2007年 08月 20日
コンタドールがヴエルタ・エスパーニャを回避!!
バッラン ファッテンファール・サイクラシックス2007を制す
【8月20日 AFP】自転車レース、ファッテンファール・サイクラシックス2007(Vattenfall Cyclassics 2007)・ワンデイレース(ハンブルクからハンブルク、229.1キロメートル)。
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(c)AFP
2007年8月19日、ヴァッテンフォール・サイクラシックスが北ドイツのハンブルクで行なわれ、ラスト500mで集団から飛び出したアレッサンドロ・バッラン(イタリア、ランプレフォンディタル)が後続スプリンターの追撃を振り切って優勝した。先にも記したように今年のツールの覇者コンタドールがオペラシオン・プエルトのドーピング疑惑により出場を拒否されたレースだ。
既に年内で解散が決まっているディスカバリーはアラン・デービスをエースに臨んだが、ゴール前2km地点での落車に巻き込まれてしまった。しかし、別府史之がバッランから5秒遅れの25位と大健闘を見せたようだ。同僚のウラジミール・グセフにも先着しており、チームの解散は本当に残念でならない。
ツール・ド・フランス覇者アルベルト・コンタドールはどうやら地元のヴエルタ・エスパーニャには出場せず、9月11日から16日にかけてアメリカで行なわれるツアー・オブ・ミズーリ(UCI2.1)に出場するようだ。ディスカバリーのオフィシャル・ファンサイトThe Placelineによると、ヨハン・ブリュイネールはアメリカの多くのファンのためにTOM(ツアー・オブ・ミズーリ)を選んだとコメントしている。今年初開催となるレースにツール・ド・フランスのチャンピオンと3位のライプハイマー、ヒンカピーを参加させるというのである。
本来であれば有終の美はグランツールでと考えるのが当然だと思っていたが、ブリュイネールのこの決断にはどんな意味が隠されているのだろう。TOMはUCI2のカテゴリーであり、当然UCIプロツールのポイントも付かない。いくらアメリカのファンのためとはいえ、何故、グランツールのヴエルタ・エスパーニャを回避しなければならなかったのか?UCIプロチームとしては参加が義務付けられているので、他のメンバーで望むことになるのだろうが、ツール・ド・フランスの優勝者と3位の選手が出場しないというのは私たちファンにとっては大きな打撃である。
個人的にはヴァッテンフォール・サイクラシックスの視聴を拒否したが、昨年のグランツールの覇者が全て出場できないことに加えて、今年の覇者までも参加しないというのでは見る気もなれない。当然ヴエルタ・エスパーニャも視聴しないことになるだろう。ブリュイネールは何故アメリカのファンのためなどと言い始めたのだろう。アジアの島国にも彼等のレースを楽しみにしているファンもいるのだし、来年のチームを探さなければならないコンタドールやライプハイマーのことを考えればヴエルタ・エスパーニャを選択するのが当たり前のはずである。それが何故、地元アメリカのTOMでなければならないのか?それもヴエルタ・エスパーニャの期間中に・・・
おそらくブリュイネールの頭の中にはヨーロッパでレースをすれば、またドーピングの問題に悩まされることを心配する気持ちがあったに違いない。ヴエルタ・エスパーニャで好成績を残すよりもドーピングの渦中から選手を逃れさせる道を選んだのかもしれないと推測している。コンタドールもライプハイマーも実績から考えて移籍チームには困らないはずだ。ならば、もうこれ以上ドーピング問題で騒がれない方が彼等のためと考えたとしても不思議ではない。特にコンタドールがヴエルタ・エスパーニャでも活躍を見せれば必ずオペラシオン・プエルト問題が蒸し返されることになるだろう。彼の将来を考えたらこれ以上ドーピング問題で騒がれたくはないはずだ。静かに今シーズンを終えていい移籍先を見つけることを優先したと私は推測している。それが彼に残された本当に最後の仕事になるはずである。おそらくブリュイネール自身もヴエルタ・エスパーニャには参加しないだろうと思っている。
ブリュイネールは昨年バッソを信じて見事に裏切られている。いや、バッソを信じてというよりUCIの決定を信じたと言った方が正しいかもしれない。結果としてUCIが決定を覆したたためディスカバリーはドーピングに関与したバッソを抱える羽目に落ちってしまったのである。ブリュイネールの中ではUCIに対する諦観もあるはずである。これ以上監督を続けていればブリュイネール自身の経歴に汚点を残す可能性もあるということだ。UCIの決定が信頼できない以上、コンタドールだっていつ黒と判定されるか分かったものではない。ランス・アームストロングでさえ未だにドーピング疑惑から抜け出せないでいるのだから。過去9年の監督生活で8度のツール・ド・フランス制覇は偉業である。ところが偉業であるが故にドーピング疑惑も付き纏うことになるのである。ランスにしても今年のコンタドールにしてもツール・ド・フランス期間中のドーピング検査で陽性とされたことは一度もないのである。
疑わしいというだけで選手の参加を拒否する大会主催者や簡単に無罪を有罪とするUCI、「8分遅れが1分以内の遅れに縮まったんだ。それはどんな人でも100マイル(約160キロメートル)の間に違法行為があったと考えるだろう。それ以外にどうっやって自転車に乗るんだい?」と平然と言ってのける会長のいるWADAの体質を改善しない限り、純粋に自転車ロードレースを楽しむことなどできはしないと感じ始めている。残念だがこのままでは私もCycling Fanを続けて行くことが難しいような気がし始めている。
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登録日:2007年 08月 20日 21:29:45
休場内に掲げられたアステリスク
【8月19日 AFP】07MLB、フロリダ・マーリンズ(Florida Marlins)vsサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)。
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(c)AFP
ボンズの歴史的な755号が飛び出した球場内に、「アステリスク”*”(注釈を示す印)」の文字が書かれたプラカードが何枚か掲げられた。素直に祝福できないというファンの意思表示だ。
注釈とは、薬物で強化した肉体が生み出した記録で、純粋に鍛錬した肉体から生まれたものではないという意味だ。4日の瞬間に立ち会った大リーグのセリグ・コミッショナーは、声明で「この記録をめぐっては議論があるが…」と述べた。快記録の裏に、薬物使用の疑いがあると暗に認めているのも同然だ。
以前ボンズは、2003年の連邦大陪審の証言で、禁止薬物と知らずに筋肉増強剤を使ったことがあると証言したと、サンフランシスコの地元紙に報道された。取材を進めた記者はその後、意図的に使用していたと著書で指摘している。
現在、進められている大陪審の審理は、03年の証言が偽証にあたるのではないかという疑いから行われている。しかし、鍵を握るとみられているボンズの個人トレーナーが証言を拒否、審理は進んでいない。
セリグ氏は当初、記録達成時の立ち会いに難色を示していたが、「米国では有罪とされるまでは潔白である」として、急きょ、立ち会うことになった。普段はブーイングを浴びせながらも、歴史的瞬間を見届けた興奮に酔うファンを目にし、セリグ氏の胸中には複雑な思いが去来しているはずだ。
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登録日:2007年 08月 20日 20:10:03
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