自転車競技が必要としている調和と安定とは?
【8月10日 AFP】携帯電話会社T-モバイル(T-Mobile)は9日、2010年までプロサイクリングチームのスポンサーを務めることを明らかにした。
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(c)AFP
T-モバイルのHamid Akhavan氏は「我々は自転車競技が必要としている調和と安定を達成することで、正しさを証明したいと思っている。今後も競技に関わり、クリーンなスポーツに生まれ変わる過程を支えて行きたい。新たなドーピング違反が発覚した場合には、即座に撤退する用意ができている」と語った上で2010年までのスポンサーを務めることを明らかにした。
「自転車競技が必要としている調和と安定」が何を意味しているかは不明であるが、現在の自転車ロードレース界はUCI、IOC、WADA、AIGCPそれにグランツール主催者が一体となって調和が取れた、安定したレース運営が求められていることは確かである。
チームもまた同様であろう。スポンサーが替わってもチームそのものはほとんどそのまま引き継がれることの多い自転車ロードレース界では、チームの体質改善が難しい状況である。今回のアスタナやT-モバイルのドーピング事件はその証拠だろう。チームの体質を根本から変えて行く努力もまた不可欠なのである。
また、Hamid Akhavan氏はドイツ国内の反ドーピング機構へ100万ユーロ(約1億6000万円)を提供し、選手やチームスタッフはドーピング対策の為に給与の一部を寄付するとも語っている。ブエルタ主催者Unipublicも、相次ぐドーピングスキャンダルの再発防止に備え、新たな検査の実施に180,000ユーロもの予算を投入することを発表しているが、これらの予算が実際どのように使われるかは不透明なままだ。単にドーピング検査の回数を増やすというのではあまり意味がない。むしろ現在問題になっているドーピングの検査方法の見直しや、新たな検査技術の開発などに利用されることを切に願っている。また、WADA機関だけではなく中立の第三機関による検査の速やかな実施も期待したい。
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登録日:2007年 08月 10日 12:38:54
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