カザフ人スターの相次ぐスキャンダル!!

アスタナのカシェチキンからドーピング検査で陽性反応が検出される

【8月9日 AFP】プロサイクリングチームのアスタナ(Astana)に所属するアンドレイ・カシェチキン(Andrey Kashechkin、カザフスタン)からドーピング検査で陽性反応が検出されたことが8日に明らかとなった。
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(c)AFP

AFPBB News


 ヴィノクロフに続いて第2エース格のアンドレイ・カシェチキンも抜き打ちドーピングでAサンプルが陽性と判定されてしまったようだ。
 アスタナのドーピングがらみのスキャンダルとしてはこれで今シーズン4人目となる。マティアス・ケスラー(ドイツ)がフレーシュ・ワロンヌ前のドーピング検査でテストステロンの陽性反応が出て、Bサンプル検査結果も陽性でチームはケスラーを即刻解雇した。
 そしてジロ・デ・イタリア総合3位のエディ・マッツォレーニ(イタリア)も「オイル・フォー・ドラッグ」というドーピング捜査の捜査線上に上がり、現在CONI(イタリアオリンピック委員会)による審議が進められている。マッツォレーニは疑いがあることだけですでにチームから解雇処分を受けている。
 アスタナは昨年のオペラスオン・プエルトの主犯の一人とされたサイス監督率いるリバティー・セグロスのスポンサー撤退に伴い、アスタナ・ウルトとしてチームを引き継いだ経緯を持つ。その後ヴィノクロフの働きかけで、アメフトフ元カザフスタン首相(および同国自転車競技連盟会長)がパトロンとなりカザフスタンが国営スポンサーを努めるチームとなったのである。スポンサーは替わっても、リバティー・セグロス時代からのチーム体質は変わっていないのかもしれない。アスタナはブエルタ・ア・エスパーニャへの出場招待を受けていたが、カシェチキンがBサンプルでも陽性反応が出た場合、主催者のウニプブリクはどうするのだろう。
 スポンサーが替わってもチームの体質が変わらないことは、T―モバイルが証明している。T-モバイルはドイツ・テレコム時代にチームぐるみでドーピングを行っていたとされ、既にエリック・ツァベルとビャルネ・リースといったかつての所属選手がドーピングを「告白」している。昨年のウルリッヒ問題を受けてクリーンなチームを目指してツール・ド・フランスに参加しながらも、パトリック・シンケウィッツに高濃度のテストステロンが検出されるという事態を惹き起こし、ドイツ国内でツール・ド・フランスの放送をボイコットするという騒ぎにまで発展している。
 チームのパトロンであるアメフトフ元カザフスタン首相(および同国自転車競技連盟会長)はヴィノクロフの解雇後もチームのサポートを続けることを発表していたが、カザフ人スター2人の相次ぐスキャンダルは再びチームの存続に関わる問題にまで発展するに違いない。このままではカザフスタン=ドーピングというイメージができあがってしまう可能性があるのだから・・・

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登録日:2007年 08月 10日 12:10:42

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