2007年 08月 05日

またまたディフェンディングチャンピオン無しのグランツールに!!

ヴィノクロフ ブエルタ・ア・エスパーニャへの出場認められず

【8月4日 AFP】第61回ブエルタ・ア・エスパーニャ(61st Vuelta a Espana)の覇者アスタナ(Astana)のアレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov、カザフスタン)が、出場した2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)の第13ステージ終了後に行われたドーピング検査で陽性反応が検出され大会からの撤退を余儀なくされたことを受け、ブエルタ・ア・エスパーニャの主催者は3日、ヴィノクロフの大会への出場を認めないことを明らかにした。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


 くしくも丁度1年前にツール・ド・フランス2006でマイヨジョーヌを獲得したフロイド・ランディスのBサンプルの検査の結果も陽性と判定され、UCIは即刻、ランディスに対し今後2年間一切のレース活動及びスポーツ活動を禁止する事を発表している。
 しかし、今年のヴィノクロフの場合は早々にBサンプルも陽性という判定が出ているにもかかわらず、UCIはなんの決定も下していない。これは一体どういうわけなのだろう?
 ヴィノクロフは、検査を行ったシャトネー-マラブリー(Chatenay-Malabry)にある国立研究所が、血球計算テストを修得できていないと弁護士を通して主張しており、ランディス同様長期間の係争も十分に考えられる。
 UCIは「疑わしきは罰せず」という姿勢を貫くのか?ランディスの係争が長期化し、未だに結論が出ていない状況で、早計な判断は下せないというのが本音だろう。あるいはランディスの訴訟で負ける可能性が出てきているため、慎重になっているのか?
 Bサンプル陽性という報告を受けたアスタナはヴィノクロフを即刻解雇している。しかし、UCIが出場停止処分を下していない以上、原則としてUCIプロツアーのレースには参加できる状況にある。勿論、彼を受け入れるチームがあればという条件は付くが・・・
 結局、業を煮やした主催者のウニプブリクがヴィノクロフのヴエルタ・エスパーニャへの参加を認めないという手段に出たようだ。どこかのチームがヴィノクロフを雇用するという噂でも流れているのだろうか?
 今年3月の交渉の結果、2007年シーズンに関しては三社(ASO、RSCスポルト、ウニプブリク)の主催レースをプロツアーに組み込むことを暫定的に認めるが、三社主催レースに関する出場チームについて、各レースの主催者が独自に選考を行う方針は維持されることとなっている。これはあくまでもチーム選考は主催者にゆだねるというもので、チームの選手選考にまで主催者が口を挟むというのは異例なことではないだろうか?しかもディフェンディングチャンピオンに対してなのである。
 これでジロ、ツールに続いてディフェンディングチャンピオン無しのグランツールになることはほぼ間違いがなくなった。ドーピング問題で揺れに揺れたこの1年を象徴した出来事である。2008年シーズンはこのようなことがないように期待したい。
 そのためにはWADAのドーピング検査体制が信頼を勝ち得る必要がある。係争を悪戯に長引かせないためにも、Bサンプルの検査は複数の中立機関で行うなどの抜本的な改革が必要だろう。そうしない限りWADA絡みの係争は長引く一方である。自らの検査体制に自信があるなら、Bサンプルの検査を中立の第三者機関が行ってもなんら問題はないはずなのだから。そこでも陽性と判定されれば誰もが納得するはずである。逆に違う結果がでるようなら、検査方法を見直すなどの措置もすぐに取れ、検査技術の向上にも繋がるのではなかろうか?

カテゴリー[ 自転車 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 08月 05日 01:29:32

カレンダー
< 2007年 08月 >



1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
nori
(男)
1955年12月15日
新Cycling Fan!!
インターネットFAQ!!
Mobile Life 2008
最近のトラックバック
[11/21] しゃぶりんぴっく!
お気に入りリンク
検索