ツール第13ステージ(2)-エヴァンス果敢な走りで総合2位に!!

エヴァンス 第13ステージを終え総合2位に浮上

【7月22日 AFP】2007ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)、第13ステージ(アルビからアルビ、54キロメートル)・個人タイムトライアル。プレディクトール・ロット(Predictor-Lotto)のカデル・エヴァンス(Cadel Evans、オーストラリア)は、首位と1分14秒差の1時間07分48分を記録して2位でステージを終え、合計タイム58時間47分39秒で総合2位に浮上した。(c)AFP

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 スペイン勢はアルベルト・コンタドール(ディスカバリーチャンネル)が下馬評通りの安定した走りを見せて2分18秒遅れの7位に入る。チームメイトのグセフやポポヴィッチが次つぎと落車する中で新人としては大健闘の走りだった。そのコンタドールとは対照的にイバン・マヨ(サウニエルドゥバル)、カルロス・サストレ(CSC)、アレハンドロ・バルベルデ(ケスデパーニュ)のスペイン3人は序盤から出遅れ、最後までペースが上がらなかった。特に個人TTでアドバンテージを得ると目されていたバルベルデは明らかに精彩を欠いた。
 そして最終走者はマイヨジョーヌを着るラスムッセン。決して得意とは言えない個人TTだが、この日のラスムッセンは違った。序盤からバルベルデのタイムを大きく上回ったラスムッセンは、後半にかけて更にスピードを上げた。そして3分前にスタートしたバルベルデをラスト1kmでパスしてしまう。バルベルデとのタイム差を最小限に抑えるどころか、勢いよく抜き去ったのだ。
 結局ラスムッセンはヴィノクロフから2分55秒遅れの11位でゴール。ライバルやTTスペシャリストをも上回る見事な走りでマイヨジョーヌを死守した。逆にバルベルデは6分8秒遅れの47位に沈む。この日だけでバルベルデはライバルたちから大きなタイムを失った。クリストフ・モロー(フランス、アージェードゥーゼル)に至っては9分29秒遅れの125位でゴールしている。この日全体的に走りに生彩を欠いたケースデパーニュはバイクの設定に問題があったのかもしれない。
 この結果を受けて総合成績は文字通りシャッフルが行なわれた。マイヨジョーヌを死守したラスムッセンを1分遅れで追う総合2位のエヴァンス。そしてマイヨブラン争いで首位を独走中のコンタドールが総合3位に上がった。
 そしてステージ優勝を飾ったヴィノは一気に総合9位にジャンプアップ。アスタナは他にもクレーデンが総合4位、カシェチキンが総合6位に入り、総合トップ10に3人もの選手を送り込むことに成功した。アスタナはチーム総合成績でも一躍トップに立っている。
 ヴィノクロフは膝の怪我を思わせない力強い走りで最速の称号を得るのと同時に、マイヨジョーヌの射程圏内に舞い戻った。最も勢いのある選手、それは復調したヴィノクロフに他ならない。第5ステージの落車がなければこのTTでマイヨジョーヌを決定的なものにしていたかもしれない。しかし、得意なTTを終えてトップから5分10秒という差は決して楽観できるタイム差ではない。総合上位のクレーデンで行くのか、再びヴィノクロフをエースに臨むのか、今日のヴィノクロフの圧倒的な勝利でアスタナには大きな決断が必要となる。

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登録日:2007年 07月 22日 16:43:40

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