「銃社会」
【ブラックスバーグ/米国 18日 AFP】バージニア工科大学(Virginia Tech)銃乱射事件を捜査中の警察当局は18日、初期捜査の段階でミスを犯した可能性が明るみに出たことで厳しい批判にさらされている。
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長崎で、そして米・バージニア州で銃による惨劇が起こった。これらのニュースを伝えるわが国のマスコミから伺えることに顕著なちがいが見られた。
長崎市長を襲った銃弾に関しては読者もさまざまな思いを持っておられることだろう。マスコミ報道では犯人と市とのいざこざが原因だという論調が多いように思う。もう少し踏み込んだ記事がほしいとも思うが、それが「事実なら」まっとうな報道だろう。ただ背後に「何か」が無いのかは今後の捜査を待たなければいけないとも考える。犯行後直ちに逮捕された容疑者は2年以上も前にあった長崎市とのトラブルが原因と取りざたされている。2年間、何もなくて突然銃撃するというのはいかにも不自然だ。
一方、アメリカの事件では、銃社会の矛盾を突いた報道が多いように見受ける。たとえば「大学構内での銃携帯」を許可するよう働きかける規制反対派の動きが活発化しているという。規制反対派は「学生が銃を持っていれば自衛できた」という論調も勢い図いているということだ。無論その逆の運動も勢いづいてはいるが。
事件の衝撃に関して、いずれも市民に大きな衝撃を与えたという点では同様だが、その後の市民やマスコミの論調に大きな違いが出ていることに興味を覚える。自分の身は国や法律、行政が守るのが当たり前と感じている日本と、自分の身は自分で守るのが当然というアメリカ社会の国民性の違いである。
この点を理解して二つの事件を見つめなければならない。自分の身は自分で守ることが建国以来の伝統だという米国に「追随した政策」を採り続けることはかなり危険性が高いのではないか。
二つの事件の報道からこんなことが透けて見える。
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登録日:2007年 04月 19日 10:57:31
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