カテゴリー [自転車競技]
チッポリーニが帰ってきた!
【2月25日 AFP】自転車レース、ツアー・オブ・カリフォルニア2008(Tour of California 2008)・最終第7ステージ(サンタクラリナからパサディナ、150キロメートル)。
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(c)AFP
最終ステージの勝者はヒンカピー、総合優勝はライプハマーと、旧ディカバリーチャンネルチームの選手がクライマックス飾った。ちなみにライプハマーが所属するアスタナチームの今期の機材はトレックと、やはりディカバリーチャンネルを思い起こしてしまう。選手と機材、表彰台に今はなき地元名門チームの青いジャージを見たファンは多かったのではなかっただろうか。
しかし、今年のツアー・オブ・カリフォルニアで僕が熱くなったのは伝えられるレースの展開や結果ではなかった。
あのイタリアの伊達男、マリオ・チッポリーニがレースに帰ってきたのだ。
年齢40歳(レース時、現在41歳)。引退して3年。並の選手なら考えられない復活の報に思わず目頭が熱くなってしまった。
チームはアメリカのコンチネンタルプロのロックレーシング。カリスマといえども、さすがに欧州のプロツアーチームとはいかない。それでも、レースに走っている、もうそれだけで充分すぎる存在。さらに、第2ステージでは3位に入り、表彰台に立っている。このステージの勝者はボーネン(クイックステップ)であったが、この表彰台ばかりは影が薄かったのではなかっただろうか。
この結果を見てもセカンドグレードのチームが、スポンサーのために注目を得たいがために往年の選手を担ぎ出したのとは、わけが違う。先月の「ミラノ〜サンレモ」を照準にしていたというが、残念なことに出場はなかった。これに対して「俺は、もう引退いているから」と言ったという話も彼らしいが、引退しているとうそぶく選手が現役をおさえる結果を出しているのも事実だ。
往年の名選手がレースに戻ってくるといえば『監督』として。年齢的にも、普通は選手としてなんて想像しない。しかし、我らの英雄チッポリーニは選手として帰ってきた!
自分のことで恐縮ですが、来月40歳。いつのまにか、これまでのことを振り返りながら、仕事やいろいろなことに対して意欲を失いかけていたような気がします。チッポリーニの復活は、そんな自分に喝が入ったニュースです。ちょっと気障ですが、振り返り、愚痴をいうのが人生ではない。
真の英雄は、ただ行動するだけで、海を越え極東の島国の中年男にまで、大切なことを思い起こさせてくれる。
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登録日:2008年 04月 07日 09:35:06
また一人の英雄を失った
【12月7日 AFP】カザフスタン自転車連盟(Kazakhstan Cycling Federation)から1年間の出場停止処分を下されたプロサイクリングレーサーのアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)は7日、現役生活を終える一方で自身の名誉を回復させる意向であることを明らかにした。
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(c)AFP
本当にくだらないことになったものだ。
毎年思うが、なぜドーピング疑惑はツール・ド・フランスを機に大きくなる。
それ以前のジロやUCIのレースひっかからなかったものが、この世界最大の伝統ある自転車レースと言われるもので。
ヴィノクロフが、まだ現役として活躍できる能力、資質を備えているにもかかわらず現役引退を決意した。
僕はこの行動を“抗議の姿勢”として受け止めた。このあと彼は、身の潔白を証明するための行動をつづけるという。それにより身の潔白が証明されたとき、自転車レース界は英雄を追いやったことを後悔するだろう。それは、ランディスらについてもしかりだ。
ここ数年、こんなことばかりがツール・ド・フランス以降に起こる。
来年は、そのツール・ド・フランスもUCIのプロツアーから離れるそうだ。少しは、こうしたくだらない騒動が減ることだろう。
乱暴な考えかもしれないが、いっそフランス以外のチームは、ツール・ド・フランスはじめASO主催のレースをボイコットするぐらいのことをしていいのではないかとすら思う。
正直、ランスの勝ち逃げも影響しているように考えるのは僕だけだろうか。ダブルツールもアルカンシェルもとったことのない、ツールしか走らないアメリカ人選手に振り回された7年がASOの態度をああしたものにしたのではと。そうした選手だから、それしか大きなタイトルのない選手だから勝ち逃げしたと僕は思っている。ちゃんと走りつづけ、きっちり次の世代につなげる引退の仕方をしていたなら、ディフェンディングチャンピオン不在の混沌をつくることもなく、ここまでツールが荒れることはなかったのではないかと考える。初優勝した年、ランスにはドーピング疑惑があったことを忘れないでほしい。ディフェンディングチャンピオン不在の混沌に、あのときにと7年たってASOが考えたというのは考えすぎか(考えすぎだろうな、やぱっり)。
ツールがプロツアーから離れたことぐらいしか明るいニュースのないところにきて、何回も言っているが、もううんざりだ。
このニュースのおかげで、心穏やかでなく、勢いに任せたぐだぐだの文章になってしまいました。ここまで読んでいただいた方、申し訳ありません。でも、それぐらショックです。
ヴィノクロフの身の潔白が証明されることを、心から祈ります。
<訂正(12月13日)>
パパラッチさんのご指摘のとおり、1993年のオスロでの世界選手権ロードの部門でランスはアルカンシェルを獲っていました。お詫びして、訂正いたします。
<追記 (12月12日)>
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登録日:2007年 12月 07日 17:45:28
本当なのか、ウルリッヒ
【5月28日 AFP】自転車競技チーム、T-モバイル(T-Mobile)の前身であるテレコム(Telekom)でトレーナーを務めていたJef d’Hon氏は27日、97年のツール・ド・フランス(Tour de France)覇者でドーピング疑惑から2月に引退したヤン・ウルリッヒ(Jan Ullrich、ドイツ)が1992-96年の間にEPOを使用していたと、ドイツの週刊紙「ビルト・アム・ゾンターク(Bild am Sonntag)」に語った。
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(c)AFP
「ビルト・アム・ゾンターク」という週刊誌が、どういうものなのか僕はしらない。しかし、元トレーナーが、なにか話したことは確かだろう。
彼の疑惑は不当なものと信じてきたので、それなりにショックを受けた。
この週刊誌と元トレーナーの論旨が間違っているなら間違っている、やっていたのならやっていた。こうなってはもう本人が、きちんと話すしかないのではないだろうか。ぐずぐずに終わらせてしまうのは、ウルリッヒのような輝かしい経歴を持つ選手には、どちらにしてもふさわしくないように思う。
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登録日:2007年 05月 28日 16:51:11
ツアー・オブ・ジャパン −最終ステージ・東京

今年も、ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)の最終ステージの観戦に東京・大井埠頭へ行ってきました。
今、帰ってきたばかりなので、とりあえず速報とういうことで−−−
NIPPOコーポレーション・梅丹本舗・エキップアサダの新城幸也が、逃げ切りステージ優勝。1stステージの同チーム・宮澤崇史につづいて日本人が今年は2勝をあげた。
全ステージ終了し総合優勝は、アックア・エ・サポーネのフランチェスコ・マッシャレリ。日本で開催されるレースでありながら総合の表彰台になかなか日本人が立てない。
ステージ優勝も獲れるようになってきている。来年こそは最終日の総合の表彰台で日本選手の姿がみたい。いや、見られるように応援したい。
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登録日:2007年 05月 27日 18:24:06
ランディスの件も擁護してほしいな
IOC アームストロング氏の禁止薬物使用に関わる発言でパウンド会長を非難 - 米国
【ロサンゼルス/米国 12日 AFP】国際五輪委員会(IOC:International Olympic Committee)が2日に倫理委員会を開き、自転車ロードレースのツール・ド・フランス(Tour de France)で7連覇を飾り2005年に現役を引退したランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏へ批判するコメントを発している世界反ドーピング機構(WADA:World Anti-Doping Agency)のディック・パウンド(Dick Pound)会長を非難する決議を採択したとロサンゼルスタイムズ(Los Angeles Times)紙とニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙が報じた。
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(c)AFP/Timothy A
この件となるといつも疑問に思うには、なぜランスは疑惑があってもチャンピオンを剥奪されず走り続けられていたかということだ。
べつにアンチ・ランスファンではないが、その後、他選手のドーピング騒動を見ると、白も黒もはっきりしない状態でも、次々と出走停止や辞退を求められるような状況が起きている。
去年のツール・ド・フランスでチャンピオンを剥奪されたランディスも、言ってみれば当時のランスと同じ状況ではないのだろうか? なのになぜ、ランスは走り続けながらそうした状況と闘うことができ、ランディスは走ることもできず孤独に闘わなければならないのか。
どちらもアメリカ人ということから、国籍で差別されているわけではなさそうだ。
この記事は、バウンド会長についての非難で、単にランスに対することだけではないようにもとれるが、ランスに関わるドーピングについてのトピックはこれにかかわらずいつも「特別」な気がする。
やはりランスはスペシャルな選手ということなのだろうか。プロのスポーツであるのだから、競技ルール以外では、格の違いや対応の不平等があってもしかたないことだ。しかし、「スキャンダル」とワイドショー的な言い方をしてもドーピングは法にれる事柄であり、そこに温度差があるのはおかしい。
その差には、表に出ないが客観的に納得できる明確な理由があるかもしれない。きっと僕よりもこうした問題に詳しい事情通なら、こうした僕の意見は鼻白むものであるのだろう。
しかし、こうした問題であるからこそ、普通のファンが理解できる説明がもっと明確にあってもいいと思う。
いつも思うのは、疑惑ばかりセンセーショナルに報道され、その真実はうやむやなままフェードアウトしていくことだ。こうした不透明な空気が、どこか自転車競技にダークなイメージをつきまとわさせているように感じる。
こうして今もランスのドーピングが話題になる。きっと話題的には面白いのだろうが、どんな実績を持っていようとすでに終わった選手だ。それよりも、今を闘う選手についての正しい擁護をあまり耳にしないことがさびしい。
ランディスやウルリッヒにも、こうした擁護の論調がほしい。彼らはランスと違い、まだ現役なのだから。
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登録日:2007年 02月 18日 18:03:12
及川、ワールドカップの表彰台へ
<自転車 UCIトラック・サイクリング世界選手権>Mouris/Stam組 男子マディソンの優勝を果たす - ロシア
【モスクワ/ロシア 17日 AFP】06-07UCIトラック・サイクリングW杯クラシックス(UCI Track World Cup Classics)第2戦、男子マディソン決勝。オランダのJens Mouris/Danny Stam組は、42分34秒620をマークしてこのレースの優勝を果たした。(c)AFP/TATYANA MAKEYEVA
第3戦ロスアンゼルス大会の配信がないので、とりあえず写真は第2戦からです。
第1戦、第2戦と配信があったのですが、どうしてか第3戦がきません。これは僕の推測ですが、アメリカでの大会ということもあるのでしょうか。
アメリカには、自転車競技の良い選手は大勢いるはずなんですが、競技自体はどうも人気がないようです。最近はランス・アームストロングのおかげでロードレースにはある程度注目が得られるようになってきたようですが、それまでは全くだったと言われています。トレックなど良い自転車メーカーが多いのに(ただMTBからのメーカーが多いのでドロップハンドルは最近)と不思議と思いますが、どちからというと子供時代にBMXという感じなのかもしれません。
余談ではありますが、国際的に人気のあるサッカーも注目があまりないようです。野球とアメリカンフットボール(あと、アイスホッケー)が中心となった独自のスポーツ文化が強固に形成されて国であるということなのでしょう。
国際大会であるにもかかわらず、国内でマイナーなため興味を持つカメラマンがおらず、提供される写真がなかったのかもしれませんね。後日、配信があったら写真を差し替えたいと思います。
§ボスがいない第3戦
この大会には残念なことにオランダのテオ・ボスが欠場。会場にはあのラボバンクカラーのユニフォームが見られないのでオランダチーム自体が欠場のよう。
圧倒的な強さのボスがいないことでレースがどう動くかという期待も高まる。しかしスプリントでフランスのボジェ、ケイリンでイギリスのホイの優勝と、僕の中ではこのボス、ボジェ、ホイが3強なので予想通りという感じだった。
ただ意外だったのは、ホイの優勝が世界戦初だということだ。イメージではもっと勝っていてもいいと思う選手なんだけどなぁ。
ボスは今回欠場しても、前回、前々回のスプリントを優勝していることからもアルカンシェルはしかり射程に入っている。
§及川裕奨、1kmタイムトライアルで銅メダル
今回の日本チームは、成田和也、及川裕奨、永井清史、新田祐大、西谷泰治、盛一大という顔ぶれ。
そして、ついに日本人が今シーズン初の表彰台に立った。1kmタイムトライアルで及川は1分4秒814というタイムで第3位。本人は3秒台を狙っていただけに若干喜びきれない表情も見られたが、見事に銅メダル。フレデリック・マニエをナショナルディレクターに迎えた日本チーム新体制のスタートに華を添えたといっていいだろう。
個人的に注目は、成績としては16位とイマイチかもしれないがポイントレースを走った盛である。盛はもともとロードの選手であるので、ピストで見るのは新鮮だった。
あとは成田がケイリンで10位。第1回戦で2位と好調のすべり出しだったが、準決勝となる第2回戦で5位と決勝へは届かず残念。
成田・及川・新田のチームスプリントが7位となった。
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登録日:2007年 02月 14日 21:17:21
ボス、世界新記録!
<自転車 UCIトラック・サイクリング世界選手権>テオ・ボス 男子スプリントを制す - ロシア
【モスクワ/ロシア 16日 AFP】06-07UCIトラック・サイクリングW杯クラシックス(UCI Track World Cup Classics)第2戦、男子スプリント決勝。オランダのテオ・ボス(Theo Bos)は、ドイツのステファン・ニムケ(Stefan Nimke)を降し優勝を飾った。(c)AFP/TATYANA MAKEYEVA
§今、ピスト界の“ボス”はやっぱりボス
いきなりオヤジギャグですみません。今年39歳のオヤジなのでお許しください。
ダジャレはさておき、本当にオランダのテオ・ボスは強い。この大会では、スプリントに集中ということでケイリンには出走しなかったが、200mフライングタイムトライアルで9秒772という世界新記録を樹立。スプリントはもちろん予選よりダントツのスピードで1位、優勝を果たした。
チームスプリントは惜しくも2位であるが前回同様、第一走者の遅れを取り戻しボスの周回では勝っていた。
今、このボスにかなうのはいないのではないかと思う。このまま故障もなく順調にあと9年もすれば、中野浩一氏の世界選手権スプリント10連覇を破るのではという期待もまんざらではないような気がしてきた。
§日本チームも健闘
今回の日本チームの顔ぶれは、アテネ五輪銀メダリストで「♪競輪場〜へ、こいッケ、エエコ」のCMでおなじみの伏見俊昭、金子貴志、中川誠一郎。
ケイリンでは、伏見が予選5位となるが敗者復活戦3位で準決勝進出。そしてこの準決勝を3位で勝ち上がり結果は6であったが決勝を走った。
中川も、1kmタイムトライアルで惜しくも表彰台は逃したが4位。チームスプリントでは5位と健闘した。
§勘違いしてました
A.ヴィノクロフをブエルタ優勝のあの「ヴィノクロフ」と勘違いしておりました。このW杯クラシックスに出場しているのは“アンドレイ”ヴィノクロフ。アレクサンドル・ヴィノクロフも以前、トラック競技をやっていたとうことを耳にしていて、同じAからはじまる名前であったこともあり、僕が見た出走リストの「A.ヴィノクロフ」を勘違いしておりました。去年のA.ヴィノクロフもこの“アンドレイ”でした。前回のシドニー大会の記述を訂正いたします。すみません。
ちなみに、今回のロシア大会のケイリンは、このアンドレイ・ヴィノクロフが優勝した。
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登録日:2007年 01月 21日 18:41:28
新年にツァベルを想う
<自転車>エリック・ツァベル 2008年シーズン終了後の引退を表明 - ドイツ
【ドイツ 17日 AFP】自転車、チームミルラム(Team Milram)のエリック・ツァベル(Erik Zabel、ドイツ)は、2008年でチームとの契約が切れることからシーズン終了後に引退を考えていることを明らかにした。写真は、第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)、最終第21ステージで優勝を飾ったツァベル。(2006年9月17日撮影)。(c)AFP/Jaime REINA

皆さま、新年あけましておめでとうございます。
§やっぱり鬼が笑う?
去年末のこと、このツァベルの記事を見たとき、あぁ、ついにかと思ってしまいましたが、よくよく見るとあと2シーズン。やっぱりこういうものは、「あと1年」「今度がラストシーズン」という発表のほうが感慨深いものを感じるのが人情。
この12月30日に引退した競輪の吉岡選手は、最後のレースが終わるまでその言葉を口にしなかった(新聞などには、もうそれとなく出てた)けど、あまり引退までの期間があるのもそうした感慨が薄れるような気がする。
※このケイリンGPは観戦に行ったので、後日レポートします。現在編集中。
それというのもマリオ・チッポリーニの引退の例があるから。チッポリーニは、サエコチームよりアクアネサポーネチーム(2年目はドミナヴァカンツェにスポンサー変更)に移籍し、ツァベルと同じく契約期間満了とともに引退と言われながら、このアクアネサポーネ→ドミナヴァカンツェチーム(シマウマ柄ジャージの期間)の契約終了後はリクイガス・ビアンキチームに移籍。まだまだヤルという意欲を見せていた。まぁ、ただドーハのステージ優勝後、思うような成績が上がらず、やっぱりとシーズンの前半のジロのプロローグをラストランに引退してしまったんだけど。
よく来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、2シーズン先は? 年齢と最近の成績をみると、ツァベルクラスの選手なら選手寿命ギリギリまで行かなくてもこの辺でという気もするし、まだまだ現役でいて欲しいという気もするし複雑な想いを感じます。
§さらに先の期待
ツァベルの生まれは1970年7月7日。考えて見れば、この引退スケジュールからいうとその時の年齢は38歳となる。たしかに限界を見据えた懸命な判断かもしれない。
あらためてこの年齢を思うと、最近はなかなか勝てていないとはいえ、ここまでスプリンターとして現役でいたことに敬服する。あのローラン・ジャラベールでさえ、晩年はスプリンターからクライマーに転向している(これは、これでビックリした)。
それは、1996年〜2001年までツール・ド・フランスのポイント賞6連覇という偉業を成した彼だからなのかもしれない。
そして忘れられないのは、この表彰台のツァベルの肩にはいつもマイヨ・ヴェールを着た息子のリック君がいたことだ。ツァベルとともに最多のポイント賞の表彰台に上がった彼が、あと数年後このロードの世界に姿を現すのではないかと今から期待している。
ということで、
本年もおつきあいくださりますよう、よろしくお願いいたします。
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登録日:2007年 01月 02日 11:44:46
ボスは『世界の中野』に追いつけるか
<自転車 06-07UCIトラック・サイクリングW杯クラシックス>テオ・ボス 男子ケイリンを制す - オーストラリア
【シドニー/オーストラリア 17日 AFP】06-07UCIトラック・サイクリングW杯クラシックス(UCI Track World Cup Classics)開幕戦、男子ケイリン決勝。オランダのテオ・ボス(Theo Bos)は、1着でフィニッシュしガッツポーズをみせる。(c)AFP/Greg WOOD
これからのシーズンは、トラック競技とシクロクロスだ。なかでもトラック競技が、ここ数年興味を持ち始め徐々に面白さがわかってきた。ほんとに、ここ数年なので、僕自身まだまだ知識も観戦のポイントも未知(無知とも)な部分が多いが、それがわかっていくことも含めて面白い。
最初は、ロードの選手も出ていたりすることろでの興味でしかなかったが、見始めるととても興味深い。一口にトラック競技といっても「タイムトライアル」「スプリント」「チームスプリント」「ケイリン」「 個人追抜競走」「 団体追抜競走」「ポイントレース」などの種目があり、同じスタジアムのトラックコースで行われても、それぞれに特徴のあるレースに興味はつきない。
僕は特に、多段ロケットを切り離すように加速していく「チームスプリント」が好きだ。
§それはそれとして、ヴィノクロフにオフはあるのか
ニクいまでの余裕でテオ・ボスがこのワールドカップ第1戦の「ケイリン」を制した。
ボスは、去年の「ケイリン」と「スプリント」の世界チャンピオン。今年、日本の競輪にも来ている。
「チームスプリント」は、惜しくもイギリスに破れたが、ボスの区間では第一走者の遅れを取り戻す脚を見せた。
現在、この世界チャンピオンの証、アルカンシェルを着るボスはまだ23歳。今回のワールドカップ第1戦の様子を見る限り出だし好調と、今年のアルカンシェルの期待も高まる。そして何よりその若さは将来的にも、どこまで行くのかという期待もしたくなる。
アルカンシェルと言えば、中野浩一の前人未到の10連覇の記録であるが、その年齢と現在のポテンシャルからその記録にも届くのではないかという気にさせてくれる。まぁ、まだ連覇もしていないのでなんとも言えないのだが。
それはそれとして今年もこのワールドカップにヴィノクロフが参戦している。あの今年ブエルタで優勝したヴィノクロフである。僕だけかもしれないが、彼はもうロードのイメージのほうが強く、今年はどうかなと思っていたが出場していた。
ロードではシーズンが終了するとレイオフに入り、自転車にも乗らなくなり来期のために完全なオフに入る選手が多いが、この人にはオフシーズンはないのだろうか?
§日本人にも活躍のチャンスのトラック競技
トラック競技はロードレースよりも日本人が活躍できる競技だ。それは「ケイリン」という種目にしても、その名の通り日本の「競輪」から生まれた種目であることからも察することができるだろう(ここしばらくイマイチ獲りにいけてないけど)。ここ数回のオリンピックでの活躍からも分かるように、日本人が上位入賞を期待できる競技である。
今回も、金子貴志、渡邊一成、成田和也、及川裕奨、内田慶、そしてベテラン飯島規之が出場。成田は「ケイリン」の準決勝まで勝ち上がり総合で9位、40歳のベテラン飯島も「スクラッチ」で9位、「チームスプリント」も本戦出場を果たし10位につけた。
余談ではあるが、この日本のトラック競技を語るうえで欠かせないのが中野浩一である。1977年のサンクリストバル世界選手権のスプリントで日本人初の優勝を納め、先にも記したがその後、前人未踏の10連覇を達成。それは10年間という期間を世界王者として君臨していたことであり、その名は今も世界に響いている。日本では「面白い競輪のおじさん」的な扱いなのが自転車ファンとしては悔しい。プロとして世界に通用する日本人としては、近年サッカーやF1、テニス、ゴルフ(野球は所詮アメリカ一国、いってもその息のかかった国とキューバだけなので世界ではない)のアスリートがその先駆者的に取り上げられるが、時代的にも氏こそ先駆者としてもっと尊敬されてもいいのではと思う。
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登録日:2006年 12月 07日 10:37:38
思い起こせば不公平な裁量
<自転車>D・ミラー コフィディスのドーピング疑惑に対しての裁判に出廷- フランス
【パリ/フランス 6日 AFP】自転車競技チーム、コフィディス(Cofidis)のドーピング疑惑に対しての裁判のため、元タイムトライアル世界チャンピオンのデーヴィット・ミラー(David Millar)がパリ近郊のナンテール裁判所に到着した。チームに関わる選手7人を含む10人は、2001年から2004年にかけて組織的にドーピングを行っていた疑いがかけられている。(c)AFP/DAMIEN MEYER
まず最初に、僕はコフィディスというチームが好きだ。グランツールでは総合を狙うというより、ステージ狙いというチームだが、そこがいい。初めてツール・ド・フランスで見たときは、ステージが狙えなくても、先頭を集団で固めてみたり、観光の機関車をトレインを組んで追い抜いたりと、プロとして(当時は厳密にプロとは言いにくいが)目立つということがわかっているという感じがイカしていて、そのときから気にいっている。
しかし、それはそれである。どうもおかしいなぁと今更ながらに思うのがコフィディスのドーピングに対するASOの態度だ。これまで疑わしきチームや選手を、その事実の究明すらせず実質的にツール・ド・フランスより排除しながら、数年にわたってのドーピング容疑に加え実際にやったと自らいっている選手がいるにもかかわらずコフィディスについてはなんら勧告も行っていない。疑惑の持ち上がった年も、コフィディスはツールに出場している。
コフィディスはフランスのチームである。だからということなのだろう。主催者裁量なのだから、と言ってしまえばそれまでだ。しかし、ツールは現在UCIのプロツアーに組み込まれたレースである。年間ポイントにも関わってくるため、主催者とはいえプロツアーについて不公平となる裁量はいかがなものだろう。
コフィディスの場合はプロツアーになる前だからという見方もできるが、組織ぐるみと言われこうして未だに尾をひく問題である。個人が処分されているからとうのなら、アスタナはどうだ。また今はすでにないがケルメのときは?
こういうことを言うと、別にツールはUCIでなくてもいいという話になるのだろうが、だからこそだ。格を言うのであれば、その格に見合った振る舞い、判断というものがあるだろう。フランス人はもう少しプライドの高い国民だと思っていたのだが、ASOのプライドというのには、よく言われるエスプリとかいうものがは欠けているようだ。
まぁ、こんな極東の何の影響力もない人間が、このようなことを言っても何が変るということもないのだが。
最近、オフシーズンだけにこんな記事の配信が多いので、ついこのような文章ばかり書いてしまう。
僕が自転車レースに興味を持ち、ロードバイクに乗るきっかけとなったのは深夜のツール・ド・フランスの中継だった。そのツール・ド・フランスが、ここ数年なんかおかしい。そう思っているのは、僕だけではないだろう。そういいながら、7月になればまた熱くなってしまうんだよね。ASOの思うつぼである。
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登録日:2006年 11月 11日 00:47:38
- プロフィール

- 小林昌幸
- (男)
- 1968年05月10日
- 自転車ずきのライター稼業。
就職・進学情報誌のライター、二輪・自動車メーカーのコピーライターを経てフリーランスに。
実は、デジタル機器、ゲームやホビーの仕事も多く、アキバ系もテリトリー。
お仕事のご依頼は−
coba☆m9.dion.ne.jp
(お手数ですが、☆を@にかえてご入力ください)
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