2007年 09月 23日

サンチェス怒涛の2連勝で表彰台をGET!!

サムエル・サンチェス 第20ステージの個人タイムトライアルを制す

【9月23日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)、第20ステージ(ビジャルバからビジャルバ、25キロメートル)・個人タイムトライアル。
≫続きを読む…
(c)AFP

AFPBB News


 ヴエルタ・ア・エスパーニャはトップ不動のまま最後の個人TTを迎えた。2・3・4位はタイム差があまりない状況で表彰台争いが微妙な状況だ。ツール・ド・フランスではわずか8秒のタイム差で2位を死守したカデル・エヴァンス(オーストラリア、プレディクトール・ロット)は4位のサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)に9秒差に迫られ、表彰台の座が微妙になってしまった。
 この日強烈なスピードを見せたのはブイグテレコムのスタフ・クレメント(オランダ)だった。平坦基調のステージとはいえ平均時速53.6kmで暫定トップに躍り出た。しかし、前日の勢いをそのままにサムエル・サンチェスが第2計測ポイントでそのクレメントのタイムを2秒上回って通過した。重いギアを踏んでいるせいかサンチェスの走りにそれほどの速さは感じなかっただけにこのタイムには驚かされた。
 結局総合トップのデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)のタイムを12秒も上回る驚異的なタイムでステージ2連勝を飾り、総合でもこの日の走りに生彩を欠いたエヴァンスを逆転して総合3位を確定させた。ワンデイ・レースや1週間程度のステージレースならスペシャリストが圧倒するTTだが、グランツールは一味も二味も違った結果になることが多い。さすがに3週間に及ぶグランツールでは優勝争いのモチベーションは勿論、後半のピーキングが大きくものをいうようだ。この日のサンチェスの走りがまさにその典型だった。
 サンチェスの走りで地元スペインは大いに盛り上がったことだろう。エウスカルテルの表彰台が始めてとあってはなおさらだ。地元スペインを代表するエウスカルテルがヴエルタ・ア・エスパーニャでの表彰台が1度もなかったというのは驚きだ。
 しかし、個人的には今年のヴエルタ・ア・エスパーニャはデニス・メンショフの強さばかりが目立ち、全体として盛り上がりに欠けた感が強かった。20ステージを終えて全てのジャージをメンショフが手にしている。最終ステージで変動の可能性があるのはポイント賞だけという状況だ。それともう一つ気になった点は現地TV中継のお粗末さだった。天候などによる電波の乱れは止む終えないとしても、勝負所にバイクカメラがいないことが多かったような気がしてならない。特に山場で最初に集団から飛び出す選手を捕らえられていないことが多すぎた。まるで自転車ロードレースの素人が映している感じだ。ツール・ド・フランスを見た後だけに余計にそう感じてしまうのかもしれないが、今年のヴエルタ・ア・エスパーニャはちょっとひど過ぎた。
 気持ちは既に30日の世界選手権のエリート・ロードに向いている。それほど今年のヴエルタ・ア・エスパーニャは盛り上がりに欠けた感じが否めない。ドーピング問題もなかったが盛り上がりもなかったというのが今年のヴエルタ・ア・エスパーニャだったような気がしてならない。昨年のアスタナの活躍を見ているだけに物足りなさを感じてしまう。2009年からグランツールはUCIプロツアーから外れそうな気配だが、世界選手権と日程が近い限り、ツール・ド・フランスのようなメンバーを期待することは難しい状況は変わらないだろう。

カテゴリー[ 自転車 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2007年 09月 23日 08:38:56

カレンダー
< 2007年 09月 >






1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30





プロフィール
nori
(男)
1955年12月15日
新Cycling Fan!!
インターネットQ&A!!
ドラマファン2007
最近のトラックバック
お気に入りリンク
検索