2007年 09月 06日

痩せ薬でもドーピング!!

T-モバイルチーム ドーピング違反でベルヌッチを解雇

【9月5日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)に参戦中のT-モバイルチーム(T-Mobile Team)は4日、イタリア人選手のロレンツォ・ベルヌッチ(Lorenzo Bernucci)をドーピング違反により解雇した。
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(c)AFP

AFPBB News


 ヴエルタ・ア・エスパーニャは第5ステージを終え、前日のコバドンガの頂上ゴールを征したウラディミール・エフィムキン(ロシア、ケスデパーニュ)がマイヨ・オロをキープ。この日の第5ステージは山岳コースにも関わらず、ゴールスプリントに持ち込まれ、オスカル・フレイレ(スペイン、ラボバンク)が第1ステージの優勝者ダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、ランプレフォンディタル)と第3ステージの優勝者パオロ・ベッティーニ(イタリア、クイックステップ)を刺し切りステージ2勝目を飾った。距離が短いとはいえ1級山岳を越えての勝利は世界選手権に向けてフレイレは自信を深めたに違いない。アルカンシェルを着るベッティーニもここに来て復調の気配を見せている。ここまでUCIプロツアーポイントトップのディルーカとの勝負が楽しみになってきた。今年の世界選手権は9月30日のドイツで行われる。
 ドイツといえばT-モバイルはまたまたドーピング違反で選手を解雇した。今回はヴエルタ・ア・エスパーニャに出場していたロレンツォ・ベルヌッチ(イタリア)である。ベルヌッチは8月に行われたドイツ・ツアー(2007 Tour of Germany)でのドーピング検査で、禁止薬物に指定されている食欲抑制薬「シブトラミン(Sibutramine)」の陽性反応が検出されたためらしい。「シブトラミン(Sibutramine)」は2006年に世界反ドーピング機構(WADA)が指定する禁止薬物に加わった薬物であるが、イタリアなどでは市販薬として販売されているものである。
 日本でも禿げ薬の服用で処分を受けたプロ野球の選手がいたが、ドーピングは使用者の意図には関係なく陽性反応がでれば処分の対象になる。自転車ロードレースの選手でありながらUCIの禁止薬物リストを確認していなかったというのは信じられない話だが、サブタモールのような治療薬ではないのだから本人の不注意以外のなにものでもない。不注意とはいえ、国際自転車競技連合(UCI)の規則では、シブトラミン使用違反は初回の場合、警告から最高1年の出場停止処分が下されることになる。
 2005年までは禁止薬物に指定されていなかったことから、ベルヌッチは自分のウェイトコントロールに常用してようだ。禁止薬物になったからといって急に服用を止められなかったのだろう。ということは他のレースでも服用していた可能性も高いということになる。ところが発覚したのは2007年のドイツ・ツアーが初めてなのである。これはいったい何を意味するのか?検査機関や検査する国によってドーピング検査の結果が違うことにならないだろうか?特にドーピング問題に過敏になっているドイツではオペラシオン・プエルトの関与が認められるとしてツール・ド・フランスの覇者アルベルト・コンタドールのヴァッテンフォール・サイクラシックス参加を拒否した経緯を持つ。そのドイツで世界選手権が行われるのである。
 すでにUCIはオペラシオン・プエルト関連でアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)への出場停止処分を下している。開催国ドイツでオペラシオン・プエルト関与の確たる証拠があるされたコンタドールが世界選手権への参加の意向を示した場合UCIはどうするのか?バルベルデ同様掌をかえすことになるのだろうか?

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登録日:2007年 09月 06日 15:33:10

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