マイヨ・オロの行方がほぼ決まってしまった!!

メンショフ 第10ステージを制し総合首位をキープ

【9月11日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)、第10ステージ(ベナスケからオルディノ・アルカリススキー場、214キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 ヴエルタ・ア・エスパーニャは個人TTに続く2つの頂上ゴールの山岳ステージを終え、初めての休養日を迎えた。世界選手権までの間隔が短いため、途中リタイヤする選手も多いヴエルタ・ア・エスパーニャだが、今年はプロローグなしでスタートいう主催者の苦心も虚しく、前半の10ステージでほぼマイヨ・オロの行方が決まってしまった観がある。
 個人TTで好成績を残したステイン・デヴォルデル(ベルギー、ディスカバリーチャンネル)が続く第9ステージの登りで大きく遅れてしまい、優勝候補に挙げられていたオスカル・ペレイロ(スペイン、ケースデパーニュ)も早々にリタイヤしてしまった。
 マイヨ・オロを手にしたのがデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)。個人TTではデヴォルデルに30秒の遅れをとったものの手堅い走りで山岳をこなし、2位のウラディミール・エフィムキン(ロシア、ケスデパーニュ)に2分以上の差をつけている。
 第19ステージの個人TTは20kmと距離が短いため、3位のカデル・エヴァンス(オーストラリア、プレディクトールロット)も2分27秒の差を逆転することは難しいはず。今年のヴエルタ・ア・エスパーニャは後半にも5つの山岳ステージが設定されているが、頂上ゴールは1つだけ。山岳スペシャリストにとっても逆転は難しい。怖いのは大逃げだが、距離の長いステージもほとんど残されていない。
 メンショフは今年のツール・ド・フランスではミカエル・ラスムッセン(デンマーク)のアシストにまわり、懸命に尽くしたものの、ラスムッセンがチーム解雇でレースを去ってしまった。ラボバンクに対するバッシングも相当強く、ストレスがかなり溜まっていたに違いない。そのストレスを発散するかのようなラボバンクの活躍には目を見張るものがある。チームが大きなミスをしない限りメンショフのメイヨ・オロはほぼ確定と見ていいだろう。
 一方、9月9日からはポーランドでツール・ド・ポローニュが開催されており、こちらはGPウエストフランス・プルエーからのメンバーが主流をしめ、ジロ・デ・イタリアの覇者ダニーロ・ディルーカ(イタリア、リクイガス)、2位のアンディ・シュレック(ルクセンブルク)と兄のフランク・シュレック、ジロ・デ・イタリアの山岳でピエポリと共に活躍を見せたジャパンカップ覇者のリカルド・リッコ(イタリア、サウニエルドゥバル)、今年で解散が決まっているディスカバリーからもヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)とウラディミール・グセフ(ロシア)や期待の別府史之も出場している。
 しかし、第2ステージで期待していた別府選手が早々にリタイヤしてしまった。GPウエストフランス・プルエーではエースのポポヴィッチやグセフを押さえてチーム最先着の17位と好走をしていただけに残念で仕方がない。ヴエルタ・ア・エスパーニャでもトム・ダニエルソン、パウリーニョ、エースのヤネス・ブライコビッチが早々にリタイヤしており、ディスカバリーの不振が目立っているのは残念だ。解散が決まっているだけにチームとしてのモチベーションは期待できないが、移籍先が決まっていない選手たちにとっては個人でも力を見せなければならないだろう。しかし、ツール・ド・ポローニュでもトップ10にディスカバリーの選手の名前は見当たらない。

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登録日:2007年 09月 12日 19:41:21

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