ツール第7ステージ(1)-アルプス初日、ゲルデマンの大逃げ

カンチェッラーラ 第7ステージで総合108位に後退

【7月15日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第7ステージ(ブールガンブレスからグランボルナン、197.5キロメートル)。チームCSC(Team CSC)のファビアン・カンチェッラーラ(Fabian Cancellara、スイス)は、首位と22分47秒差の5時間16分00秒を記録して148位でステージを終え、合計タイム35時間05分55秒で総合108位に順位を下げた。(c)AFP

AFPBB News


 ツールドフランス第7ステージはいよいよアルプス山岳地帯に突入。今日のステージはブール・アン・ブレスからル・グラン・ボルナンまでの197km。山岳が3級、3級、4級と続き、最後にガツンと来るのが1級山岳のコロンビエール峠です。
 優勝の行方を占う意味で重要なステージと見ていました。前半から積極的なアタックが繰り返され、TVの放送が始まった直後に、ディスカバリーのエゴイ・マルチネスやアスタナのサヴォルデッリを含む10人ほどがようやくプロトンから抜け出しました。さらにフレチャなどが逃げに加わり、最終的に15人の逃げ集団ができあがります。
 この中には第5ステージで大きく遅れたものの、ジロで2度の優勝があるサヴォリデッリ、ツールでもステージ優勝のあるフレチャの他にも、総合で20位以内の選手が4人も含まれています。かなり強力な逃げ集団ができあがりました。プロトンとのタイム差は最大で8分30秒まで開きます。
 2つ目の3級山岳に向けてプロトンもペースを上げ、タイム差を縮めにかかりますが、3級山岳でマキュアン等のスプリンターが遅れ始めると集団がそれを待つという展開で6分前後の差がなかなか詰まらなくなりました。3つ目の4級山岳では差は6分30秒にまで開いてしまいます。ゴールまで60kmを既に切っています。逃げが決まるか、メイン集団が追いつくか微妙な状況になりました。コロンビエールの麓まででどこまで差が詰まるのか?
 逃げ集団は後続との差が4分30秒でコロンビエールに突入します。逃げ集団からグティエレスがアタック!この逃げ集団では脚の違いが現れ、フレチャは遅れ気味。先頭グティエレスにデラフエンテが追いついた。これで先頭は2人。後ろからはゲルデマンが追走中。サヴォルデッリは早くも遅れてしまった。ここまで暫定のマイヨジョーヌだったヴォグルナールもサヴォルデッリに続いて逃げ集団から遅れてしまった。ピノーも脱落。そしてメイン集団からも脱落する選手が続出しており、マキュアンやフースホフトも遅れた。そして最後までプロトンの先頭を引いていたマイヨジョーヌのカンチェラーラも遅れ始めた。ここまでチームメートのために集団を引いていたカンチェラーラはカメラに手を振ってサヨウナラー。
 替わって集団をコントロールし始めたのがラボバンク。ラスムッセンのために果敢な引きを見せるも逃げる2人との差はなかなか詰まらない。先頭ゲルデマンとフォフォノフは快調に登っていく。メイン集団とのタイム差は依然として5分ほど。
 先頭2人を追うのはランダルーチェ、グティエレス、デラフエンテの3人だ。4分40秒後方のメイン集団は依然ラボバンクがコントロール。ここから飛び出す選手はいない。コロンビエールの頂上まで残り5kmで、ドイツ応援団の声援を受けたゲルデマンが一人果敢に飛び出した。ゲデルマン?プロローグでエース、マイケル・ロジャースに1秒遅れの22位でゴールし、総合でも21位に位置しているドイツの若手24歳。マイヨブランのグセフとのタイム差は13秒。CSC時代の2005年にツールドスイスでもステージ優勝の経験がある選手。T-モバイルに移籍した昨年もステージ2位という結果を残していましたが、第8ステージの山岳でコンタドールに大きく遅れていた選手です。

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登録日:2007年 07月 16日 16:43:33

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