ツール第7ステージ(2)-新人ゲルデマン驚きの快走でマイヨジョーヌ

ゲルデマン 第7ステージを制し総合首位に浮上

【7月15日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第7ステージ(ブールガンブレスからグランボルナン、197.5キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 追走集団は優勝候補たちがズラリと顔をそろえ、ケースデパーニュが懸命に引いていましたが、山頂通過時点でのタイム差が3分38秒。16kmの1級山岳でクライマーたちが追う集団と1分しか差を詰められなかったのは驚異的でした。14.5kmの下りも積極的に攻め、コロンビエール山頂での差をそのままでゴール!!ステージ優勝でマイヨジョーヌを手にしてしまいました。
 追走集団は怪我をしているアスタナのヴィノクロフとクレーデンを抱え、互いの牽制もあったのでしょうが、3分半というタイム差は決して小さなものではありません。しかもチームは名門のT-モバイルなのですから。エースはロジャースですが、決して山岳が得意という選手ではありません。ゲルデマンがここまで山が登れるなら、チームとしてマイヨジョーヌを守りに行くことも充分に考えられます。
 とはいえ今日のステージでおおよその勢力図が見えてきました。怪我を心配されていたアスタナ勢もヴィノクロフ、クレーデン、カシェキンの3人がメイン集団でゴール。ケースデパーニュはバルベルデを筆頭にO・ペレイロ、カルペツ、アロヨの4人。ディスカバリーもエースのライプハイマー、コンタドール、グセフ、ポポヴィッチの4人。CSCはサストレとF・シュレクだけになってしまいました。ラボバンクはラスムッセンとデッケル。
 総合で見るとクレーデンが3分39秒遅れの6位、グセフが3分51秒遅れの7位、カルペツが3分52秒遅れの8位、デッケルが3分57秒遅れの10位、コンタドールが4分1秒遅れの11位、カシェキンが4分1秒遅れの12位、O・ペレイロが4分3秒遅れの15位、ライプハイマーが4分6秒遅れの16位、バルベルデが4分9秒遅れの18位、ポポヴィッチが4分14秒遅れの19位、サストレが4分22秒遅れの27位、シュレックが4分23秒遅れの28位、ヴィノクロフが5分16秒遅れの44位と続きます。マイケル・ロジャースやデニス・メンショフの名前もまだ上位にありますが、アルプス初日で遅れての結果ですから、これからまだまだ順位を落とすでしょう。個人TTが2度ありますが、山岳であまり遅れると優勝争いに加わるのは苦しいはずです。
 ここから今日の山頂ゴールでさらに優勝候補が絞られるはずです。トップの11人の中に新人賞候補が4人というのが今年を象徴しています。ジロのアンディ・シュレクに続き、ツールでも若手のホープがポディウムに立つことも充分に期待できます。ゲルデマンがアルプスでどこまで耐えられるか、今日のステージが試練になるでしょう。3つ連続する1級の山岳で最後まで残るのは誰なのか?ステージ優勝はまた逃げで決まるかもしれませんが、優勝候補たちがどの位置でゴールするのか、非常に楽しみです。できればティーニュの登りで、総合争いのバトルが見たいと願っています。特にマイヨブランを手放したグセフ、マイヨブラン候補筆頭に名が挙がっているコンタドールの走りに注目しています。デッケルは1級山岳3つでは辛いはずです。
 TTが得意とはいえない、ライプハイマーとサストレは積極的に動きたいところでしょう。ディスカバリーはコンタドールとグセフをアシストに使うのでしょうか?ここまでの結果ならコンタドールをエースにしてもいいような気がします。アシストが前半で力を使っているサストレは逃げに乗るしかないかもしれません。

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登録日:2007年 07月 17日 00:52:24

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