2007年 09月 11日

ドーピングに関する国際サミット10月に開催!!

WADA ドーピングに関するサミット開催を歓迎

【9月11日 AFP】世界反ドーピング機構(World Anti-Doping Agency:WADA)は10日、ドーピングスキャンダルに揺れた2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)を受けてドーピングに関する国際サミットが10月に開催されることに歓迎する姿勢を見せた。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


 ドーピングスキャンダルに揺れた2007ツール・ド・フランスを受けてドーピングに関する国際サミットが10月に開催される。10月22日と23日にフランスのロズリーヌ・バシュロ(Roselyne Bachelot)保健・スポーツ・青年相が主催となってパリで開催されるサミットは、国際自転車競技連合(UCI)をはじめ主要自転車レースの主催者や、各国の自転車連盟とドーピング問題を扱う機関の代表者が出席するようだ。
 WADAのディック・パウンド(Dick Pound)会長は声明で「我々はドーピング問題を解決するために自転車競技や全てのスポーツに対する更なる支援を厭わない」と発表し、このサミットを歓迎する姿勢を見せているようだが、UCIやWADAの会議がこれまで何の効果をもたらさないばかりか自転車ロードレース界のドーピング問題を益々複雑にしているようにしか見えない。これはこのブログに掲載したドーピング関連記事を順に見ていただければお解かり頂けるはずである。
 例えば今年のツール・ド・フランス前のペタッキのサブタモール問題もCONI(イタリア五輪委員会)が黒とした判定をFCI(イタリア自転車競技連盟)が改めて白と判定し、ペッタキはレース復帰を果たしている。これはIOCの下部組織とUCIの下部組織でもドーピングの判定の食い違いを意味する。つまりIOCとUCIではドーピング判定基準や規則がことによって惹き起こされている問題なのである。そしてその被害者が自転車ロードレースの選手たちに他ならない。
 さらに、UCI(国際自転車競技連盟)の要請でアレハンドロ・バルベルデ(スペイン、ケスデパーニュ)に関する調査を続けていたRFEC(スペイン自転車競技連盟)は9月7日、バルベルデの世界選手権出場を認める声明を出した。これに対してUCIは改めて出場禁止を主張し、押し問答が続いていることを見てもお解かりのように、UCIとその下部組織の各国の自転車競技連盟の間でさえドーピングに関する取り扱いが異なるのが現状なのだ。こんな状況にあるのは自転車競技界だけだろう。
 UCIはバルベルデ出場不可の一点張り。バルベルデの有罪を訴えているわけではないが、「ドーピング捜査が行なわれている選手は世界選手権に出場できない」というレース主催者のルールに則って、バルベルデの出場を断固許さない構えでいる。
 UCI支配下にある自転車ロードレースの選手には明らかにドーピングに関する不公平感やUCIに対する不信感があるはずである。この問題を解決しない限り、いくらドーピング規則や基準を引き上げても根本的な解決にはならないはずである。これだけ様々な取り組みを行ってもなを自転車ロードレース界でドーピング問題がなくならないのは、そうした根本的な問題を先送りにしているからに他ならない。
 こうした状況を改善し、UCIのドーピング基準をIOC基準に合わせるという目的で開かれるサミットなら歓迎だが、どうやらそういう議題になりそうもない気配である。ただ、唯一の救いはフランスの保健・スポーツ・青年相が主催するサミットであるということだ。ロズリーヌ・バシュロ大臣の手腕に期待したい。

カテゴリー[ ドーピング ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 09月 11日 14:29:01

カレンダー
< 2007年 09月 >






1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30





プロフィール
nori
(男)
1955年12月15日
新Cycling Fan!!
インターネットQ&A!!
ドラマファン2007
最近のトラックバック
お気に入りリンク
検索