カテゴリー [自転車イベントレポ]
サイクルモード2011にて〜ようやくカーボンに目覚めた私。

私、実はこれまでカーボンフレームにあまり良い印象がなく、乗らずギライをしていました。
というのは、まだカーボンが出始めた初期のころ、友人がONCEレプリカのカーボンフレームを購入しまして「おーいいな」なんて言っていたのですが、1年も乗るとチューブ接合部の力のかかる箇所が白く濁ってきまして、ほどなく友人はキャノンディールのSaecoレプリカのアルミに乗り換えました。それと、機会があってビルダーやプロショップの方と話すと「所詮プラスチックだからねぇ。寿命を考えなくていいレースならカーボンだけど、一般が乗るにはカーボンは…」なんて言う方々もちらほらと。
そんなこんなで、「やっぱ、フレームは金属だよ」なんて言っていたのでした。
今回のサイクルモードでは、来年3月発売のブリヂストンサイクル・アンカーのNEWモデル『RIS9』をすすめられ、そんなにいうならと試乗しまして……目からウロコです。
まず、その軽さ。そして素人の私でも、その良さがはっきりと感じられる反応。試乗コースは大勢の方が走っていますので、そうそう踏めません。が、ときおり前方がひらけ、けっこう踏めるチャンスがあります。そのとき、集団の中のスローペースから、一気に前に出ていく加速。スピードを瞬時にコントロールできるレスポンスに感動さえ覚えました。そして狭くヘアピンのようなコーナーを不安なくトレースするハンドリング。
試乗から戻った私は、すすめてくれた方に駆け寄り、「私が間違っておりました。カーボンです。ロードバイクは、カーボンが正しいです」と、技術は日々進歩していくにもかかわらず偏見を持ち続けたことに対しての反省の弁を述べたのでありました。
このほかに試乗して、欲しいと思ったのは同じくブリヂストンのジョシスワゴンの電動アシスト。
この自転車は、電動になる前からそのコンセプトが気にいっており、欲しいと思っていたのですが、この電動アシスト化で、無敵の買い物自転車になったと思います。
そもそも自転車に荷物を積む場合、リアに載せるとフロントが浮き気味になり走行が安定しにくくなります。かといって前に載せると、今度はその重さでハンドル自体の操作に負担がかかり、やはり不安定になりがちです。
このジョシスワゴンは、リアを小径にし、重心を下げるというユニークな設計により、そうした自転車に荷物を載せるときのネガティブな部分を解消したモデルです。その必然から生まれた形状は、お買い物=ママチャリではない、スタイリッシュなデザインも両立しています。
しかしながら荷物が積みやすいとはいえ、荷物自体が軽くなるわけではありませんから、いっぱい積めばペダルが重くなるのはしょうがないことです。が、そこに電動アシストです。もう、お買い物自転車としての死角はないでしょう。試乗時には、実際に荷物を積ませてもらい、コース内の坂をのぼってみました。スイスイです。
さらに、9万円を切る価格。私が“無敵”といいたくなるのも分かっていただけると思います。
この他、次に購入予定にしている発売前のシューズを履いてみたり、これから発売される先進アイテムなど、実際にさわって試して、メーカーのひとに直接話をきいたり、存分にサイクルモードしてきました。
とくに今年は、有名フレームビルダーの方々が集合するコーナーも設けられ、直接お話できる機会もあり非常に楽しい体験ができました。
普段、なかなか乗る機会もないトップエンドのマシンや、気になるモデルに試乗でき、最新カタログやレアなグッズも手に入るCYCLE MODE international 2011は、関東会場は明日11月6日まで幕張メッセ。関西会場は11月12・13日、インテックス大阪。
お時間のある自転車ファンの方は、行ってみてはいかがでしょうか。
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登録日:2011年 11月 05日 21:55:23
Italiaの重鎮も来日『サイクルモード2010』

今年もニューモデル発表のシーズン。先週末の11月5日〜7日に幕張メッセで開催されたサイクルモードに行ってきました。
もう毎年恒例となったこのイベントは、国内外のメーカーの最新モデルを実際に観て、触れて、試乗できる、自転車ファン、とくに新車購入を考えている方にはまたとないチャンスになっています。しかし、それだけではありません。自転車界の有名人が普通に会場を歩いているので、まさかという出会いも期待できます。
今年の収穫は、ミーハーと言われてもかまいません。あのイタリア自転車界の重鎮、エルネスト・コルナゴ氏のサインです。コルナゴのブースの前を通りかかると、トークショー前にくつろぐ氏の姿があり、気付いたファンと気さくに写真を撮ったり、サインをされたりしていました。私もサインをと思いましたが、書いてもらうのがない…。するとそこに販売されているカタログが目に入ります。とっさに「これください」と購入するまでわずか数秒。写真のようにいただくことができました。そのあと氏に気付いた来場者が増え始め長蛇の列となり、サービス精神の豊かな氏はくつろぐどころではなくなっていました。僕は本当に良いタイミングでした。
今回、僕が一番気になったのは岩井商会・gan wellのブースに展示された参考品のスペシャルフレームです。岩井商会はプロの競輪選手のフレームも手がける京都のメーカーで、gan wellはそのブランド。
このフレームは写真ではわかりにくいかもしれませんが、クロモリを一度メッキしキャンディ塗装をした、とても美しフレームです。チェーンステーの内側にまでロゴマークが入るなどシンプルながら細部にも凝った意匠も素敵です。一緒に写って入る女性は、このフレームをつくったビルダーさん。フレーム職人というと頑固そうなオッサンか神経質そうなニイチャンといイメージなので、新鮮なインパクトでした。ピントが後ろに抜けてしまってますが、フレームと同じくきれいな方です。
このフレームを見ていたら「わたしがつくったんです」と声をかけていただき、僕の最初のロードがgan wellだったこと、いま乗っているロードも岩井商会が輸入していた時代のウィリエールなことを話すと喜こばれ、競輪選手のフレームなどいろいろな話しをしていただけました。僕が、最近アヘッドステムが主流になってきているがクロモリのフレームはやっぱりスレッドステムのほうが美しいといういうことを話すと、その通りと雑談にものっていただき、しばし楽しい時間がすごせました。あんまり、スレッドステムが、などの話しをしても乗ってくれるひとが周りにいないので、こうした話しをプロとできるというのは、とても嬉しいことです。忙しい中、相手をしてきただき、この場を借りてお礼を申し上げます。
こうしたプロフェッショナルとの接点を持てるのも、このイベントの楽しいところです。
大阪会場は、今週末11月13日〜14日、インテックス大阪で開催。関西のサイクリストの方々は是非!
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登録日:2010年 11月 10日 17:05:10
ツアー・オブ・ジャパン2010<東京ステージ>〜今年も雨の中

今年もツアー・オブ・ジャパンの東京ステージは雨の中。大井の周回コースに僕がついたのは午前10時30分頃。市民レースの表彰が始まろという時間だった。
そのとき耳に飛び込んできたのは、歓声でも、選手に対する慰労の声でもなく、「担架、通ります! あけてください、担架、通ります!」という声だった。
この雨というコンデションに、レース中の落車は想像に容易だったが、その姿はやはりショックを受けた。
普通と違うイス型の担架に固定され、首まわりをしっかりと固められた姿は、ただの落車でないことを物語っている。もれ聞こえる声からは、頭からいった、首がいっているらしいなどとう囁きも飛んでいる。
ロードバイクはスポーツなのであることを、あらためて感じさせられた。
スポーツは爽快な楽しさがあるが、危険もはらんでいる。ここ数年、ブームという状況で増加したスポーツバイクに乗る人々のはたしてどれぐらいが、このことをきちんと認識しているのだろう。スポーツとしてでなく交通手段としても、目に余る走行は、数が増えた分だけ目立つようになった。交通ルールももちろんだが、自分を剥き出しにして走行していることを考えてほしい。他人を危険に合わせないのは当然だが、「そのとき」のことを考えれば、どんなに自己中なひとでも無謀はできないだろう。
この事故をレースという状況だからと思わないでほしい。レースという規律が保たれ環境で、一般以上の技量をもった選手でも、こうした不幸な出来事は起こるのだ。一般の人たち、さらに様々な状況が変化しつづける公道ならなおさらである。
そんな重いシーンから始まった今年の僕の観戦であるが、メインレースはこの雨の中でも見どころ充分。天候のせいで人出も少なく、ゴールもライン間際の好位置でその迫力ある瞬間を目の当たりにできた。
そしてさらに嬉しいことも。今中大介さんのロードバイク講習のイベントでのこと。急制動など非常に大切なテクニックのポイントを実演により理解できたのもそうの一つであるが、講習後の質問タイムでここしばらく思っていた疑問を解消できたうえに、サイン入りのインターマックスのキャップをもらい握手までしてもらったのだ。
疑問が解消しただけでも嬉しかったのに、この思い掛けないプレゼントはホントに感激だった。人出が少なく、手をあげる人が少なかったのも質問のチャンスになったと思うと、雨のイベントもまんざらでもない気がした。
ちなみに私がした質問は、体重と空気圧について。教則本や雑誌にも空気圧についてはよく出てくるが、体重とのかかわりについてきちんとまとめた記事を見た記憶がない。大抵は、プロのトップライダーの例であり、僕のような重量級に参考になるか疑問に思っていた。
僕、73Kgとしての数値は、一般的な走行で7.5〜8気圧、ヒルクライムでは10気圧とアドバイスを受けた。ただし、10気圧はタイヤやリムの性能にもよるので、使っている機材と合わせて注意が必要とのことだ。
僕と同じぐらいの人の参考になれば幸いなので、ちょっと紹介してみた。
<東京ステージ優勝>
クラウディオ・クチノッタ(デローザ・スタックプラスチック)
<総合成績>
総合優勝 : クリスティアーノ・サレルノ(デローザ・スタックプラスチック)
ポイント賞:マイケル・マシュー(チームジャイコ・スキンズ)
山岳賞 :クリスティアーノ・サレルノ(デローザ・スタックプラスチック)
チーム優勝:カザフスタンナショナルチーム
総合の日本人最高は、西薗良太(日本学生自転車競技連盟選抜 )の11位。大学選抜のチームでプロや実業団を抑えた順位はたいしたもの。着実に次の世代が育っていると嬉しくなるとともに、各大学からの選抜選手に普段からチーム活動をしている日本のプロが…という複雑な感情も。
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登録日:2010年 05月 24日 18:00:37
サイクルモード2009、注目の1台。

各メーカーの来期のイチ押しが展示され、試乗ができるイベント「サイクルモード」も5周年に突入。
すでに大阪会場は先月に行われ、関東は今月11日〜13日、幕張メッセで今年も開催されました。
参加ブランド500以上、展示車2000台以上という中で、僕が今回一番注目したのは、ブリヂストン・アンカーのRMZだ(写真1)。
このRMZには、サイズがない。なぜなら完全なフルオーダーバイクだからだ。たとえば同じ身長の人間でも、手足の長さはそれぞれちがう。また、スプリントやヒルクライムといった目的によっても、そのフレームのジオメトリーは変わってくる。そうしたライダーそれぞれの、身体、目的に応じてカーボンフレームをデザインできる。オーダー自転車はショップや工房など今までもあったではないかという方もいるかもしれない。しかし、「カーボン」で、それも7段階の剛性を選べるといったらどうだろう。
そして、そのフレームのオーダー方法もまた、専用の計測システムにより科学的に解析され、本当の意味で、その人だけの世界に1台のバイクが生まれるのだ。
このRMZは、真に勝利を掴みたいアスリートライダー向けに開発されたものである。だが、その恩恵は、僕のようなホビーライダーにも充分にある。それが先にふれた「7段階の剛性」にある。
トップライダーのフレームは、力を逃がさないよう高い剛性を与えられる。その剛いフレームは、それに応じた脚力、身体能力を持つ者でなければ、とても乗りつづけられるものではない。力が逃げないということは、地面から跳ね返ってくる力も、そのまま返ってくることであり、その返ってくる力に疲労してしまうだろう。ただ自転車は、お金さえあればトッププロと同じ機材が手に入る。このブームで、憧れの選手の乗る欧米ブランドのトップモデルを買うのも趣味なので、それがいけないとはいわないが、本当に乗れているのかと思うことがある。頑張って乗れるように身体を鍛えるというのもあるが、単に自己満足に終わっているひとが多いのではないだろうか?
このRMZも純レーサーであるので、一定以上のレベルが必要とされるが、この「7段階の剛性」により、僕のようなホビーライダーでもちゃんと乗れるトップモデルを手に入れられる可能性があるのだ。
そして、僕が熱くなったのは、こうした「パーソナルマッチング」なバイクを、ブリヂストンのようなメジャーが出すということのすごさにもある。他のメーカーのカーボンバイクは、カーボンという素材の製造工程から、大抵はS・M・L・XLの4サイズ、あって6、7サイズだろう。同じようにカーボンラグを用いたデ・ローザのネオ・プロでもスローピング4サイズ、レギュラー5サイズの2タイプ9サイズしかない。
スプリントからヒルクライム、オールラウンドまで、求めるライダーの体格、目的に加えた7種類の剛性。そこから生まれるデザインは何万通りを超えるだろう。それを、均一な高いクォリティーの製品として求めるすべてのライダーに向けてロールアウトできること。これは本当にすごいことなんだ。
多くのメジャーがやりたがらないことを、メジャーだからこそできるアプローチで実現する情熱。それを RMZというカタチにするまでには6年という歳月があったという。会場では、フレームオーダーのヒアリングと計測手順のデモンストレーション(写真2)もあり、日本全国のプロショップの店頭でも、その細かなオーダーを可能にした専用計測機器とデータ入力をみて「すべてのライダーを満足させたい」というカタログにある言葉は“真”と伝わってきました。
今まで、手に入る自転車をみつくろってベース車はなんでも、そこからが本番と、調整や部品交換をしながらきた僕ではありますが、本当に欲しい、いや作りたい1台だと思いました。
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登録日:2009年 12月 13日 13:47:56
グレッグ・レモンも来日。ツアー・オブ・ジャパン

イタリアではジロ・デ・イタリアが開催されていますが、日本ではTOJです。
2009年5月24日。雨の中、第13回ツアー・オブ・ジャパン/東京ステージに行ってきました。
周回コースは、雨の観戦にはありがたい例年より少ない14ラップ。
天候のわりには大勢の観戦者が集まり、晴れるにはこしたことはないのですが、これはこれで良い観戦のような気もします。たしかに天気の良い年よりは少ないですが、天候に左右されず“本当に観たい者だけが、この場に集う”そんな感じで(来たくても用事があったひとは別として)、勘違いファンも見当たらず、動きやすく、観戦しやすかったのは事実です。
巷で話題のインフルエンザも、こんだけ湿気っていれば、ほぼ問題ないし。
結果は
ステージ優勝: リー・ハワード(チームAIS)
この東京ステージは最終ステージなので、総合が決まります。
総合優勝 : セルヒオ・パルディーヤ(カルミオーロ・A・スタイル)
ポイント賞: リー・ハワード(チームAIS)
山岳賞 : マティア・クバシナ(アミーカチップス・クナウフ)
チーム優勝: カザフスタンナショナルチーム
日本人選手の表彰台は、残念ながらありませんでしたが、この東京ステージは愛三工業レーシングチームの西谷泰治が3位と健闘しました。
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登録日:2009年 05月 25日 09:38:28
ツアー・オブ・ジャパン −最終ステージ・東京

今年も、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の最終ステージの観戦に東京・大井埠頭へ行ってきました。
今、帰ってきたばかりなので、とりあえず速報とういうことで−−−
NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダの新城幸也が、逃げ切りステージ優勝。1stステージの同チーム・宮澤崇史につづいて日本人が今年は2勝をあげた。
全ステージ終了し総合優勝は、アックア・エ・サポーネのフランチェスコ・マッシャレリ。日本で開催されるレースでありながら総合の表彰台になかなか日本人が立てない。
ステージ優勝も獲れるようになってきている。来年こそは最終日の総合の表彰台で日本選手の姿がみたい。いや、見られるように応援したい。
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登録日:2007年 05月 27日 18:24:06
初競輪。KEIRINグランプリ06観戦記

昨年末12月30日、2006年最後の競輪の祭典「KEIRINグランプリ06」の観戦に行きました。
この日は取材パスを発行していただき、一般の入場者では普通入ることのできない検車場の入室と、プレスルームでの観戦を許可してしていただきました。
§初めての競輪場。
京王閣について気がついたのは新聞を買うのを忘れたこと。これがないと誰が走るかわからない。そこでゲート前のおばちゃんから競輪新聞を購入。ついでに入場料50円の小銭がないのでおつりを50円玉に崩してもらう。
競輪場に入るには50円が必要。切符を買うわけではなく駅の自動改札のようなゲートに直接50円玉を投入する。財布を見ると50円玉が1枚もなかったので丁度よかった(後で気がついたのですが、ゲート脇に両替機がありました)。
この新聞、要は競馬新聞みたいなものである。が、しかし予想オッズが書いていない。競馬と違って勝者投票券の締め切りまでオッズが目まぐるしく変るため、事前オッズなんて予想できないということらしい。しかし僕の場合、事前オッズがないのはいいことだ。もう随分前にやめてしまったが競馬をやっていたころ、この事前オッズにかなり振り回され、欲を出して無駄な馬券まで買い、当たり負けのようなことになっていた。おかげで冷静に選ぶ事ができた。
そして入場。中野浩一氏の唄の流れる競輪博物館を見学し、バンクに向かうと丁度「KEIRINグランプリ06」出場選手の紹介とインタビューの始まるところだ。するとケータイに取材パスの用意完了の連絡。パスをいただき検車場へと向かった。
§緊張感あふれる検車場。
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登録日:2007年 01月 09日 00:36:50
チーム・ケスデパーニュの掛け合いトークショー
<自転車レース リエージュ~バストーニュ~リエージュ>バルベルデ プロツアー2勝目を飾る - ベルギー
【リエージュ/ベルギー 23日 AFP】自転車レース、プロツアー第10戦・第92回、リエージュ~バストーニュ~リエージュ(92nd Liege-Bastogne-Liege、262キロメートル)。
≫続きを読む…
(c)AFP/ERIC LALMAND

11月18日サイクルショー、トークイベントのつづきです。
§赤いリボンの謎はナゾ
シーズン後半、バルベルデのサドルに赤いリボンがついている(写真○箇所内)のに気づいていたひとは多いだろう。この赤いリボンについての質問もあった。
この赤いリボンはツールの落車以降につけられたもので、以来調子がいいので、日本で言えば験をかついでつけているとのことだ。
しかし、つけるきっかけについては語られなかった。インタビュアー甘いよ!なぜつけたのか、そこが大事じゃないか。中途半端なインタビューに、よけい気になる。
ちなみに、いつもつけているネックレスは奥さんからもらったもので、レースはもちろん肌身はなさずらしい。このときも、銀座のショッピングから帰ってきたバルベルデとロドリゲスの二人の奥さんが会場にいらした。ただ残念なことにバルベルデが手招きしても恥ずかしがってステージにはあがられなかった。
§グランツール漫才
今期ブエルタの山岳ステージを振り返るという話題に入ると−
バルベルデが、山岳ステージでチームメイトに運悪くトラブルが続発し、アシストを失い登りでは残念な結果となったという話になった(それでも総合2位という成績はすごく、このポイントもプロツアーのチャンピオンポイントに大きい)とき…
ロドリゲス「バルベルデが、ヴィノクロフのために働いただろうと
責めるんだ(笑)」
バルベルデ「3万ユーロでヴィノクロフのために働いただろう(笑)」
と、ジョークの掛け合い。
このあと、来年のツールに向けての話があり、山岳を得意とするロドリゲスに対して…
バルベルデ「アシストとしてロドリゲスには期待している」
ロドリゲス「ヴィノクロフのことがあるからなぁ(笑)」
この時間差のフリに対すオチの付け方、思わずウマイ!ロドリゲスには笑いのセンスがある。この瞬間、僕は彼のファンになった。
駄目押しは、バルベルデばかりにツールの期待がいく流れに対して「僕がツールを獲ったら、(ジャパンカップに来たときにでも)今日ここにいるみんなを食事に招待するよ!」と返す明るさ。ぜひ優勝して食事に連れていってほしいものである。ということで来期はロドリゲスを応援しよう!
§名門チーム復興の兆し
二人の所属するケスデパーニュの前身をたどるとバネストである。バネストといえば1991年から1995年までツール・ド・フランスを連覇し、ロード界の王者として君臨したミゲール・インデュラインを擁していたチームだ。この時期はインデュライン王朝時代とも言われ、ある意味バネストの絶頂期だった。わかりやすくいうと、ランスを擁していた今のディスカバリーチャンネルとその前身のUSポスタルといったところだろうか。
しかしインデュライン引退後、チームはそこそこの成績はあるものの、インデュライン時代が華やかだったための対比はあるとしてもいまひとつ精彩を欠いていた。その後チームのスポンサーはバネスト銀行のインターネットバンク・iバネストとなり、つづいてイリュエスバレアレス、そして現在のケスデパーニュ(イリュエスバレアレスはサブスポンサーに)となる。
やはりチームではなくインデュラインが突出して強かったのだろうかと思っていたが、それは考え違いだったようだ。今シーズンのケスデパーニュは、このバルベルデ、ロドリゲスのほかにも、今年のツールでマイヨジョーヌに袖を通したペレイロをはじめオラク、カルベツ、ロペスらの活躍も目覚ましい。
同じスペインのチームでは今期、エウスカルテルが期待されたほどにふるわなかっただけに、これからのスペインはケスデパーニュの注目がさらに高まるだろう。
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登録日:2006年 11月 22日 00:02:33
バルベルデ、ロドリゲスと来日。
<第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ>ヴィノクロフ リードを守り抜き総合優勝を果たす - スペイン
【マドリード/スペイン 17日 AFP】自転車レース、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、最終第21ステージ(マドリード周回、142.2キロメートル)。総合首位からスタートしたアスタナ・チーム(Astana Team)のアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は、トップと3秒差の3時間40分50秒をマークして79位でフィニッシュし、合計タイム81時間23分07秒で総合優勝を果たした。(c)AFP/Jaime REINA

左からファウスト・ピナレロ氏、バルべデ選手、ロドリゲス選手
この金曜から、東京はビッグサイトでサイクルショーが開催。このイベントは先々週のサイクルモードとは違い、どちらかというと業者さん向けの商談イベントの色合いが強い(というより、もともとそういうものです)。
展示の内容もスポーツ車というより、俗にいうママチャリや折畳み自転車、電動アシストサイクル、部品が中心となっている。
このイベントに、今年のプロツールのチャンピオン、アレハンドロ・バルベルデとチームメイトで昨年のブエルタ山岳賞、今年「パリ-ニース」の第5ステージ優勝者ホワキン・ロドリゲスが登場するというので、イベント2日目、11月18日の午後3時のトークショーにいってきました。
今回は運良く、整理券が貰えたので、この二人のサインも入手。さらにミヤタスバルの栗村監督はじめ選手のサインもいただき、僕にとって実りの多い1日となりました。
§3年越しの挑戦とチャンピオン
バルベルデは、どちらかというとグランツールのようなステージレースの選手というイメージだ。しかしこのトークショーではこの3年間、クラシックレースへ挑戦していたという発言があった。クラシックレースとは、長い歴史と格を持つ1DAYレースであり、何日もかけるステージレースとは異なり勝負を1日にかけるレースだ。
そして今年、ついに「フレーシュ・ロワンヌ」「リッジェ-バスク-リジェ」の2大クラシックを制覇。そのシーズン前半の勢いのままポイントを重ね、そしてシーズン終了を待たずにプロツアーのチャンピオンを獲得した。
しかし、このプロツアーのチャンピオンについて、彼はいたってクールだ。来年のタイトル防衛については、プロツアーの優勝は、1勝、1勝の積み重ねでありその結果と。しかし、クラシックの勝利を狙うということはそのまま来期への自信と僕は見た。
§バルベルデ、ツールを語る
やはりトークのステージの話題はツール・ド・フランスへ。
今年のツールでは、第4ステージの落車でリタイアという結果に終わったからだろうか、「ツールは難しい」と、インタビュアーがどんなに自信のコメントを求めても、消極的な印象をうけるコメントとなっていた。このへん、先々週のバッソとは対照的に感じた。
最後になって締めのコメントとしてようやく、ツールを獲って、世界戦。そしてジャパンカップの参戦でまた来日するとリップサービス込みの発言。
ただ、このコメントについも、ツールで成績がふるわなかったらブエルタを走るとか、どこかツールに対しての積極性は感じられない。
それよりも先日の世界戦でベッティーニに破れたことの無念さのほうを強く感じた。彼にとってはツールよりアルカンシェルなのだろう。ツール偏重な昨今の雰囲気の中で、この姿勢は好感がもてる。
次回更新に、ちょっとつづく…
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登録日:2006年 11月 19日 16:13:59
サイクルモードでスッキリ

サイクルモードのおまけです。
プロツアーの中継などにチラチラと見かけ、気になってしょうがなかったモノの実物を見ることができました。
0.SYMETRICの楕円ギアです。よくみると少し台形っぽくなっているのですが、ここに変速時の抵抗を軽減する工夫があるとか。
楕円ギアというと、もう10数年も昔、シマノよりバイオペースというものが出ていたことを覚えているひともいるかもしれません(たぶん僕と同じくいい歳の方だと思います)。スムーズな足の回転というコンセプトで生まれたチェーンホイールでしたが、その寿命は短く、いつの間に消えていました。
この0.SYMETRICは、そのバイオペースとは180°考え方が違うというのが実際に手にしてわかりました。それは楕円のつき方がバイオペースと90°違うということ。この角度の差が、スムーズな回転というシマノに対して、“踏み込む”というペダリング、すなわちより高いトルクを発生させるという独自の設計思想を主張しています。
説明を聞くと通常のギアよりかなり重い(53tだと55tぐらいに感じるとか)そうですが、トルク型のペダリングをする人にとっては逆に出力が出るため通常ギアより坂が上りやすいという話も。
実際に回させて貰うことができなかったので、そのフィーリングや変速タッチを実感することができなかったのが残念でしたが、機会があれば是非試してみたいパーツのひとつです。
サイクルイベントはゲストもお目当てですが、こういう気になるモノの現物が見られるまたとない機会です。どういうものか気になっていたので実物を目にし少しスッキリしました(実際回させてもらえればもっとスッキリしたのに…)。
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登録日:2006年 11月 07日 20:16:41
- プロフィール

- 小林昌幸
- (男)
- 1968年05月10日
- 自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
ご意見、お仕事のご依頼は−
coba☆m9.dion.ne.jp
(お手数ですが、☆を@にかえてご入力ください)
- 最近のエントリー
- [02/07] 自転車の保険
- [01/31] 訃報:川勝正幸氏
- [01/01] 新年におもう自転車環境のこと
- [12/20] 今年一番、印象的だった広告。
- [11/26] 「さ」を入れれば丁寧ってもんじゃない
- [11/05] サイクルモード2011にて〜ようやくカーボンに目覚めた私。
- [10/27] ツアー・オブ・ブリテンは、BS12 TwellVで!
- [10/06] ありがとうございました。安らかに。
- [08/24] いろいろ訂正
- [08/02] 枝折峠ヒルクライム、中止。
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