UCIはドーピング基準をIOCに合わせるべき!!

アスタナ Bサンプル検査の結果カシェチキンの解雇を発表

【9月1日 AFP】プロサイクリングチームのアスタナ(Astana)は31日、Bサンプル検査で血液ドーピングの陽性反応が確認されたアンドレイ・カシェチキン(Andrey Kashechkin、カザフスタン)を解雇処分にすることを発表した。
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(c)AFP

AFPBB News


 今年で解散が決まっているディスカバリー・チャンネルのヨハン・ブリュイネールに来期の監督のオファーをしていることが伝えられるアスタナだが、アレクサンドル・ヴィノクロフに続きアンドレイ・カシェチキンにもBサンプル陽性が確認されたことを受けて彼の解雇を発表した。地元カザフスタンのエース級の選手を二人も失ったアスタナがこのままカザフスタンの国営企業のスポンサーを維持することは多分難しいはずだ。
 そもそもアスタナというチームは昨年のツール・ド・フランスに参戦するためにヴィノクロフの働きかけでできたチームである。今年のツール・ド・フランス開幕前には来期のヴィノクロフ監督説まで流布していたチームなのだ。それが急遽ブリュイネールに来期監督のオファーを出すということは、チーム母体はそのままにスポンサーを新たに見つけようという目論見があるような気がしている。したがって、ブリュイネールがオファーを断ればチームの解散も十分にありえる状況だと推測している。
 昨年はランディスのドーピング問題でフォナックはあっさりとチーム解散を決めているように、チームのエースをドーピングで解雇せざるをえないチームはスポンサーを維持することが困難になるのが一般的である。チームのエース級の選手を2名もドーピングで解雇したアスタナが解散を発表しないことのほうがむしろ珍しいことなのだ。
 世界陸連(IAAF)がドーピング規則の見直しを提言し、現行の2年の資格停止処分を倍の4年に引き上げ、ドーピング違反者は資格停止処分が解けても次のオリンピックには参加させないという意向を示したことに対しIOCも同調のかまえを見せ始めた。IOCの下部組織である世界ドーピング機構(WADA)も当然その方針を受け入れるはずである。となれば自転車ロードレースでもドーピングが発覚すれば4年間の出場停止になる。よほど若い選手でなければドーピング発覚は即引退ということにもなりかねない状況になる。
 先日大阪で閉幕した世界陸上では今のところドーピング陽性反応はゼロだという。20日の開始から検査を受けた選手は500人に達し、195の尿検体と363の血液検体が採取された。大会を通じて合計約1000の検体を調べる予定らしい。世界陸連(IAAF)がドーピングに対し自信を見せるのもうなづける。この辺りがUCIとの体質の違いなのだろう。何度も述べていることだが、UCIもドーピング基準をIOCに合わせるべきである。守れない基準をいくら作っても選手やファンを混乱させるばかりなのだから・・・

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登録日:2007年 09月 04日 09:22:57

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