ヴエルタ・エスパーニャ開幕もメンバーに?

ベンナーティ 第1ステージを制する

【9月2日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)、第1ステージ(ビーゴからビーゴ、145キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 2007年9月1日、ブエルタ・ア・エスパーニャの開幕を告げる第1ステージが行なわれた。レースにはアスタナとユニベット.comを除くプロツアー18チームに、アンダルシア、カルピンガリシア、レラックスGAMのプロコンチネンタル3チームを加えた計21チームが出場していた。
 それにしても昨年の覇者は勿論、今年のグランツール優勝者の姿もない。過去のグランツール優勝者はデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)とダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレフォンディタル)の二人だけ。ツール・ド・フランスを一軍とすれば明らかに1枚も2枚もメーンバーが落ちていることは否定できないだろう。地元スペインではコンチネンタル・プロチームのカルピンガリシアの参戦などで盛り上がっているようだが、第三国のファンとしては物足りなさを感じてしまう。
 今日フランスでプロツアー第23戦にあたるGPウエストフランス・プルエーが行われるが、こちらにはジロ・デ・イタリアの覇者ダニーロ・ディルーカ(イタリア、リクイガス)、2位のアンディ・シュレック(ルクセンブルク)と兄のフランク・シュレック、ジロ・デ・イタリアの山岳でピエポリと共に活躍を見せたジャパンカップ覇者のリカルド・リッコ(イタリア、サウニエルドゥバル)、今年で解散が決まっているディスカバリーからもヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)とウラディミール・グセフ(ロシア)や別府史之も出場している。個人的にはこちらのレースの方が面白そうな気がしてならない。
 世界選手権と日程が重なるため、どうしてもこうしたメンバーにならざるを得ないのは分かってはいたものの、UCIと主催者の間で何とか巧く日程の調整ができないものなのか?主催者側も後半で世界選手権を目指す選手のリタイヤも考慮に入れ、初戦をプロローグではなく通常のステージにしたり、前半戦に山岳ステージを用意したりと工夫の跡は見られるものの、このメンバーではTVなどの視聴率は明らかに落ちることは間違いなさそうだ。
 今年で解散を決めたディスカバリーのヨハン・ブリュイネール監督のアスタナからのオファーも取りざたされているが、彼自身ヴエルタ・エスパーニャに参戦していない可能性があるのだ。レース初日から準エースのトム・ダニエルソンを落車で欠くというのは、ブリュイネールらしくない。ディスカバリーは若いヤネス・ブライコビッチをエースに送り込んだものの苦戦をしいられることになりそうだ。
 初日はダニエーレ・ベンナーティ(イタリア、ランプレフォンディタル)がツール・ド・フランスのシャンゼリゼに続く勝利を飾り、グランツール3勝を含む8勝目を挙げた。ドーピング疑惑でツール・ド・フランスに参加できなかったアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ミルラム)に注目が集まっていたが、生彩を欠き3位に終わった。また今年のマイヨヴェール・トム・ボーネン(ベルギー、クイックステップ)も全く伸びずアラン・デーヴィス(オーストラリア、ディスカバリーチャンネル)にも交されて5着に終わった。ツール・ド・フランスの疲れもあるのか、それともモチベーションを挙げられないのか?ツール・ド・フランスのクイックステップとは全く別のチームのような感じがした。
 今日も明日もほぼ平坦ステージのため、ベンナーティがマイヨ・オロを4日目の山岳ステージまで守り通す公算が高くなった。ピーキングの問題はあるだろうが、ベンナーティがマイヨ・ブントス候補の筆頭に名乗りを挙げたことは間違いない。

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登録日:2007年 09月 02日 13:38:35

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