コバドンガの頂上ゴールの行方は?

ベッティーニ 第3ステージを制す

【9月4日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)、第3ステージ(ビベイオからルアルカ、153キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 ヴエルタ・ア・エスパーニャが第3ステージを終えた。一方、GP西フランス・プルエーでトマ・ヴォクレール(フランス、ブイグテレコム)が優勝し、ダニーロ・ディルーカ(イタリア、リクイガス)が3位でUCIプロツアーポイントを加算し、我等が別府史之(ディスカバリーチャンネル)が総合17位に健闘したという嬉しいニュースも飛び込んできた。やはりこちらのレースが見たかった!!
 またアメリカではナショナル選手権ロードレースが行なわれ、リーヴァイ・ライプハイマー(ディスカバリーチャンネル)が独走で初の栄冠を掴んだようだ。まあツール・ド・フランス総合3位、最後の個人TTの結果を見れば当然の結果ともいえる。タイムトライヤルではデーヴィット・ザブリスキー(CSC)が2年連続のアメリカチャンピオンに輝いた。ロードでは前年度チャンピオンのジョージ・ヒンカピーが2位に入り、ディスカバリーチャンネルがワンツー。応援したい選手がTV放送のあるヴエルタ・ア・エスパーニャ以外のレースで活躍を見せているのは非常に残念である。
 ヴエルタ・ア・エスパーニャの話題にもどろう。前半の3ステージは平坦コースとはいえ結構アップダウンのあるコースで、特に第2・3ステージはゴール前に登りがあり、純粋なスプリンターたちにとってはかなり厳しい結果となってしまった。第2ステージではゴール前2km地点で大きな落車があり、マイヨ・オロのベンナーティが巻き込まれてしまった。ツール・ド・フランスではゴール前3km以内の落車では救済措置がありタイム差はつかないが、どうやらヴエルタ・ア・エスパーニャは違うようだ。またゴールでのボーナスタイムもどうやら設定されていないらしい。
 第2ステージでスプリントを征したオスカル・フレイレ(スペイン、ラボバンク)が第3ステージでも2位に入り、マイヨ・オロを確保した。第3ステージはゴール遥か手前の最後の3級山岳でペッタキやボーネンが遅れてしまい、ゴールスプリントに加わることさえできなかった。優勝はアルカンシェルを着たパオロ・ベッティーニ(イタリア、クイックステップ)だった。コースがワンデイレース得意のベッティーニに味方したようだ。3位にはディスカバリーのアラン・デーヴィス(オーストラリア)が入っている。マイヨ・オロのフレイレもこの日の優勝者のベッティーニも目標は世界選手権にあるため、途中リタイヤになるはずである。ペタッキやボーネンの活躍の場は後半戦にしかないかもしれない。ただ3級山岳で遅れるようでは調子に?が付くことは確かだ。
 いよいよ今日の第4ステージから本格的な山岳コースに突入する。特に今日の第4ステージは今大会で最も厳しい登りコバドンガの頂上ゴールが設定されいる。総合の行方というより選手たちのコンディションを見極めるレースになりそうな気がしている。特に第1ステージで落車しているクネゴの状態が気になるところだ。ディスカバリーのヤネス・ブライコビッチの走りにも注目したい。いずれにしてもコンチネンタル・プロチームの選手がまた逃げるのだろうが、頂上ゴールでは自力に勝るプロ・ツアーの選手たちの勝負になる。クネゴの調子が厳しそうなだけに、2005年の覇者デニス・メンショフ(オランダ、ラボバンク)と今年のジロ・デ・イタリアの山岳王ピエポリ(イタリア、サウニエルドゥバル)が有力な候補といえるだろう。

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登録日:2007年 09月 04日 10:22:11

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