坐骨神経痛で手術を選択する場合

坐骨神経痛の原因として腰部脊柱管狭窄症が挙げられるのですが、
これ自体は悪化しても命までもがおびやかされることはまずありません。
そのため、ほとんどの場合はいきなり手術を行なうことはせずに
保存療法で治療を進めることになります。

ではどのような場合に手術を行なうのでしょうか。
それは保存療法では症状がなかなか改善されず、
仕事や普段の作業が行なえないなど日常生活に支障をきたすようになった場合です。
また、高齢者の場合では、筋力の衰えから歩くことが困難になり、
排尿や排便の障害をきたすようになった場合も当てはまります。

坐骨神経痛の症状の緩和だけであれば神経ブロック療法などで
効果が得られることが多いのですが、排尿障害などが出てくると、
保存療法だけでは日常生活の快適さが損なわれてしまいます。

手術が必要なケースは、腰部脊柱管狭窄症が進行して次のような状態である場合です。

●足の痛みが強くなり間欠跛行が強まり、日常の動作ができなくなった場合
●筋力の低下によって歩行ができなくなった場合
●保存療法だけでは排尿や排便のコントロールができない場合

高齢の人では筋力の低下などから、若い人に比べて
手術が必要な場合が増えているようです。
術後の回復が早くできるよう、リハビリにも早くから取り組めるよう、
手術に使われる器具なども日々研究が重ねられ進歩してきています。

しかし、やはり手術を受けようと望むのであれば、メリットだけでなく、
手術によるデメリットなども理解した上で受ける必要があります。

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登録日:2009年 07月 26日 21:44:14

腰部脊柱管狭窄症を治すための手術

坐骨神経痛の治療は保存療法が主になりますが、それでも症状が改善されなかった人は手術を決心するかもしれませんね。
そんなときのために、代表的な手術の方法をお話したいと思います。

坐骨神経痛を治すには、それをもたらしている腰部脊柱管狭窄症を治すための手術を行なうことになります。

腰部脊柱管狭窄症の代表的な手術には、神経への圧迫を取り除くための椎弓切除術と、変形や異常な動きをしている椎間に対しその部分を固定する脊椎固定術があります。

●椎弓切除術
 全身麻酔をかけて、うつ伏せの姿勢で行なわれます。
 まず皮膚を切開してから、腰椎についている筋肉を丁寧にはがし、腰椎の背骨を露出させます。

 次に神経根を圧迫している椎弓や椎間関節、靱帯を切除していきます。
 腰椎椎間板ヘルニアを併発している場合には、ヘルニアも除去します。
 この手術で皮膚を切開する長さは6~10cmほどで、狭窄症を起こしている部分の数によって異なります。

●開窓術(部分椎弓切除術)
 基本的には上記の椎弓切除術と同じですが、開窓術では神経を圧迫している部分だけを中心に除去して、それ以外の部分は可能な限り残そうというものです。
 狭窄の範囲が限局されているときに用いられる方法です。

●脊椎固定術
 腰部脊柱管狭窄症に腰椎すべり症などが合併しているケースでは、椎弓を切除したあと腰椎が不安定になることがあるため、その部分に人工骨や削った骨を移植してから金属とボルトで固定します。

 手術後は2、3日ベッドで安静にしてから、コルセットを装着して歩行練習を始めます。

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登録日:2009年 07月 10日 22:01:55

腰部脊柱管狭窄症の手術

どんな手術でもそうですが、簡単にその日に行って即受けられるものはありません。
(プチ整形などは別ですが・・・)
坐骨神経痛の手術でも、もちろん術前にはさまざまな検査が行なわれます。
入院前に、血液検査、尿検査、心電図、肺機能検査などを行ない、体調や隠れた合併症がないか、などを正確に調べます。
もし術前の検査で異常が見られると、それぞれの担当医師と手術が可能かどうか相談し、さらに詳しい検査を行なうことになります。
特に腰部脊柱管狭窄症(坐骨神経痛の主な原因となる病気)の手術では、重い内科の病気を併発している場合は手術が延期されます。

手術のための入院をしてからも、全身のチェックや神経の検査をしてから手術となります。
術前検査におよそ1週間を要します。

手術後、退院するまでは栄養バランスのよい食事を摂り、軽い運動を行ないます。
術後の痛みで食欲がない場合は、点滴で栄養補給を行なう場合もあります。
手術後の痛みは普通2、3日続くことが多く、この間は鎮痛剤や、傷口からの感染を防ぐための抗菌薬が点滴されます。
退院するまでに、日常生活での正しい姿勢や立ち方、歩き方、座り方などの指導を受けます。

退院後は自己管理を続けながら、必要に応じてリハビリテーション科に通って理学療法を受けることもあります。
具体的なリハビリの内容は、各個人の回復度や術後の症状によって異なります。
主治医や担当の理学療法士から説明を十分に受けてください。

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登録日:2009年 06月 27日 00:08:37

坐骨神経痛の原因/腰椎椎間板ヘルニア

お尻や足に不快なしびれが起こる、太ももに痛みが走る、
などの症状があらわれたときには、まず坐骨神経痛を疑うでしょう。
特に前かがみになると痛みが増す場合、坐骨神経痛の原因が
腰椎椎間板ヘルニアであると予測されます。
腰椎椎間板ヘルニアは20~30代の若い世代によく見られます。

腰椎椎間板ヘルニアとは、腰椎の椎骨と椎骨の間にあって
クッションの役割をしている椎間板の線維輪や髄核の一部が
後方(背中側)に飛び出した状態のことを言います。

この状態を聞くと痛そうに思えるのですが、腰椎椎間板ヘルニアがあっても、
必ずしも腰痛や坐骨神経痛の症状があらわれるわけではないようです。
MRIが普及したことで椎間板ヘルニアの経過を鮮明な画像で
確認できるようになり、このことがわかってきたそうです。

そのため、椎間板ヘルニアが神経根などを圧迫して
炎症を起こしていなければ、経過観察となります。
腰椎椎間板ヘルニアの多くは特に治療をしなくても
飛び出したヘルニアが自然に小さくなって引っ込むため、保存療法から始まります。
普通は3ヶ月でおよそ8割の人に改善が見られるそうです。

しかしこのように自然に治ることが多い反面、
腰椎椎間板ヘルニアは再発することもあるのです。
椎間板ヘルニアを起こす原因としては、
重いものを持ち上げたりからだをひねったり、
長時間にわたって車を運転したりデスクワークを続けることなどがあります。
意外にもスポーツによって腰椎椎間板ヘルニアになるケースは少ないようです。

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登録日:2009年 06月 20日 23:20:33

坐骨神経痛の治療/腰椎椎間板ヘルニアの保存療法

坐骨神経痛の治療には主に手術以外の方法である保存療法が行なわれます。
特に腰椎椎間板ヘルニアによって坐骨神経痛を起こしている場合は、
自然治癒する可能性が高いことから、保存療法が取られることが一般的です。

腰椎椎間板ヘルニアの保存療法にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず腰椎椎間板ヘルニアのおよそ8割が自然に治癒することから、
安静を指示されることが多くあります。

「安静」と言われるとベッドなどに横になってほとんど
動いてはいけないようなイメージを持つ人が多いと思いますが、
この場合は腰痛や坐骨神経痛を悪化させる動作のみ制限され、
あとは通常のままでよいとされています。
もちろん他の病気などでは臥床を強制されるほどの
安静を必要とするものもありますが。

ヘルニア型の坐骨神経痛の場合は、腰の前屈、中腰、
長時間の座位、同じ姿勢でい続けることを避けるようにしてください。
激しい運動や無理な姿勢もしないように気をつけましょう。
痛みが激しいときには、横になって休むようにしてください。

保存療法には温熱療法や牽引療法などもありますが、
牽引は腰痛を併発している場合には有効です。
また、温熱療法と運動療法は筋肉の緊張をやわらげ、
血行をよくすることで痛みを軽減できます。

しかしよく行なわれている腰痛体操には前屈運動が含まれていることもあるので、
注意が必要です。
必ず理学療法士の指導のもとに行ない、
たとえ手軽なストレッチでも自己流では行なわないほうが無難です。

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登録日:2009年 06月 14日 17:16:42

腫瘍が原因の坐骨神経痛の症状

腰が重い、お尻や太ももが痛い、足がしびれる・・・
これら坐骨神経痛の痛みは重度になると普段の
私たちの生活に支障を来たすこともあります。

しかし症状の出始めはちょっとしたしびれや異変だったり、
少し休むことで痛みが引いたり、我慢できる程度の
しびれであるためについつい放っておいてしまうことが
多いのも坐骨神経痛なのです。

少し休めば痛みが引くのは、腰部脊柱管狭窄症や
腰椎椎間板ヘルニアが原因となっているケースで
もっとも多いパターンです。
しかし腰痛や坐骨神経痛が襲ってきて、
安静にしていてもその痛みが治まらない場合、
腫瘍が原因のこともあります。
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登録日:2009年 06月 01日 20:56:20

坐骨神経痛の原因としての圧迫骨折

坐骨神経痛の原因には腰部脊椎管狭窄症や
腰椎椎間板ヘルニアが主だったものとして挙げられますが、
それ以外にも原因となる病気はあります。
例えば背骨の圧迫骨折です。

背骨が圧迫骨折をすると、背中が丸くなり身長が低くなるだけでなく、
脊柱管を形成する椎骨がつぶれて他の神経を圧迫して
腰痛や坐骨神経痛を起こします。

圧迫骨折は骨粗しょう症が原因で起こることがあります。
骨粗しょう症とは、骨の内部がスポンジのようにスカスカになり、
骨がもろくなってつぶれたり骨折したりする病気です。

骨粗しょう症の主な原因はカルシウム不足と骨の構造の変化です。
体内のカルシウムが不足すると、骨の内部にある海綿骨から減少していきます。
特に背骨には海綿骨が多いので、骨粗しょう症になると背骨は
圧迫骨折になりやすいと言われています。

カルシウム=骨を作る、というイメージが強いと思いますが、
カルシウムの働きはそれだけでなく、心臓や脳などが正常に
機能するために必要な物質なのです。
そのため体内のカルシウムが足りなくなると、
生命の維持のために骨のカルシウムが血液中に溶け出してしまいます。

生命を維持するという点からみれば、
骨の内部のカルシウムは優先度が低いため、
そこから使われてしまうわけですね。
また高齢になってホルモン分泌が減ると、
カルシウムを効率よく吸収できなくなり、
それまでと同じ食事を摂っていても骨粗しょう症になりやすくなります。

骨粗しょう症を防ぐために、カルシウム豊富な食事、
適度な運動、1日に1時間ほど日光を浴びる習慣をつけたいものです。

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登録日:2009年 05月 31日 17:49:09

婦人科疾患が原因で坐骨神経痛?

腰の痛みや下肢の痛みを感じると坐骨神経痛かな、
と自分で判断する人が多いと思いますが、
女性の場合はさまざまな要因から腰や下肢に痛みを覚えることがあります。

それは子宮内膜症や月経不順、冷え性、
更年期障害など女性特有の疾患があって、
それらが腰痛や坐骨神経痛を招くことがあるためです。

子宮内膜症は、子宮の内壁からはがれ落ちた細胞が
卵管を通って腹腔に移動して起こります。
この細胞は、骨盤壁や卵巣、卵管の表面などに移動し、増殖します。
子宮内膜症の女性の中には頻繁に痛みを訴える人もいれば、
まったく痛みを感じない人もいます。

月経のある時期に悪化したり、月経周期に関係なく
自然にあらわれては消えたりする場合もあります。
痛み方としては、下腹部、背中、直腸部での押されるような痛みが、
膣周辺の筋肉や太もも部分に放射状に流れる、とよく言われます。
この痛みが坐骨神経痛と関係しているようです。

坐骨神経痛の原因が婦人科疾患であると判明したら、
婦人科での治療を受けることになります。

また疾患ではありませんが、女性特有の経験(?)として妊娠、
出産があります。
妊娠するとホルモンバランスの変化や大きくなる
お腹を支えるために姿勢が変わり、
腰痛や下肢の痛みが出てくる女性が多くいます。

急激に大きくなるお腹のために腰に負担がかかり、
子宮に圧迫されて周辺の血液の流れがスムーズに
行かないことも原因です。
この場合の痛みは妊娠期間の終了=出産することで
解消することがほとんどです。

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登録日:2009年 05月 28日 22:39:25

閉塞性動脈硬化症/坐骨神経痛と似た症状

脊椎における疾患とは無関係に、
坐骨神経痛と似た症状が出る病気があります。
それが血管の疾患である閉塞性動脈硬化症です。

手足の慢性的な血流障害は、動脈の内側に
どろどろした物質(血液中の過剰なコレステロールや
中性脂肪)が沈着して血管の内膜が狭くなり、
血液が流れにくくなり血栓ができて血管がふさがって起こります。

この病気は高脂血症や高血圧、糖尿病、
肥満など生活習慣病と関係が深く、また
喫煙やストレスなども原因のひとつと言われ、
50歳以上の人に多く見られます。
特に糖尿病を患っている人では
約10パーセントに閉塞性動脈硬化症が見られます。

閉塞性動脈硬化症は全身に起きた動脈硬化が原因で、
両足への血流が損なわれることで慢性的に血行障害を起こします。
血液が十分に流れてこないため、両足が酸素不足になり
歩けなくなったり筋肉が痛んだりします。

症状が坐骨神経痛と似ていますが、坐骨神経痛では
座ったり前傾姿勢で痛みが軽減されるのに対して
閉塞性動脈硬化症では立ったまま休むだけで痛みがとれるのが特徴です。

閉塞性動脈硬化症は放っておくとどんどん動脈硬化が
進んで血流がさらに悪化し、最悪の場合は酸素と
栄養が不足して足が腐り始め、切断を要することもあります。
始めは両足の冷感やしびれ程度しか感じないため、
つい見過ごしてしまうのですが、進行すると
間欠跛行が出始めのちに激しい痛みと
足先端の壊死が始まるというとても怖い病気なのです。

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登録日:2009年 05月 26日 21:20:37

バージャー病/坐骨神経痛と似た症状

バージャー病という病名を聞いたことがあるでしょうか。
あまり聞き慣れない名前かもしれません。
この病気も閉塞性動脈硬化症と同じように、
脊椎に問題があるわけではないのに、
坐骨神経痛と似た症状を起こす病気のひとつです。

バージャー病は足の動脈が血栓でつまり、
血液の流れが悪くなる病気で、
国の難病の特定疾患に指定されています。

全国に約1万人いると言われる患者数のうち、
90パーセントが男性だそうです。
たばこを吸う20~40代の男性に多く
発症している血管疾患であり、喫煙が原因ではないかと
言われていますが、確かなことはまだ研究中だそうです。

症状は足先がしびれたり冷たくなったりして、
やがて歩行中に足が痛んで歩けなくなる間欠跛行があらわれます。

間欠跛行が起こるあたりは坐骨神経痛と似ているのですが、
バージャー病の場合は放っておくと血液の流れが
届かなくなり足は壊死して切断手術を必要とします。
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登録日:2009年 05月 25日 21:08:03

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