U22日本代表C組首位も前途が多難!!

日本代表 カタールを降しグループ首位に

【9月12日 AFP】サッカー北京五輪アジア最終予選・グループC、日本vsカタール。試合は日本が1-0でカタールに勝利し、勝ち点を7に伸ばしてグループC組の首位に立った。(c)AFP

AFPBB News


 U22日本代表がホームでカタールを1―0で降しグループ首位に立ったが、前途が多難である状況は変わらない。後半退場により10人になったとはいえホームで1―0というのは決して評価できる内容ではない。
 来月にはカタール、ヴェトナムとアウェイで厳しい2試合が残されているのだから、ホームでの得失点差を広げておかなければならなかったはず。これでアウェイでの2戦を最悪でもドローでいかなければならなくなった。負けられない1戦が続くことになる。
 今年のアジアカップを見る限りアジアのチームの差はどんどん縮まっていることは確かである。加えて中東、東南アジアと気温の高い地域と長距離移動も大きな壁として日本の前に立ちはだかることになる。比較的守備の安定しているチームではあるが、アウェイでは何が起きるかわからない。日本代表のアジアカップ4位にも失望させられたが、U22日本代表が北京への切符を失う可能性もまだまだあると考えるべきだろう。
 日本代表はトルシエ、ジーコと1999年のワールド・ユース準優勝メンバーに頼りすぎ、若手の育成が充分になされてこなかった。オシム監督の現在の課題がそこにある。彼は監督就任時からずっと国内組起用にこだわってきた。これは国内にいる若手にチャンスを与え次世代を狙える選手の育成を見すえてのもの。オシムにとってはアジアカップは次のワールドカップに向けての中間点としての位置づけでしかなかった。
 欧州組を除くと日本代表の戦力は大幅に落ちることはオシムも充分に承知しているはずである。にも関わらず国内組を積極的に起用するのは、次世代の若手の育成にあることは明らかだ。ワールドユース準優勝の選手たちも次のワールドカップが年齢的な限界だろう。そうした意味でも今回のU22メンバーは重要な意味をもっている。彼等が北京オリンピックの切符を逃すようなことがあれば日本サッカーは再び暗黒の時代に入ってしまうことになるだろう。

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登録日:2007年 09月 13日 14:09:16

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