ツール第9ステージ(1)-アリエッタがイズランでファーストアタック!!

アリエッタ 第9ステージを78位で終える

【7月18日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第9ステージ(ヴァルディゼールからブリアンソン、159.5キロメートル)。アージェードゥーゼール・プレヴォワイヤンス(AG2R Prevoyance)のホセルイス・アリエッタ(Jose Luis Arrieta、スペイン)は、ステージ優勝を果たしたバルロワールド(Barloworld)のマウリシオ・ソレル(Mauricio Soler)と22分50秒差の4時間37分14秒を記録して78位でステージを終えた。(c)AFP

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 第9ステージはヴァル・ディゼールからブリアンソンまでの159km。距離は短いが、今大会最高点のイズラン峠(標高2770m)とツールに馴染み深いガリビエ峠(標高2645m)が登場する難コース。
 レースは開口一番ホセルイス・アリエッタ(スペイン、アージェードゥーゼル)がアタックを成功させて逃げ始め、30秒程のアドバンテージ。ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ、ディスカバリーチャンネル)が5km付近で単独で飛び出すと、スピードの違いを見せ、すぐにアリエッタをパス。単独でイズラン峠に向かった。
 プロトンはマイヨジョーヌを抱えるラボバンクのコントロールが利かず、次つぎにアタックがかかっている。10km付近でマウリシオ・ソレール(コロンビア、バルロワールド)がアタック。他のメンバーを置き去りにして先頭ポポヴィッチの追走を始める。ソレールに続いてローラン・ルフェーヴル(フランス、ブイグテレコム)がアタック。ポポヴィッチが標高2770mのイズラン峠を先頭で通過。プロトンとのタイム差は1分を越えている。相変わらず安定しないプロトンから今度はブノワ・ヴォグルナール(フランス、フランセーズデジュー)とウラディミール・グセフ(ロシア、ディスカバリーチャンネル)が飛び出し、ポポヴィッチを追う。
 イズランの下りで追走のヴォグルナールとグセフにホセイバン・グティエレス(スペイン、ケスデパーニュ)が追いついた。その後ろからは数名が追撃している。メイン集団はまだ安定せずに、飛び出す選手が続出している。グセフの追走集団にはミケル・アスタルロサ(スペイン、エウスカルテル)とスタフ・クレメント(オランダ、ブイグテレコム)が追いついた。先頭ポポヴィッチからは40秒遅れ。
 先頭ポポヴィッチがスプリントポイントを通過した。5人の追走集団は30秒後方。メイン集団は1分5秒後方だ。追走集団はグセフ、ヴォグルナール、アスタルロサ、グティエレス、クレメントの5人だ。メイン集団はまだ落ち着かず、前ではアタックがかかっている。積極的にコントロールするチームはいない。
 36km付近で先頭ポポヴィッチは後続を待つ仕草を見せ始めた。テレグラフの登りまで40km程の下りを残して単独では不利と見て、同僚のグセフ等との合流を選んだようだ。先頭ポポヴィッチに追走5人が追いついた。これで先頭は6人に。ディスカバリーチャンネルは2人をこれに送り込むことに成功した。ポポヴィッチとグセフ、昨年ツールでステージ優勝を挙げている05年のマイヨブランと今期ツールドスイスでステージ優勝を飾り、今年のプロローグで快走を見せ、ゲルデマンに奪われるまでマイヨブランを着ていた2人のコンビは強力だ。一昨日のステージで作戦が裏目に出たディスカバリーが巻き返しを狙い、前半から積極的な動きを見せている。
 40km付近でラボバンクがコントロールするメイン集団はここでようやくペースを落とし、6人の逃げを容認。これで先頭6人、その1分10秒遅れでメイン集団という展開。しかし、5分14秒遅れの総合21位のアスタルロサと7分32秒遅れの総合28位のポポヴィッチを逃がしてしまったラボバンクはあまりペースダウンができない状況に追い込まれた。
 しかし、第2スプリントポイントを通過した時点で、逃げる6人とプロトンとの差は2分50秒まで開いてしまった。メイン集団はラボバンクがメンバーを先頭に揃えて追走している。タイム差は3分にまで広がった。あと25kmほどでテレグラフ峠への登りが始まる。その後には最後のガリビエ峠が続く。先頭6人はローテーションを組んで快調に逃げ続けている。この6人の中でステージ優勝の経験があるのはポポヴィッチだけ。ポポヴィッチは2005年にツールドフランス初出場。その年にアームストロングの7連覇をサポートし、マイヨブランを獲得した。そして2006年は第12ステージで逃げ集団からゴール前で飛び出して優勝を飾っている。
 残り79km。ステージの半分を消化した。先頭6人は全員がローテーションに加わっている。下り基調の平坦コースということもあってかなりいいペースで進んでいく。テレグラフ峠への登りには4分ほどのアドバンテージを保ったまま挑むことになりそうだ。

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登録日:2007年 07月 18日 11:01:10

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