2008年 05月 13日

ジロ第3ステージはベンナーティ!!

ベンナーティ 大会初のステージ優勝

【5月13日 AFP】第91回ジロ・デ・イタリア(2008 Giro d'Italia)第3ステージ(カターニアからミラッツォ、221キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 ジロ・デ・イタリア第3ステージ(カターニアからミラッツォ、221キロメートル)では今年からリクイガス(Liquigas)へ移籍したダニエーレ・ベンナーティ(Daniele Bennati、イタリア)が、5時間37分01秒を記録して大会初のステージ優勝を飾った。

 昨年のツール・ド・フランスで初優勝を飾ってからのベンナーティーは一変した。その後もヴエルタ・エスパーニャでステージ3勝を挙げ、ジロ・デ・イタリアでも勝利を物した。

 イタリア人のベンナーティーにとってこの日の1勝はツール・ド・フランスでの初勝利よりも嬉しい1勝だったに違いない。イタリア人にとってのジロ・デ・イタリアというのはそれほどの意味を持つレースなのだ。

 今年は中盤から後半にかけて厳しいコースレイアウトになっているせいか、TTを除くここまでの2ステージを見る限り非常にペースが遅いのが特徴だ。

 通常なら日本時間の午前0時にはゴールしているはずが、1時近くになってしまっている。このままの状況が続けば間違いなく睡眠不足になるだろう。

 プロチームが減りコンチネンタルプロチームの参加が増えたので、もう少し積極的な逃げが決まりそうなものだが、コンチネンタルプロチームも後半のコースレイアウトを考えると、動きたくても動けないのだろう。

 それれと今年のジロの特徴として、ツール・ド・フランス並みに落車が多いことが挙げられる。昨日もあのスローなペースの中で大きな落車が2度もあった。

 落車し、左手をかばいながら悲痛の表情を浮かべてゴールしたリカルド・リッコ(イタリア)はゴール後病院に搬送され、幸い骨折は見つからなかったものの、左手人差し指の脱臼と診断されたようだ。

 第2ステージで優勝し勢いに乗っていた選手だけに今後のレースに大きな影響がでないことを願っている。

 またCSCのブラドリー・マックギーとスチュアート・オグレディ(ともにオーストラリア)の両名が、鎖骨を骨折していることが判った。マックギーはその場でリタイア。オグレディは完走したが、第4ステージは未出走になりそうだ。チームCSCにとって大きな痛手になる。

 この日はクリスアンケル・セレンセン(デンマーク)も落車し、集団から遅れてゴールしたためマリアビアンカを失った。

 この落車とスローペースを密かに歓迎しているチームがあるとすればアスタナだろう。

 急遽参戦が決まり選手のコンディションが整わない現状で、選手に負荷のかからないこのペースは歓迎だろう。

 またUSポスタル時代から落車のリスクを知り抜いているヨハン・ブリュイネールがGMを努めているアスタナにはまず不用意な落車ないはずである。

 自転車ロードレースには落車は付き物だが、ランス・アームストロングのツール・ド・フランス7連覇でも分かるように、ブリュイネールの元では大きな落車はないのである。

 これは単なる偶然ではすまされない。いかに選手の能力が高くても落車をくり返していては勝てるレースも勝てない。ブリュイネールはそのことを普段から選手に言い聞かせ続けているに違いないのだ。

 こうしたリスク回避能力の高さが監督としてツール・ド・フランス8勝という快挙に繋がっていることは間違いないと私は思っている。

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登録日:2008年 05月 13日 21:37:19

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