カテゴリー [ブエルタ•ア•エスパーニャ]
VENGA! VENGA! ブエルタ−そのゴール!
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ヴィノクロフ リードを守り抜き総合優勝を果たす - スペイン
【マドリード/スペイン 17日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、最終第21ステージ(マドリード周回、142.2キロメートル)。総合首位からスタートしたアスタナ・チーム(Astana Team)のアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は、トップと3秒差の3時間40分50秒をマークして79位でフィニッシュし、合計タイム81時間23分07秒で総合優勝を果たした。(c)AFP/Jaime REINA
<第21ステージ>
総合争いは前ステージで終わりを告げ、最終ステージは、これまで3週間を闘いきった134名による凱旋のステージ。
ステージ優勝:エリック・ツァベル(ミルラム)
<2006年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合成績>
優勝 :アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
2位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
3位 :アンドレイ・カシェキン(アスタナ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :エゴイ・マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)
コンビネーション賞:アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
チーム優勝 :ディスカバリーチャンネル
§ツァベル、最終ステージと通算200勝を飾る
マドリードから郊外へ、そして再びマドリードに入って7周回の凱旋コース。スペイン広場、グランビア、エンペラドール・カルロス5世広場、シベーレス広場という市内の目抜き通りの周回コースに入ると、まずはヴィノクロフ(アスタナ)はマイヨオロに合わせたゴールドのスペシャルマシンで悠々と走行。そして2周回目、最終ステージの栄誉を狙う選手が動き始める。
まずはペレイロ(ケスデパーニュ)、ドランクール(ブイグテレコム)、ペレスロドリゲス(コフィディス)、ホーナー(ダヴィタモンロット)、ガルシア(リラックス)、バレホ(リラックス)、ベシィ(コフィディス)の7人が飛び出す。そのまま逃げつづけるが6周回でメイン集団に吸収。
ここからスプリンターを抱えるチームの団体戦がはじまった。ミルラムとCSC、それぞれチームが列車を組み、それぞれのスプリンター、ツァベル(ミルラム)とオグレディ(CSC)のために多段ロケットのようにアシストが切り離れるごとに加速。そしてゴールを先に切ったのはツァベルだった。
グランツール最終ステージを飾る勝利は、ツァベルにとってプロ通算200勝達成の瞬間でもあった。
ファンをわかせてくれるベテランの意地と心意気、本当に嬉しいゴールだった。
§アスタナのブエルタ
このブエルタで、アスタナは1位と3位、2人もの選手を総合の表彰台に立たせた。こうしたグランツールで同一チームから複数の選手がトップ3に入るというのは珍しい。それはエースを勝たせるために他のチームメイトはアシストとして動き、すべてをなげうち疲弊していくためなかなか上位に残れないのが普通だからだ。
このように2人も表彰台に上げるというのは、それだけアスタナがチームとしてもモチベーションが高かったということだろう。ドーピング事件、それもパウリーニョとコンタドールとコンタドールは濡れ衣によりツール・ド・フランスを走ることができなかったチームの意地を見せられた気がする。
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登録日:2006年 09月 18日 15:18:38
VENGA! VENGA! ブエルタ−その20
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ヴィノクロフ 第20ステージを制し総合首位の座を守る - スペイン
【バシアマドリッド/スペイン 16日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第20ステージ(個人タイムトライアル、27.5キロメートル)。アスタナ・チーム(Astana Team)のアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は、33分39秒のトップタイムをマークしてステージ優勝を飾り、通算77時間42分17秒で総合首位の座を守った。(c)AFP/Jaime REINA
すべてが決まる個人タイムトライアル(以下、TT)。
ステージ優勝:アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
総合1位 :アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :エゴイ・マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)
コンビネーション賞:アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
§誕生日にガッツリ決めたヴィノクロフ
ヴィノクロフ(アスタナ)は、このTTでも優勝をさらった。特にこの9月16日は、彼の33回目の誕生日。翌日はすでに最終日、マドリードは凱旋ゴールの意味もあるため総合争いは実質終了するため、この特別な日に総合優勝を固いものとした。最終ステージで、落車でもないかぎり確実だ。
チームメイトのカシェキン(アスタナ)も、しっかりと3位をキープ。アスタナはグランツールの表彰台に2人も立たせる快挙を成し遂げることとなる。
ブエルタは、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアに比べると、若干低くみられる。本来、春のレースであったがジロや春先に集中するクラシックレースにかぶることからこの季節に動かされた経緯もある。今年もディールカ(リクイガス)、ベッテーニ(クイックステップ)、来月開催の世界戦を狙う選手は、それに備えて途中で帰ってしまった。
しかし、プロツアーが始まったことによりその地位は向上している。なによりも、この過酷3週間を走りきり、表彰台に立つということは偉業である。
それにしても、このブエルタでのヴィノクロフの走りを見て思ったは、彼の闘う姿をつくづくツールで見たかったということだ。どちらも叶わぬ話だが、ウルリッヒとヴィノクロフの闘いを見ることを実は期待していたのだ。
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登録日:2006年 09月 17日 11:49:55
VENGA! VENGA! ブエルタ−その19
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>アリエッタが第19ステージを制す - スペイン
【シウダード・レアル/スペイン 15日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第19ステージ(ハエンからシウダード・レアル、205.3キロメートル)。アー・ジェー・ドゥー・ゼル・プレボワイヤンス(AG2R Prevoyance)のホセ・ルイス・アリエッタ(Jose Luis Arrieta)は、5時間30分14秒でこのステージの優勝を飾り、通算78時間28分43秒として総合順位を44位へ上げた。(c)AFP/Jaime REINA.
中盤に2級、3級、3級の山岳ポイント。このステージで、もう山岳ポイントはないため山岳賞は、実質決定。マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)は、もうマドリードにゴールするだけ。
ステージ優勝:ホセ・ルイス・アリエッタ(ag2r)
総合1位 :アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :エゴイ・マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)
コンビネーション賞:アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
§終盤ならではのチャンスを活かしたアリエッタたち
スタート53kmより、バク(CSC)、アリエッタ(ag2r)、フォフォノフ(クレディアグリコル)、ガルシアコスタ(ケイスデパーニュ)、グゼフ(ディスカバリーチャンネル)、メンテス(ダビタモンロット)、ペニャ(エウスカルテル)、ロースリ(ランプレ)の8人が逃げ集団を形成。
メイン集団はマイヨオロをかかえるアスタナがコントロール。明日のタイムトライアル(以下、TT)にそなえ無駄な体力を使いたくないことと、この8人に総合や各賞ジャージにからむ選手がいないため、逃げを容認したカタチだ。
この逃げ続ける8人に動きが出たのは、ラスト12km。まずガルシアがアタックしメンテスが反応。そしてフォフォノフ、ロースリが追従。その後も細かなアタックがつづき、8人体制にもどったりと混沌の状態がつづく。
この状況から抜け出したのはバク。後ろ7人の牽制から一時は独走となるが、ゴール前2km、アリエッタ、フォフォノフ、ロースリが協調して追いつき4人の勝負となった。しかし、ゴール直前、これまでの一人での逃げが響いたか失速。残り3人の決着はアリエッタがつけた。
明日はTT、明後日はマドリードであることから、このステージは彼らのようなアシストの選手が表彰台を狙える最後のチャンス。この状況をモノにするのは、さすが35歳のベテランであった。
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登録日:2006年 09月 16日 17:33:50
VENGA! VENGA! ブエルタ−その18
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>カシェキン 第18ステージを制し総合3位へ - スペイン
【シエラ・デ・ラ・パンデラ/スペイン 14日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第18ステージ(グラナダからシエラ・デ・ラ・パンデラ、153キロメートル)。アスタナ・チーム(Astana Team)のアンドレイ・カシェキン(Andrey Kashechkin、カザフスタン)は、3時間57分39秒のトップタイムをマークし、ステージ優勝を飾った。これでカシェキンは、合計タイムを71時間29分14秒とし総合順位を4位から3位に上げた。(c)AFP/Jaime REINA
最後の山岳ステージ。序盤に3級山岳。そしてゴールの超級シエラ・デ・ラ・パンデへの登りの途中には2級の山岳ポイントが設定。
ステージ優勝:アンドレイ・カシェキン(アスタナ)
総合1位 :アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :エゴイ・マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)
コンビネーション賞:アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
§バルベルデ、あきらめの発言
アスタナの勢いはとまらない。ゴール前7km付近よりヴィノクロフがアタック。バルベルデ(ケースデパーニュ)は、ついていけない。このヴィノクロフの動きに、しっかりと反応したのはチームメイトのカシェキンだ。カシェキンはヴィノクロフをアシストしながらゴールし、ステージ優勝を納めた。
この6kmは、アスタナのランデブーといってもいい。カシェキンのゴールは、ヴィノクロフがすでに今ブエルタ2勝していることもあり、彼に花を持たせたというところだろう。これによりカシェキンは3位に浮上。アスタナが総合の表彰台に2人を立たせることも、もう夢ではない。
対照的なのはバルベルデで、さらにタイム差は広がり53秒に。ゴール後には、ヴィノクロフにおめでとうを言いたい、というコメントを行っている。たとえ、もう勝負がついたと考えたとしても、まだレースはつづいている。なにがあるかわからないステージレースの中で、こうした言葉はあまり聞きたくないものだ。ロードレースファンは、最後までいろんな期待をしながら楽しみたいのである。
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登録日:2006年 09月 15日 11:09:27
VENGA! VENGA! ブエルタ−その17
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ダニエルソン 第17ステージを制する - スペイン
【グラナダ/スペイン 13日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第17ステージ(アドラからグラナダ、167キロメートル)。ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)のトーマス・ダニエルソン(Thomas Danielson、米国)は、4時間09分55秒のトップタイムをマークし、ステージ優勝を飾った。(c)AFP/Jaime REINA
ゆるやかな登り基調のスタートからそのまま1級山岳に突入。このアルボンドン峠を越えると3級山岳ポイント。そしてさらに1級のモナチル峠。ゴールは、峠から一気に下った先にあることから、ドラマが動きはじめた。
ステージ優勝:トーマス・ダニエルソン(ディスカバリーチャンネル)
総合1位 :アレクサンドル・ヴィノクロフ(アスタナ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :エゴイ・マルチネスエステバン(ディスカバリーチャンネル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§アスタナの戦略は手堅かった
ヴィノクロフでも、カシェキンでも、勝てる方が勝てばいいというようにも見えたアスタナの戦略は、まさにキッチリはまっていた。
ゴール前に立ちはだかる1級山岳ポイントのモナチル峠を登り出すと、カシェキンがアタック。そしてゴメスマルチャンテ(サウニエルドゥバル)がつづく。
やはりチーム内でのエース争いかと思うと、つづいてヴィノクロフがアタック。ヴィノクロフの勢いは、そのままカシェキンとゴメスマルチャンテに追いつき、3人の小集団を形成。
先行している6人の逃げ集団には、さらにアスタナはパウリーニョを配置している。しかし、ここまでに脚を使ってきたパウリーニョは、すぐに落ちていきゴメスマルチャンテがその役割をはたす格好になった。
マイヨオロのバルベルデ(ケスデパーニュ)もヴィノクロフを追いモナチル峠の下りでようやくとらえるが、ここがジャージが動くポイントとなった。
バルベルデが追いついたタイミングでヴィノクロフが加速。みるみる差を広げていく。反応し遅れたバルベルデは当然追いたいが、カシェキンはもちろんだがゴメスマルチャンテまで協力しない。怒るバルベルデをいたぶるように、後ろからプレシャーをかけつづけた。
このカシェキンの援護をうけヴィノクロフはさらに差をつけ、トップを逃げ続けたのダニエルソン(ディスカバリーチャンネル)と合流。総合を狙うヴィノクロフとステージを狙うダニエルソンの利害関係は一致し協調体制が確立。バルベルデのタイムはさらに削られはじめた。
そしてゴール。バルベルデとのタイム差はまだ微妙なところで、ヴィノクロフにとってゴールのボーナスタイムは貴重だ。1位と2位のボーナスタイムの差は8秒。このボーナスタイムのために協調体制は破棄されるかとも思ったが、ゴール直前、ヴィノクロフはダニエルソンに譲った。これがロードレースである。
結果はバルベルデのゴールは1分39秒遅れ。2位のボースタイム12秒も加わり、1分42秒あったタイムも完全にを削られたかたちで、この8秒が響くことなく9秒のアドバンテージでヴィノクロフが総合首位にたった。
このステージ、バルベルデの先にカシェキンがガッツポーズをしながらゴールした姿が印象的だった。
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登録日:2006年 09月 14日 15:04:35
VENGA! VENGA! ブエルタ−その16
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>I・アントン 第16ステージを制する - スペイン
【カラールアルト/スペイン 12日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第16ステージ(アルメリアからカラールアルト天文台、145キロメートル)。エウスカルテル・エウスカディ(Euskaltel-Euskadi)のイゴール・アントン(Igor Anton、スペイン)は、4時間29分42秒のトップタイムをマークし、ステージ優勝を飾った。(c)AFP/Jaime REINA
休養日も明け、いよいよ終盤戦に突入。第9ステージ以降、動きのなかった各賞ジャージはもうこのままなのか?
スタートから登りはじめ、1級を二つ、そして超級ゴールの山岳コースに雨も加わり厳しいステージとなった。
ステージ優勝:イゴール・アントン(エウスカルテル)
総合1位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :ピエトロ・カウッキオーリ(クレディアグリコル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§エウスカルテル2勝目
超級山岳ポイントのかかったゴール、カラールアルト天文台への登りで、メイン集団に捕まっても抜け出し独走のレドンド(アスタナ)を追い込み、ちぎり、そしてまた捕まってもアタックをあきらめなかったアントン(エウスカルテル)がステージ優勝。
エウスカルテルはこれで2勝目。地元チームの面目躍如といったところだろうか。
§ヴィノクロフ、総合2位に浮上
このステージ、カシェキンが遅れ4位に落ち、終止果敢に動いたヴィノクロフが2位に浮上。アスタナのエースは、やはり名実共にヴィノクロフだろう。
しかし総合1位のバルベルデ(ケスデパーニュ)に対してのタイムは、あいかわらずだ。このステージのゴールはヴィノクロフもバルベルデも同タイム。さらに着順ではバルベルデが先である。順位では王手のようだがタイムを削ることはできなかった。
今後、レースが動きやすいステージは、第17と第18の山岳ステージ。そして第20ステージのタイムトライアル。先日の個人タイムトライアルでもバルベルデを思うように離せなかっただけに序盤の遅れが悔やまれる。
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登録日:2006年 09月 13日 13:05:05
VENGA! VENGA! ブエルタ−その15
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>バルベルデ 第15ステージも総合首位をキープ - スペイン
【アルムサフェス/スペイン 10日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第15ステージ(モティージャ・デル・パランカールからアルムサフェス、182キロメートル)。ケースデパーニュ・イリェスバレアルス(Caisse d’Epargne-Illes Balears)のアレハンドロ・バルベルデ(Alejandro Valverde、スペイン)は、4時間24分55秒をマークし36位でこのステージを終えて、合計58時間48分23秒で総合首位をキープした。(c)AFP/Jaime REINA
翌日は休養日。スタートからゴールへは、なだらかに標高がくだる高速ステージ。当然、ゴールはスプリンターの舞台。
ステージ優勝:ロバート・フォースター(ゲロルシュタイナー)
総合1位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :ピエトロ・カウッキオーリ(クレディアグリコル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§ペタッキ、今度は右手を骨折
予想通りゴールは約50名の集団スプリントとなった。この大スプリント合戦を制したのはフォースター(ゲロルシュタイナー)だ。
当然、このスプリント集団では、ハスホフト(クレディアグリコル)ら名だたるスプリンターらがしのぎを削った。
ペタッキ(ミルラム)も、このステージを狙っていた。しかし、いざスプリントにはいろうとしたとき、進路が開かずゴールスプリントに絡むことができなかった。このことが相当悔しかったのだろう。レース後、その怒りをチームバスのドアにぶつけ、右手を骨折。休養日明けはリタイアリストに名前が載るだろう。
ジロで受けた左膝の骨折もなおり、ようやく復帰したと思ったら今度は右手。さらに今回の骨折はレース中のアクシデントではなく自分自身の感情の産物である。これでペタッキの今シーズンは終わったが、彼という存在としては何ともしまらないことになったものだ。だがこういうところもまた、強さだけでない彼の人気だと思う。
§マキュアン、疲れてなかったみたい
第5ステージで完走できずリアタイアとなったマキュアン(ダヴィタモン・ロット)だが、9日、第86回パリ-ブリュッセルで優勝し同大会の連覇を飾った。( http://www.afpbb.com/article/866849 )
このパリ-ブリュッセルでの優勝は、これで通算3回。あのリタイアは、こういうことだったのかと、あらためて思った。
全然、疲れていないじゃん。
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登録日:2006年 09月 11日 12:47:55
VENGA! VENGA! ブエルタ−その14
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ミラー 第14ステージを制す - スペイン
【クエンカ/スペイン 9日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第14ステージ(個人タイムトライアル、33キロメートル)。サウニエルドゥバル・プロディール(Saunier Duval-Prodir)のデーヴィット・ミラー(David Millar、英国)は、40分54秒00でこのステージの優勝を果たした。ミラーはこの結果総合タイムを55時間08分48秒として、総合首位に45分20秒差の55位につけた。(c)AFP/Jaime REINA
個人タイムトライアル(以下、個人TT)。一人ひとりの単独走行のため、チーム戦略も影響しにくく総合順位もいれかわるかと思っていたが…。
ステージ優勝:デーヴィット・ミラー(サウニエルドゥバル)
総合1位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :ピエトロ・カウッキオーリ(クレディアグリコル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§TTのスペシャリスト、健在
途中に3級山岳ポイントが設けられたコースではあるが、TTを得意とするミラー(サウニエルドゥバル)がトップ。TTのスペシャリストとして健在であることをアピールした。
それにしてもTTに山岳ポイントは何か意味があるのだろうか。山岳賞狙いのクライマーが1位通過のタイムで通過するというのもあまりないと思うし、あるとすればコンビネーション賞に影響するかどうかぐらいだと思うのだが。今回は、それも影響していない。
§アスタナのエースは、どっちだ?
総合順位が大きく入れ替わりやすい個人TTだが、ヴィノクロフ(アスタナ)が4位に上がったぐらいで上位はほとんどかわらなかった。
ここで注目したいのが、これからのアスタナだ。カシェキンがステージ順位ではヴィノクロフに負けているものの総合2位を守りチーム内ではトップ。このTTの走りもエースに対する執念のようなものを感じた。
アスタナというチームの経緯を考えると、エースはヴィノクロフと考えたいのだがすでにレースも後半であり監督がこの先の展開をどう読んでいるのかが非常に気になる。
エースのポジションということでは、2004年のジロ・デ・イタリアのサエコチームのシモーニとクネゴを思い出すが、アスタナはチームとしてどう判断を下すのか?
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登録日:2006年 09月 10日 17:06:45
VENGA! VENGA! ブエルタ−その13
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>サンチェス 第13ステージを制す - スペイン
【クエンカ/スペイン 8日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第13ステージ(グアダラハラからクエンカ、180キロメートル)。エウスカルテル・エウスカディ(Euskaltel-Euskadi)のサミュエル・サンチェス(Samuel Sanchez)は、4時間03分43秒でこのステージの優勝を果たした。サンチェスはこの結果総合タイムを53時間47分42秒として、総合首位に5分21秒差の12位につけた。(c)AFP/Jaime REINA
前半、中盤、後半と3級山岳が3つ。最後の山岳ポイントからゴールへは、ほぼ一気。コース断面図も毎日見ていると、こんなステージも平坦に見えてくる。
ステージ優勝:サミュエル・サンチェス(エウスカルテル)
総合1位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :ピエトロ・カウッキオーリ(クレディアグリコル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§ひさびさに見た気がするエウスカルテルの表彰台
途中の山岳ポイントも3級のみ。中盤、ゴール手前の峠でふるいにかけられなければ、ゴール前は下りからつづくフラット。スプリンターも狙ってくるステージだ。事実、現在ポイント賞のトル・ハスホフト(クレディアグリコル)は、最後までからんで2位につけている。
しかし、こうしたスプリンターたちを押さえて表彰台に立ったのはサンチェス(エウスカルテル)だ。彼は元モトクロス選手という経歴でもわかるようにスプリンターではない。だが得意の下りをうまくさばき、そのアドバンテージを生かし、ベッティーニ(クイックステップ)らスプリントを得意とする選手がひしめく集団ゴールから勝利をつかんだ。
考えてみると、今年のグランツールのステージ優勝の表彰台でエウスカルテルのオレンジも鮮やかなジャージを見るのははじめての気がする。
エウスカルテルといえばスペインはバスク地方のチームとして山岳を得意とするイメージがある。しかし今シーズンはジロ、ツールの山岳ではあまり目立つことなく終わった。期待のマヨも、どこか精彩を欠いている。
このサンチェスの勝利は、今年のエウスカルテルにとって、地元スペインでもあり貴重な1勝となったのではないだろうか。地元の新聞でも、最後のカスティロ峠の下りで見せたその果敢な攻めの走りから「カミカゼ・サミュエル」という見出しで彼を讃えたという。
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登録日:2006年 09月 09日 12:48:21
VENGA! VENGA! ブエルタ−その12
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>パオリーニ 第12ステージを制す - スペイン
【グアダラハラ/スペイン 7日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、第12ステージ(アランダ・デ・ドゥエロからグアダラハラ、169.3キロメートル)。リクイガス(Liquigas)のルーカ・パオリーニ(Luca Paolini、イタリア)は、3時間35分07秒でこのステージの優勝を果たした。(c)AFP/Jaime REINA
山岳ポイントも3級が一つという、平坦ステージ。スプリンターが獲りにくると予想された。
ステージ優勝:ルーカ・パオリーニ(リクイガス)
総合1位 :アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
ポイント賞 :トル・ハスホフト(クレディアグリコル)
山岳賞 :ピエトロ・カウッキオーリ(クレディアグリコル)
コンビネーション賞:アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)
§ベッテーニ、元アシストに5秒届かず
中盤の3級山岳ポイントを越え、80km地点をすぎたあたりから12人が先頭集団を形成。協力体制を築きながらの集団走行はゴール前10kmまでつづいた。ここでまず動いたのは、パオリーニ(リクイガス)とアイゼル(FDJ)。だが逃げは決まらず。しかしパオリーニはあきらめずにラスト4kmで再アタック。そのまま独走を保ちこのステージを獲った。
この12人の先頭集団には、ベッティーニ(クイックステップ)がアシストのフルスマンスとともにいたことから、このステージは獲りにくると思っていた。実際、ラストの3kmではパオリーニを追ってきたが5秒届かず。3位となった。
パオリーニは去年までペタッキのアシストをしていた選手。以前のエースを、ブエルタという大舞台で破ったわけだ。だが、プロツアーを離れればイタリア人同士。レース後のコメントでは、この後にザルツブルグで行われる世界選手権ではベッティーニの優勝のために働くと語っている。
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登録日:2006年 09月 08日 13:37:31
- プロフィール

- 小林昌幸
- (男)
- 1968年05月10日
- 自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
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