2007年 09月 16日

ディスカバリー久々のグランツール勝利!!

マッカートニー 第14ステージを制す

【9月16日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)第14ステージ(プエルト・ルンブラレスからビジャカリジョ、207.0キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 距離の短いヴエルタ・ア・エスパーニャにしてはめずらしく13・14ステージと逃げが決まる展開となったようだ。第13ステージでは雨や雹の影響でリスク回避のため集団が無理に追わなかったためだが、第14ステージは3級山岳が4つもあり、スプリンターを抱えるチームが優勝を早目に諦めたのと、総合に関わる選手がいなかったこともあり、ラボバンクが無理をしなかった結果のようだ。最終的な逃げ集団で最高成績がクリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ、CSC)で、29分58秒遅れの総合40位。ラボバンクが無理して追う必要はない。
 本来なら逃げ集団にホセビセンテ・ガルシアアコスタ(スペイン)とシャビエル・ザンディオ(スペイン)の2選手を送り込んだケスデパーニュ勢が何とかしたかったのだろうが、前日の奇策でちぎれた後続を引き離そうとしたりと、何とかしてラボバンクの牙城を崩そうとしているようだが、ツール・ド・フランスで辛酸を舐め尽くした観のあるラボバンクの結束は固そうだ。総合上位の選手が動かなければ自ら動くことはないだろう。第14ステージを征したのはディスカバリーチャンネルのジェイソン・マッカートニー(アメリカ)。クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(アメリカ、CSC)、ステファン・シューマッハー(ドイツ、ゲロルシュタイナー)、フアンマヌエル・ガラーテ(スペイン、クイックステップ)等を押さえての勝利だけに価値がある。解散が決まってから生彩を欠いていたディスカバリーだが久々の優勝で勝利の味を思い出して欲しいと願っている。マッカートニーにとってもグランツールでのステージ優勝は移籍に大きなアドバンテージなるはずである。
 ラボバンクが完全に守りの体制に入っているので、逆に考えると、最終19ステージの登りゴールを除けば、残り3つの山岳ステージでは同様の逃げが決まる確率は高くなるはず。この日序盤のステージで山岳賞ジャージを着ていたセラフィン・マルティネス(スペイン、カルピンガリシア)が早々にリタイアしたことによって山岳賞争いも混沌としてきている。山岳賞トップのメンショフがマイヨ・オロを着ているためユルゲン・ヴァンホーレン(ベルギー、ディスカバリーチャンネル)が今日から山岳賞ジャージを着ることになる。第15ステージの1級山岳の結果しだいではヴァンホーレンにも山岳賞のチャンスは充分にある。この日のマッカートニーの勝利がディスカバリーの闘志に火をつけてくれることを願っている。
 ツール・ド・ポローニュ第6ステージは第5ステージに続き集団スプリントを征したフィリッポ・ポッツァート(イタリア、リクイガス)が2連勝を飾ったようだ。標高差300mとはいえ登りのコースが設定されたコースでスプリンター・ポッツァートの勝利には驚いている。リーダージャージも登りで遅れなかったムリロ・フィッシャー(ブラジル、リクイガス)の手に渡ったようだ。エースのダニーロ・ディルーカ(イタリア)も集団の中でゴールし世界選手権に向けての調整が進んでいるようだ。
 ただ、最終の第7ステージは唯一の登りゴール。総合成績は19秒差の中に73人がひしめく混戦状態で最終ステージを制した選手が総合優勝に輝く可能性が高い。最後のカルパッチの登りを誰が征することになるのか、ツール・ド・ポローニュは最後まで手に汗を握る展開になるだろう。

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登録日:2007年 09月 16日 10:50:06

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