未遂であっても罪は罪!!
【ローマ 8日 AFP】7日のイタリア五輪委員会(Italian Olympic Committee:CONI)の聴聞会でこれまで否定していたドーピングを認めたと報じられたイヴァン・バッソ(Ivan Basso、イタリア)が8日、ミラノでの記者会見に臨んだ。
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(c)AFP/GIUSEPPE CACACE
2日前にCONIでオペラシオン・プエルトとの関与を認めたバッソが、ドーピングは未遂であったと釈明会見を開いたようだ。未遂であっても罪は罪なのである。殺人は未遂だからといって釈放されることはないのだから。バッソとしてはジロ・デ・イタリアのタイトルの剥奪を恐れたのかもしれないが、グランツールの覇者としての自覚が足りなかったことは否定できない。記録には残ったとしても、ファンの記憶は既に書きかえられている。こんな会見にどんな意味があるとバッソは考えていたのだろう?
それにしても、優勝した大会でなんら陽性反応が検出されていない選手が、ドーピング疑惑のあった医師と関係があったというだけで、ほぼ選手生命を絶たれる判決を受けることになるとは、自転車ロードレースの世界というのは実に不可解な世界である。2年間の出場停止が解けても1977年生まれのバッソは32歳になっている。現役復帰は難しい状況だ。
ビャルヌ・リースと師弟関係もあったのだろうが、フエンテスという医師と関わりあったというバッソの愚かさは否定できない。注目度の高いグランツール優勝者はクリーンでなければならないし、将来自転車選手を夢見ている子供たちの手本となる存在でなければならない。ウルリッヒやバッソの辿った道をもう誰にも歩んで欲しくはないと願っている。と同時に、UCIにも体質改善を要求したい。一度潔白と判定した選手を一転有罪にしてしまったのだから・・・通常の裁判なら「一時不再理」となる案件でなのある。
1986年にIOCは、それまで公式競技に限られていたドーピング検査を、トレーニング期間中にも一流選手を中心に行われるように拡大したようです。これは、特に蛋白同化ステロイドにおいて、トレーニング期に継続的に使用し、競技会が近づいた時点でより検出されにくい薬剤(天然ホルモン剤など)に切り替えて検査をすり抜ける例が現れてきたことに対応する措置とのことです。 これが「抜き打ちドーピング検査」と呼ばれるものです。
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登録日:2007年 08月 03日 04:11:26
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