデンということになりそうだが、果たしてどうだろう。2つも繰り上がるというのは、どうもありがたみが薄くなるような気がするのは僕だけだろうか。当のクレーデン自身の心境はどうだろう。気骨あるドイツ人である彼なら(と勝手にイメージ)、少々苦笑いという感じではないだろうか。
 もしかしたら今年のプロローグに、あの黄色いジャージを着る選手はいないのではないだろうかとすら思ってしまう。まぁ、それはそれで、本当の意味でのリセットという気もしますが。

 さて、ここからはまた僕の意地の悪い妄想です。
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登録日:2007年 01月 24日 00:00:38

'06 マイヨジョーヌの行方、ランディスへ。

<06ツール・ド・フランス>最終第20ステージ ランディス、出場5度目にして初の総合優勝を果たす - フランス

【パリ/フランス 23日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・最終第20ステージ(ソシオー・アントニからパリ・シャンゼリゼ、154.5キロメートル)。フォナック・ヒアリング・システムズ(Phonak Hearing Systems)のフロイド・ランディス(Floyd Landis、米国)は、最終ステージを69位でフィニッシュ、通算タイムを89時間39分30秒として、出場5度目にして初の総合優勝を果たした。(c)AFP/JACK GUEZ

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<第20ステージ>
今年のツールはポイント賞も特に早々と決まり、この最終ステージまでもつれ込むことなく、すべてのジャージのホルダーがまさに凱旋を行う最終ステージ。ここでさらにそ総合を奪おうと仕掛けるのは野暮。最後のステージ優勝を狙うゴールスプリント以外は競ってはいけない。

ステージ優勝:トール・フスフォウド(クレディ・アグリコル)


<2006年ツール・ド・フランス総合成績>
 優勝 :フロイド・ランディス(フォナック・ヒアリングシステム)
 2位 :オスカル・ペレイロ(ケースデパーニュ・イリェスバレアルス)
 3位 :アンドレアス・クレーデン(T-モバイル)

山岳賞  :ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :ダミアーノ・クネゴ(ランプレ・フォンディタル)

チーム優勝:T-モバイル


§フスフォウドに始まり、フスフォウドに終わる

 選手たちは集団となってシャンゼリゼを凱旋。毎年のごとくマイヨジョーヌがシャンパンを口に運びながらの優雅な走行を見せるなど、21日間をお互いに讃え合うパーレードがつづく。
 そしていつものごとく、ゴール前の周回に入ると先頭付近が俄に活気づきはじめる。この晴れのステージでの優勝を狙った動きだ。ステージ優勝は、プロローグを制し、2つのステージをマイヨジョーヌで走ったフスフォウド(クレディ・アグリコル)。はじめと終わりを、しっかり押さえる心憎い勝利だ。マキュアン(ダヴィタモン・ロット)も駆けたが、このステージでは及ばず2位。マイヨヴェールを手中に納めているのだから、ここは譲ってもよかろう。
 個人的に応援していたザベル(ミルラム)は4位。最後まで絡んでいただけにちょっと残念。


§故障をかかえてのマイヨジョーヌ

 ランディス(フォナック)は、このシャンゼリゼの表彰台にマイヨジョーヌを着て立つためだけに万全の体制でこのツールに望んだ。しかし、コンディションは100%というわけではなかった。
 それは4年前、トレーニング中のアクシデントで腰を骨折し、その後遺症を抱えつづけた状態での挑戦だった。
「ひどいね。ズキズキする。骨と骨が擦れ合う感じだよ。ペダルをこいだり歩いたりすると痛みが来たり引いたりするんだ。でも絶えずうずいているんだ、関節炎のようにね。」(http://www.afpbb.com/article/734850)
 このあと人口股関節の移植手術を行うと発表されているが、それが選手生命を延ばすのか否かは未知数だ。
 ディスカバリーチャンネルチームがUSポスタルだった頃、ランディスはランス・アームストロングのアシスト選手だった。ランスとの衝突によりチームを出ることになったときから、彼のマイヨジョーヌへの挑戦は始まっていたのだと思う。
 そして今、そのマイヨジョーヌは彼の手にある。来年のプロローグ、手術が成功し、ディフェンディングチャンピオンとしてこの黄色のジャージを着てスタートに立つ姿を見ることができることを祈りたい。


§あえて…

 蒸し返すこともないという人も多いと思う。しかし、あえて。
 今年はドーピングスキャンダルからはじまったツールだった。前評判の選手が次々と欠場し暗澹たる気分でプロローグを迎えたのは、たぶん僕だけではないだろう。
 この3週間のリザルトを見返すと、結果的には面白いツールになったと思う。特にアルプスステージの3日間は非常にエキサイトな名ステージと言えるものだった。
 しかし全体的には、どことなくなくいつものツールのような展開に感じられなかったと感じるのも僕だけではないと思う。
 大半のステージの展開のパターンが、なんとなくだが“らしく”ないのだ。それは以前にここに書いた通りだ(第14ステージのブログ)。単に注目看板の中の大きな3枚が欠けているせいでなのか?これは各チームとも、よりチームとしての動きが顕著になったためで、ドーピングスキャンダルとは無関係かもしれない。でもなぁ…。
 自転車レースは脈々とつづく大河ドラマのようなものだ。今年のツールが、ファンにとってその受け取るイメージは様々であっても、その1つのエピソードとして大きく印象に残るものであったことは間違いはない。
 

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登録日:2006年 07月 24日 11:38:26

'06 マイヨジョーヌの行方−第19ステージ

<06ツール・ド・フランス>第19ステージ マキュアン、マイヨ・ヴェールをキープ - フランス

【モンソー・レ・ミーヌ/フランス 22日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・第19ステージ・個人タイムトライアル(ル・クルソからモンソー・レ・ミーヌ、57キロメートル)。ダヴィタモン・ロット(Davitamon-Lotto)のロビー・マキュアン(Robbie McEwen、オーストラリア)は、首位と8分58秒差の90位でレースを終え、通算254ポイントでポイント賞ジャージであるマイヨ・ヴェールをキープした。(c)AFP/FRANCK FIFE

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すべてのジャージの行方が決まる個人タイムトライアル。気温は34度。

ステージ優勝:セルゲイ・ゴンチャール(T-モバイル)

総合1位 :フロイド・ランディス(フォナック・ヒアリングシステム)
山岳賞  :ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :ダミアーノ・クネゴ(ランプレ・フォンディタル)


§マイヨジョーヌ、再奪還

 第16ステージは11位まで降下し、一時は危ぶまれたマイヨジョーヌをランディス(フォナック)が奪還。あのステージの結果は本人も意外だったのではないかと思うが、タイムトライアルという己のみの力のステージで見事に取り戻した。
 明日は、シャンゼリゼ。2位のペレイロ(ケスデパーニュ)とのタイム差は59秒。その凱旋ステージで総合を争うことはない。


§最速ゴンチャール

 ゴンチャール(T-モバイル)が第7ステージのタイムトライアルにつづいて、このタイムトライアルステージも優勝。もしクロノマン賞のようなものがあれば、確実に彼だ。スプリントはマキュアン(ダヴィタモン・ロット)、スピードはゴンチャール。そんなツールだったような気がする。


§クネゴ、逃げ切り

 タイムトライアルが比較的苦手なクネゴ(ランプレ)なため、わずか5秒のアドバンテージではマイヨブランを守り切れるのか心配だった。が、これがジャージマジックというのだろうか。2位のフォーテン(ゲロルシュタイナー)との差を36秒に広げる健闘。マイヨブランを確実なものとした。あとは、明日のシャンゼリゼを走りきるだけだ。


§チームタイムトライアルのなかったツール

 今年は、一気に差がついてしまうチームタイムトライアル(以下チームTT)がなかった。例年、このチームTTでほぼ上位が確定してしまうため、規定などをもうけ解消につとめていた。しかしそれでもチームTTで大きな差ができてしまい後半のレースが決まってしまうため、ついに今年はなくなってしまった。
 チームTT自体は面白いステージであるので、とても残念だが、この判断は良かったのではないかと思う。
 特に今年の場合、欠場やリタイアのためチーム間の人員数の差も大きなところもあり、物理的な部分での格差が生じているためチームTTがなかったのは結果的には良かったのだと思う。
 

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登録日:2006年 07月 23日 09:22:08

'06 マイヨジョーヌの行方−第18ステージ

<06ツール・ド・フランス>第18ステージ ペレイロ、25位でマイヨ・ジョーヌを死守 - フランス

【マコン/フランス 21日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・第18ステージ(モルツィーヌからマコン、197キロメートル)。ケースデパーニュ・イリェスバレアルス(Caisse d´Epargne-Illes Balears)のオスカル・ペレイロ(Oscar Pereiro Sio、スペイン)は、首位と8分00秒差の25位でステージを終え、通算84時間33分04秒でマイヨ・ジョーヌを死守した。(c)AFP/FRANCK FIFE

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最終日は凱旋ステージ的意味合いが強いため、このステージが実質的な集団走行により争いが見られる最後のステージ。

ステージ優勝:マッテーオ・トザット(クイックステップ・イネリゲティック)

総合1位 :オスカル・ペレイロ(ケースデパーニュ・イリェスバレアルス)
山岳賞  :ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :ダミアーノ・クネゴ(ランプレ・フォンディタル)


§すべては明日

 メインの選手は動かない。序盤より先行する15名の中に、フレチャ(ラボバンク)など、人気の選手はいるものの総合やジャージ争いに大きく絡んでくる選手がいない。ステージ自体は最後の休養日前までのステージ同様の展開。そのままこの小集団を逃がし、その中で決まってしまった。
 山岳賞もこのステージ以降、最終日に4級が二つあるだけなので、もうラスムッセン(ラボバンク)に内定。シャンゼリゼにゴールすれば2年連続の表彰台での水玉ジャージだ。
 今日のこの静かな動きは、翌日の個人タイムトライアルに備えたものだろう。総合は1位と3位までの差は30秒。そして新人賞の1位と2位の差はわずかに5秒。ひとりづつ走り、個人の力のみのステージだけに黄色と白、この2色のジャージの動く可能性は非常に大きい。
 ちなみに緑色のジャージは、首位マキュアン(ダビタモンロット)と2位ザベル(ミルラム)は97ポイント。これももう決まったな。せめてシャンゼリゼのゴーリはザベルに獲ってほしいと思うのは、きっと僕のノスタルジー。


§ここにきてぶりかえすイヤなこと

 ここにきてイヤなニュースが入ってきた。今ツールの出場を辞退したウルリッヒがT-モバイルを解雇された。やはり例のドーピング事件に関する処分だ。
 渦中の医師のリストには、ウルリッヒをにおわせる記述はあったものの、直接ウルリッヒの名前はなかったはずだ。まだ疑惑の状態であると思うのだが。

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登録日:2006年 07月 22日 13:06:16

'06 マイヨジョーヌの行方−第17ステージ

<06ツール・ド・フランス>第17ステージ ランディス、ステージ優勝を飾り総合3位まで浮上 - フランス

【モルツィーヌ/フランス 20日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・第17ステージ(サン・ジャン・ド・モリエンヌからモルツィーヌ、200.5キロメートル)。総合11位でスタートしたフォナック・ヒアリング・システムズ(Phonak Hearing Systems)のフロイド・ランディス(Floyd Landis、米国)は、5時間23分36秒のトップタイムでフィニッシュしてこのステージの優勝を飾り、総合順位を首位と30秒差の3位まで上げた。(c)AFP/PASCAL GUYOT

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気温も、レースも、とにかく熱いアルプスステージ3日目。

ステージ優勝:フロイド・ランディス(フォナック・ヒアリングシステム)

総合1位 :オスカル・ペレイロ(ケースデパーニュ・イリェスバレアルス)
山岳賞  :ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :ダミアーノ・クネゴ(ランプレ・フォンディタル)


§ランディスの日

 前日の大崩れから一転。このステージはランディス(フォナック)の日だった。
 スタート約70km、セジエー峠の登坂。メイン集団を手中に納めるかのようなフォナックのコントロールからランディスのアタック。先頭集団11名に迫っていく。そして約100km地点、ついに合流。先頭を走るアルガン(クレディアグリコル)まで約1分20秒となる。
 そしてゴール前約80km。コロンビエール峠の登り口で、ついにアルガン、シンケビッツ(T-モバイル)とともに3人の先頭集団を形成。さらにゴール前70km、ランディスの加速。アルガンがふるい落とされ、残るはシンケビッツのみ。そのまま2つの山岳ポイントを先頭通過。残り25kmのゲートを通過するとシンケビッツを振り切り単独で最後の超級ジュープラン峠を登り、まるで一気にという勢いでゴールを決めた。
「もし全てのステージで優勝を果たせなかったとしても、パリでイエロージャージを纏っていれば何も問題ない」(http://www.afpbb.com/article/734418)と語ったランディスだが、堂々のステージ優勝だ。
 ツールは、ステージ優勝なしで総合優勝することも可能だ。しかし、一勝もしないチャンピオンに対して、観衆はキビシイ。こうした慣例に対する予防線にも感じたコメントだったが、これでもう総合優勝への準備は万全だ。
 このステージ優勝により、先日落ちた11位より一気に3位に浮上。首位まで30秒につけた。


§クネゴ、マイヨブランに袖を通す

 ついにクネゴ(ランプレ)が、新人賞をつかんだ。去年は後半を療養のためにふってしまい、今年のジロも病み上がりのせいか今ひとつふるわなかっただけにファンとしては非常に嬉しい。この先、マイヨジョーヌを着るだろうランディスとともに、このままマイヨブランを持ってシャンゼリゼの表彰台に立ってくれると、僕個人としては最高なんだけどな。

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登録日:2006年 07月 21日 15:04:39

'06 マイヨジョーヌの行方−第16ステージ

<06ツール・ド・フランス>第16ステージ ラスムッセン、ステージ優勝を飾る - フランス

【ラ・トゥスイール/フランス 19日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・第16ステージ(ブール・ドワサンからラ・トゥスイール、182キロメートル)。ラボバンク(Rabobank)のミカエル・ラスムッセン(Michael Rasmussen、デンマーク)は、5時間36分04秒のトップタイムをマークしてステージ優勝を飾り、総合35位から21位に浮上した。(c)AFP/PASCAL GUYOT

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アルプスステージ2日目。先日のロタレ峠を経て超級のガリビエ峠、クロワ・ド・フェール峠、2級のモラー峠。そして1級山岳ラ・トゥスイールの登りゴール。

ステージ優勝:ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)

総合1位 :オスカル・ペレイロ(ケースデパーニュ・イリェスバレアルス)
山岳賞  :ミカエル・ラスムッセン(ラボバンク)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :マークス・フォーテン(ゲロルシュタイナー)


§ラスムッセン、ついに

 スタートから約110km、ラスムッセン(ラボバンク)が独走に入る。これまでチームのエースであるメンショフのアシストとして自由に動けなかったように見えたが、ついに来た!という感じだ。去年の山岳王は今年も健在。一時は後続へ5分というアドバンテージをつけ、ゴールまで独走。この第16ステージをものにした。
 そして、今日の活躍により山岳賞も奪取。表彰台では、水玉ジャージは主のもとへ、というように見えた。


§イエロージャージ、ホワイトジャージ

 意外だったのはランディス(フォナック)だ。先日、マイヨジョーヌを戻し、これからキープしつづけるべくと思ったのだが、このステージ、終わってみるとなんと11位に降下。イエロージャージは、またペレイロ(ケースデパーニュ)のもとにかえった。総合争いは、まだ先が見えない。
 そしてマイヨブラン。新人賞ジャージだが、このステージで動きはないが、フォーテン(ゲロルシュタイナー)と2位クネゴとの差はさらにつまり2分42秒。逆転の可能性もさらに大きくなった。
 ここから先は、この白いジャージの行方もますます興味深い。緑色のジャージが、もうほぼ決まったように感じられるだけに特に注目だ。

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登録日:2006年 07月 20日 14:48:05

'06 マイヨジョーヌの行方−第15ステージ

<06ツール・ド・フランス>第15ステージ シュレク、ステージ優勝を飾る - フランス

【ラルプデュエズ/フランス 18日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)・第15ステージ(ガップからラルプデュエズ、187キロメートル)。チームCSC(Team CSC)のフランク・シュレク(Frank Schleck)は、4時間52分22秒のトップタイムをマークしてステージ優勝を飾った。(c)AFP/FRANCK FIFE

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休養日をあけて、ついに今ツール一番の注目、ラルプデュエズのステージへ!

ステージ優勝:フランク・シュレク(CSC)

総合1位 :フロイド・ランディス(フォナック)
山岳賞  :ダビ・デラフエンテ(サウニエルドゥバル)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :マークス・フォーテン(ゲロルシュタイナー)


§ヴェルブルッヘ、続報

 前ステージで落車し、その容態が気がかりだったヴェルブルッヘ(コフィデス)。大腿骨骨折という診断で今期の復帰は暗いものという続報。チームとしては契約は契約として継続するというコメントを出しているようで、絶望的な結末とならなかったのがせめてもの救い。しっかりと回復した姿での来期の復活を切望したい。


§クネゴ、惜しい

 今日のクネゴ(ランプレ)は、ひと味違う。
 早々、スタート2km地点より集団を抜け出し、いったんは引き戻されるも果敢にも25人の先頭集団に絡んでレースをコントロール(僕はクネゴ贔屓です)。
 ついにはラルプデュエズのゴールに向けてはシュレク(CSC)、マッツォレーニ(T-モバイル)のトップ3を形成。そして、惜しくも11秒及ばないものの2位でゴールした。
 今日のクネゴは、とにかく積極的だった。しかし、少々積極的すぎたような気がする。それがこの11秒ではないだろうか。ロタレ峠に入ったあたりから、頻繁に先頭を引っ張る姿が印象に残る。もう少し抑えた走りをしていたならば、もしかしたらという気さえする動きだった(しつこいようですが、僕はクネゴ贔屓です)。
 総合には絡めないものの、新人賞では第10ステージあたりから順位を上げて2位。とくにこのステージではこれまで約12分差の2位から6分58秒差の2位となった。マイヨブランも見えてきたような気がする。
 考えてみるとまだ新人賞の年齢なのだ。一昨年、ジロを制した印象が強いだけにもうベテランのようなイメージをつい抱いてしまうが24歳、これからさらに期待の高まる選手であることは間違いない。この天才を、あと10年は応援しつづけられると思うと本当に嬉しい。


§ボーネン、リタイア

 ボーネン(クイックステップ)が、このステージ途中でリタイアした。予想の範囲ではある結果だが、やはり寂しい。残るステージ、といってももう平坦基調は18ステージとシャンゼリゼぐらいしかないが、1勝ぐらいしてほしかったというのが本音だ。あとはザベル(ミルラム)の1勝に期待したい。


§マイヨジョーヌ、またランディスへ

 マイヨジョーヌが、またランディス(フォナック)へと戻った。もう少しペレイロ(ケースデパーニュ)にあずけておくのかとも思ったが意外と早かった。
 今ステージのペレイロとの差は結果10秒。ペレイロも悪くないだけに早めに回収したというところだろうか。

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登録日:2006年 07月 19日 14:42:43

'06 マイヨジョーヌの行方−第14ステージ

<06ツール・ド・フランス>第14ステージ P・フェドリゴ ステージ優勝を果たす - フランス

【ガップ/フランス 16日 AFP】自転車レース、ツール・ド・フランス(2006 Tour de France)、第14ステージ(モンテリマールからガップ、181キロメートル)。ブイグ・テレコム(Bouygues Telecoms)のピエリック・フェドリゴ(Pierrick Fedrigo、フランス)はタイム4時間14分23秒をマーク、見事第14ステージを制覇した。(c)AFP/FRANCK FIFE

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休養日前の中級山岳ステージ。

ステージ優勝:ピエリック・フェドリゴ(ブイグテレコム )

総合1位 :オスカル・ペレイロ(ケースデパーニュ・イリェスバレアルス)
山岳賞  :ダビ・デラフエンテ(サウニエルドゥバル)
ポイント賞:ロビー・マキュアン(ダヴィタモン・ロット)
新人賞  :マークス・フォーテン(ゲロルシュタイナー)


§注目選手、ちょっと動いてみる

 序盤、クネゴ(ランプレ)、ヒンカーピー(ディスカバリー)、サストレ(CSC)ら、人気選手が集団から飛び出す。今回はあまり活躍の気配がだけに、すこしファンアピールといった感じか、すぐに集団に吸収。というかもどっていった。そんななかで、やる気なのは、ケスラー(T-モバイル)とヴェルブルッヘ(コフィデス)の二人だ。コメッソ(ランプレ)、フェドリゴ(ブイグテレコム)、アールツ(ダヴィタモンロット)、カニャダ(サウニエルデュバル)と小集団を形成し逃げを開始した。


§休養日前は、なにかが起こるが…

 翌日への疲労をあまり考えないくていい休養日前日は、なにかが起こる。それはここぞと頑張る選手が現れるという意味で言っていたのだが、こんなのは嫌だ。
 ゴール前40km付近、ロータリーの出口で先頭を走る6人の中で落車が発生。カニャダの落車に巻き込まれるかたちでヴェルブルッヘとケスラーがガードレールの外へ飛ばされるという大きなものになった。
 ケスラーはなんとか復帰したものの、カニャダは鎖骨骨折。しかし、ヴェルブルッヘは脚の骨折も噂される重傷で動くこともできない。選手としては致命的な箇所だけにつらい光景だ。素晴らしい選手だけに、どうか噂のままでと祈らずにいられない。
 こうした状況の中、ゴールまで逃げ延びたのはフェドリゴとコメッソの二人。しかし3位のヴァンデヴェルデ(CSC)まで3秒という僅差。ギリギリの攻防だった。

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登録日:2006年 07月 17日 09:27:46

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プロフィール
小林昌幸
小林昌幸
(男)
1968年05月10日
自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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