ツール第4ステージ

フースホフト 第4ステージを制し総合2位に浮上

【7月12日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第4ステージ(ヴィレールコトレからジョワニー、193キロメートル)。
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AFPBB News


 今日の第4ステージはヴィエール・コテレからジョワニーまでの193km。途中4級山岳が4つ設定されていますが、ここまでのステージを見る限り、4級山岳がスプリンターたちの負担にはなっていないようなので、余程の大逃げでもない限り、ゴールスプリント勝負になるはずです。
 TVの放送開始は、第2スプリント手前からでしたが、逃げている選手の中に総合23位のS・シャバネル(フランス、コフィディス)と2003年にツール・ド・フランスでステージ優勝を飾っているA・フレチャ(スペイン、ラボバンク)が含まれていたのです。今日はマイヨジョーヌが動くのかと思ったのも一瞬で、プロトンとのタイム差は3分程度しかありませんでした。
 ランス引退後の2006年のツールは、皆がマイヨジョーヌを長く着ることを嫌い、結構逃げが決まってしましたが、今年はCSCがマイヨジョーヌを抱えているだけに、プロトンのコントロールはさすがに巧い。今までのところ往年のUSポスタルのような働きを見せています。問題はかつてのUSポスタルのような力がCSCにあるのかどうかでしょう?これがCSCの自信なのか、エース・サストレにあまり自信がないので、カンチェラーラのマイヨジョーヌをできるだけ守りたいのか?結果はアルプスに入るまで判りませんが、どうも後者のような気がしてなりません。
 ランス7連覇時代のUSポスタルとディスカバリーには絶対的なエースが存在し、山岳ではアシストなしでも快走することができましたから、序盤からマイヨジョーヌを着続けることもありました。そんなランスの時代でも、ランスの調子やアシストの状態を見て、故意にマイヨジョーヌを手放す作戦に出なければならない年もあったのです。
 今年のCSCを見ているとどうもそんな感じがしないというのが、正直な気持ちです。最強時代のランス・アームストロングでさえ、平坦ステージでマイヨジョーヌを着てのゴールスプリントはしなかったのです。第3ステージのカンチェラーラの走りは何としてもマイヨジョーヌを自ら守りたいという想いが導いたものではないかと推測しています。CSCが大逃げを許さないのもそのためでしょう。
 シャバネル、フレチャ、クネースといった自走力の高い選手が逃げても4分以上の差は全体に許さないというのは、アシストも結構脚を使っているはずです。
 今日の見所の一つとしてマイヨアポアルージュの行方がありました。スタート直後の最初の4級山岳はミラーが2位、オジェが3位で通過したものの、続く2つの4級山岳でポイントを取ったのは逃げていたオジェの同僚シャバネルでした。最後の山岳もシャバネルが取れば、またまた同ポイントでオジェがマイヨアポアルージュを失うことになってしまうのです。しかも第3山岳と第4山岳との間はわずかしかありません。結局、シャバネルは最後の山岳では動かず3位で通過。オジェは今日もマイヨアポアルージュでスタートができることになりました。
 コフィディスとしてはシャバネルがエースですが、山岳賞狙いはイバンラミロ・パッラ(コロンビア)のはずです。今年は、ラボバンクミカエル・ラスムッセン(デンマーク)が山岳賞は狙わないと宣言しているようなので、コフィディスはチームとしてマイヨアポアルージュを着続けたいという思いが強いのかもしれません。ただ、今日の第5ステージは4級4つ、3級3つ、2級が1つと8つの山岳があるコースなので、オジェがアオアルージュを守りきれるかどうか?
 今日は大きな落車もなく、純粋なゴールスプリントになりましたが、マキュアンまったく延びずはなんと16位。ボーネンもまたまたステーグマンスに離された8位で、優勝をさらったのは今期不調がささやかれているT・ハスホフト(クレディアグリコル)でした。J・ディーンの引きも見事でしたが、他のスプリンターたちの不調ばかりが目立ちました。29秒差で総合2位に上がったハスホフトですが、今日の出来が本物なのかはまだまだ判らない状況です。ただ、カンチェラーラにとっては一番嫌な相手に勝たれてしまったことになります。今日と明日のステージでハスホフトに勝たれてしまうと、アルプスを前にマイヨジョーヌを手放すことにもなりかねないタイム差になってしまったからです。
 山岳が8つもある今日のステージは前半の山になると見ています。今日もまたCSCが見事なコントロールを見せるのか、はたまた積極的な逃げが見られるのか?ここまで全く動きを見せていないアスタナ、ケースデパーニュ、ディスカバリーはアルプスまでじっと静観しているのでしょうか?ポイントは135Km地点にある2級山岳。ここまでアップダウンが激しいと、純粋なスプリンターには辛いでしょう。逃げかロングスプリントで決着がつきそうですが・・・個人的には上りもこなせるスピードマンのヒンカピーやグセフに期待したいところですが、アルプスの前にマイヨジョーヌは着たくないでしょうね・・・?ただ、チーム4勝を目標にしているブリュイネルにとって、スプリンター・ヴァイクスを欠いてしまった以上、前半で勝つとすればここしかないはずです。ステージ優勝だけを狙うならポポヴィッチでしょうか?

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登録日:2007年 07月 15日 12:42:39

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