ツール第19ステージ-ブリュイネル4つ目の目標もクリア!!

ディスカバリーチャンネル 開幕を控え記者会見を行う

【7月6日 AFP】ツール・ド・フランス(2007 Tour de France)の開幕を7日に控えた5日、ディスカバリーチャンネル(Discovery Channel)のチーム・マネージャーを務めるヨハン・ブリュイネール(Johan Bruyneel)氏とリーヴァイ・ライプハイマー(Levi Leipheimer、米国)が記者会見を行った。
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(c)AFP

AFPBB News


 ツール・ド・フランス7連覇を達成した偉人ランス・アームストロング(アメリカ)が駆けつけたこの日、ディスカバリーチャンネルは新たな歴史の1ページを歩み始めた。チームのエースとしてツールに挑んだライプハイマーのステージ初優勝と、マイヨブランの枠に収まらないコンタドールのマイヨジョーヌ死守。パリのステージを前に、コンタドールは総合優勝をほぼ決定づけた。それにしても過去10年でマイヨジョーヌ獲得が8回というチーム成績はすごい!!ランスの7連覇もそうだが、全くいいところがないまま屈辱的な敗北をきっしてからわずか1年。今年からチームに加わったコンタドールとライプハイマーが総合1位と3位でパリのポディウムをゲット。今年早々にディスカバリーチャンネルがスポンサーを降りることが発表されていた中での快挙である。
 ヨハン・ブリュイネルという監督は、この日応援に駆けつけていたランス・アームストロングとの二人三脚で成し遂げたツールドフランス7連覇ではすっかり影の人だったが、ランスという超スパースターが抜けたチームをわずか1年で立て直した手腕は並みではない。昨年ディスカバリーのエースでツールに出場したアゼヴェドがチームを去り、ランスのアシストの一人ベルトランも今年はリクイガスのメンバーとなっていた。最後のTTで優勝を飾ったライプハイマーはグランツールでのステージ優勝は今回が初めてという選手。ブリュイネルは「最大の目標はリーヴァイをパリの表彰台にあげること」とツール開幕前に宣言していたが、過去5度のツール参戦というキャリアは充分だが、総合成績は一昨年の6位が最高ということを考えれば、ブリュイネルもマイヨジョーヌを期待していたとは思えない。しかし、彼は最大の目標を見事に達成したのだ。
 何度か書いたことだが、ブリュイネルはツール前に3つの目標を掲げていた。リーヴァイのパリ表彰台とステージ1勝とコンタドールの新人賞だ。ディスカバリーとしては非常に控え目な目標に見えるが、昨年の成績を考えれば止む終えないと私も思っていた。しかし、ブリュイネルはこのインタビューの最後を「レースのどこかでリーダーズジャージを着ることを4つ目の目標としてあげたいが、そこに執着したくはない。もちろんパリを翌日に控えた時点でそれが手中にあれば話は別だけどね」という言葉で締めくくっている。そして、その4つ目の目標が見事に達成されようとしているのだ。
 確かに優勝候補筆頭のヴィノクロフの落車やドーピングによるアスタナの撤退、さらにマイヨジョーヌのラスムッセンが去るという幸運にも恵まれた結果ではあるけれど、運も実力のうちなのだ。カデル・エヴァンスにも同様の運があったはずなのだ。ただ、彼は山岳で1分53秒という差をコンタドールに与え、それを得意のTTで逆転することができなかった。逆にコンタドールはアルプスでのパンクやピレネーで大会車両に前をふさがれるという逆風に見舞われていた。どちらにより運が味方していたかは明らかだろう。

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登録日:2007年 07月 29日 14:34:23

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