2007年 07月 21日

2007ツールドフランス展望(8)-個人TTで総合順位変動か!!

コンタドール 第12ステージ終えマイヨ・ブランをキープする

【7月21日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第12ステージ(モンペリエからカストル、178.5キロメートル)。ディスカバリーチャンネル・プロサイクリングチーム(Discovery Channel Pro Cycling Team)のアルベルト・コンタドール(Alberto Contador、スペイン)は、4時間25分32秒の43位でステージを終え、合計タイム57時間40分18秒で総合5位をキープしマイヨ・ブラン(新人賞)をキープした。(c)AFP

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 クレーデンとのプロローグでのタイム差を基準に考えると、現在3位のマヨも厳しいでしょう。とすると、クレーデンを筆頭にプロローグで上位の成績を残していたコンタドール、エバンス、ライプハイマーの4人に注目です。コンタドールはクレーデンから22秒遅れの15位、エヴァンスは23秒遅れの17位、ライプハイマーは27秒遅れの26位でした。この4人がどういったタイムでゴールするかによって総合の順位が大幅に入れ替わることになるでしょう。
 落車で尾骨にヒビという報道もあったクレーデンですが、ここまでの走りを見る限りヴィノクロフほど状態は悪くなさそうですから、今日クレーデンがマイヨジョーヌの袖を通す可能性が一番高いはずです。そのクレーデンにヴァルベルデ、コンタドール、エヴァンス、ライプハイマーがどこまでタイムを失わずにTTをクリアできるかで、総合争いの行方が見えてくるでしょう。ここをクレーデンから2分以内でゴールできれば、ピレネーでの2つの登りゴールで逆転も可能になります。逆にクレーデンに2分以上のタイム差をつけられると厳しくなるでしょう。
 ツール直前のツールドスイスの33.7kmの個人TTでもカンチェラーラから20秒しか遅れていないクレーデン優位は動かないでしょう。楽しみなのはコンタドールです。山岳での強さはアルプスで充分見せてくれましたから、TTでの期待も高まります。パリ・ニースでも総合優勝があるように単なるクライマーではないはずです。大胆に予想すると、総合1位がクレーデン、2位にヴァルベルデ、3位コンタドール、4位ライプハイマー、5位にエヴァンスといったところでしょうか?ヴィノクロフがトップ10に入って来るようだとさらに盛り上がるでしょう。

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登録日:2007年 07月 21日 19:08:51

2007ツールドフランス展望(8)-個人TTを前にラスムッセンに逆風!!

プリュドム氏 「ラスムッセンは第12ステージに出場する」

【7月20日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)の大会総合ディレクターを務めるクリスティアン・プリュドム(Christian Prudhomme)氏は、第12ステージ前に行われた記者会見に出席した。
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 第11・12とステージを重ね、いよいよ今日は個人TT。ここまでマイヨジョーヌを守っているラスムッセンにとっては正念場になります。第12ステージの2級山岳で山岳ポイントを狙いに動かなかったラスムッセンは本気でマイヨジョーヌを狙っているように見えます。ただ、プロローグをカンチェラーラから1分16秒遅れの166位で終えているように、TTが得意な選手ではない純粋なクライマーです。純粋なクライマーでマイヨジョーヌを獲得しているケースは98年のパンターニ以来ありません。昨年も最後の個人TTでランディスがO・ペレイロを逆転しています。
 今年のツールは最初の個人TTが13ステージと後半に組まれていることもあって、山岳でのタイム差がほぼそのまま総合の順位になっていますので、この個人TTで順位に大幅な変動があるでしょう。注目はクレーデン。プロローグではあのカンチェラーラにわずか13秒遅れの2位という成績を残しています。昨年も最後のTTでサストレを逆転して総合3位にジャンプアップしているのです。彼のプロローグのタイムを基準に考えると、ラスムッセンとの3分50秒差は一機にひっくり返ると考えていいでしょう。7.8kmのプロローグで1分以上の差があれば、54kmなら単純計算で6分以上の差になりますから、クレーデンが普通に走ればラスムッセンに2分以上の差をつけてしまうことになります。
 さらにラスムッセンにとって逆風になるニュースが飛び込んで来ています。抜き打ちドーピング検査を受ける為にトレーニング場所を国際自転車競技連合(International Cycling Union:UCI)に知らなければならないという規則に違反したとして、デンマーク自転車競技連合(Danish Cycling Union:DCU)からナショナルチームを解雇されたというものです。ドーピング違反ということではないので、レースディレクターのリュドム氏も会見で「総合首位に立つラスムッセンは、第12ステージに出場するでしょう」と語り、ラスムッセンの出場を強調しています。さらに、プリュドム氏は、DCUに対して「なぜ、ツール・ド・フランスの開催中にこの情報を流したか?」と語り、この報道でツール・ド・フランスの会場では一時的に混乱が起きた事への謝罪とラスムッセンを罰したことへの説明を要求したようです。とはいえ、ラスムッセンにとってショックなニュースであることは間違いないでしょう。
 12ステージ終了時点でマイヨジョーヌ候補はタイム差4分以内にいる8人にほぼ絞られたと考えていいでしょう。この段階で8分以上の差があるヴィノクロフは厳しくなっていることは確かです。今日のTTで差を詰めたとしても、ピレネーでまた差をつけられるはずです。昨年のランディスの例もあるので、そう簡単に逃がしてももらえないでしょう。

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登録日:2007年 07月 21日 16:13:05

ツール第12ステージ-ボーネン貫禄の2勝目!!

ボーネン 第12ステージ制しマイヨ・ヴェールをキープ

【7月21日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第12ステージ(モンペリエからカストル、178.5キロメートル)。
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 モンペリエから内陸部に舞台を移したこの日の第12ステージは、計4つの山岳ポイントが設定された平坦ステージ。前半3つの4級山岳と、後半の2級山岳ジャント峠を越えてゴール地点カストルまで下りきる178.5km。
 総合成績に大きな影響を与える個人タイムトライアルを翌日に控え、総合上位陣は予想通り集団内でこのステージをやり過ごした。その一方で、序盤から逃げを試みる選手やスプリント勝利を狙う選手にとっては、山岳ステージを前の貴重なチャンスだ。
 事実、スタート直後からアタックがかかる激しい展開が見られたようだ。しかしこの試みもメイン集団は封じ込め、その後もアタックと吸収が繰り返された。ようやく逃げが決まったのは52km地点。集団からアメツ・チュルカ(スペイン、エウスカルテル)とピエリック・フェドリゴ(フランス、ブイグテレコム)の2人が飛び出したようだ。
 TV中継が始まった段階ではアタックは治まっていた。ここから先頭の2人はタイム差を広げ続け、一時的に11分30秒のアドバンテージを得た。後方ではマークス・ブルグハート(ドイツ、Tモバイル)が単独で追走したが、ブルグハートはやがて集団に吸収されてしまう。
 メイン集団ではリクイガスのコントロールが始まり、タイム差が6分になったところで2級山岳ジャント峠の登りに突入。登りに入るとスプリンターを抱えるメイン集団のスピードは弱まり、先頭2人と同じペースで峠を駆け上がった。2級山岳の登りでプロトンのスピードは上がらない。ディスカバリーやケースデパーニュなども先頭交代に加わるも、逃げる2人との差は5分以上。
 先頭2人がこの2級山岳を越えて下りに入る一方で、メイン集団では山岳ポイントを巡ってのバトルが勃発。山岳賞2位でマイヨアポワを着るマウリシオ・ソレール(コロンビア、バルロワールド)が集団から飛び出したが、山岳賞3位のヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ、ディスカバリーチャンネル)が落ち着いてこれに対処して集団先頭で通過した。この結果、ラスムッセンとのポイント差が大きく縮まった。山岳ポイントを取りにいかなかったラスムッセンは本気でマイヨジョーヌを狙っているようだ。
 ゴールまで48kmを残したこの頂上でタイム差は5分13秒。下りに入るとランプレやフランセーズデジューが積極的に集団のペースアップを図り、タイム差は少しずつ確実に縮まった。ラスト40kmで4分30秒、ラスト30kmで3分、ラスト20kmで2分。先頭2人も諦めない。このステージの見所はここからだった。
 昨日のアスタナの強烈な引きで目が覚めたのか、今日のプロトンは計ったように逃げる2人との差を詰めて行く。先頭のチュルーカとフェドリゴは一縷の望みをかけてペダルを踏み続けたが、惜しくもラスト1kmのアーチ寸前でメイン集団に吸収。
 勢いのあるメイン集団はクイックステップ先頭でそのままゴールへ。クイックステップトレインが完全に機能し、他のチームの入り込む余地を与えなかった。牽引役が順に後ろへ降りていき、最後はヘルト・ステーグマンス(ベルギー、クイックステップ)がボーネンをラスト200mで発射。スプリント体勢に入ったボーネンの後ろでは、ロバート・ハンター(南アフリカ、バルロワールド)とエリック・ツァベル(ドイツ、ミルラム)が追い上げた。先頭を突っ走るボーネンと、左右から追い上げるハンターとツァベル。しかしボーネンの脚は最後まで止まらず、悠々と両手を挙げてゴールに飛び込んだ。
 2位にはツァベル、3位ハンター。強豪スプリンターが上位入賞を果たす中、ゴール地点カストルから15kmほど離れたマザメ出身のニコラ・ジャラベール(フランス、アグリチュベル)が8位に入った。かつての山岳王ローランの弟だ!総合上位陣は集団でゴールしたため順位に変動は無い。マイヨジョーヌはミカエル・ラスムッセン(デンマーク、ラボバンク)が守っている。

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登録日:2007年 07月 21日 12:41:56

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nori
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