サムエル・サンチェス切れる下りでステージ優勝!!

サムエル・サンチェス 第15ステージを制す

【9月17日 AFP】第62回ブエルタ・ア・エスパーニャ(62nd Vuelta a Espana)、第15ステージ(ビジャカリジョからグラナダ、201.4キロメートル)。
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(c)AFP

AFPBB News


 ヴエルタ・ア・エスパーニャは最後の休養日を終え、後半戦に突入する。第15ステージは1級山岳モナチル峠の下りで真価を発揮したサムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル)がマヌエル・ベルトラン(スペイン、リクイガス)をスプリントで下して優勝。サンチェスは総合争いのライバルを41秒引き離し、総合でも5位に上がった。
 しかし総合上位陣は同じ集団でゴールしたため順位もタイム差にも全く変動はなかった。残念なのがこの日果敢な攻めの走りを見せていたダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ)のリタイヤの報である。落車で13針も縫う怪我の治療とリハビリということらしい。来期に向けて順調な回復を願っている。そして来期こそはツール・ド・フランスでのクネゴの雄姿を期待したい。
 ヴエルタ・ア・エスパーニャもいよいよ後半戦に突入するが、総合争いの興味は最早ない。わずか2分少々の差ではあるが20kmのTTでの逆転が難しい状況なだけにデニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)の総合優勝は動かしようがないだろう。残るはポイント賞と山岳賞争いにしぼられた。ペッタキが連勝を伸ばせばベッティーニを逆転することも可能だろうし、ヴァンホーレンも残る山岳で逃げに乗れれば山岳賞ジャージをキープできるかもしれない。しかし、ヴァンホーレンは純粋なクライマーではないので、いくら小さなポイントを積み重ねるかが鍵となる。
 既に207名中35人以上の選手がリタイヤしており、今後も世界選手権に向けて続々とリタイヤする選手がでるだろう。シーズン終盤にグランツールを置くのはいかがなものか?以前のようにジロ・デ・イタリアの前に開催することは難しいのだろうか?そうしなければヴエルタ・ア・エスパーニャのグランツールとしての意味合いが薄くなることは間違いないだろう。
 35名のリタイヤで驚いてはいけない。ツール・ド・ポローニュの最終第7ステージではなんと完走したのは63人。この日だけで91人がリタイアするというまさにサバイバルレースになったようだ。半数以上がリタイヤというのは異例のことだと思う。最終ステージを征したのはプレディクトールロットの若手ヨハン・ヴァンスーメレン(ベルギー)。プロ6年目にして手にした初勝利は、なんとプロツアーレースの総合優勝だった。春から若手の台頭が目立っていた2007シーズンだったが、この傾向は今後のトレンドになるに違いない。またポポヴィッチを2008年から迎えるプレディクトールロットもカデル・エヴァンスとのWエースとなり、若手の成長を加味すれば、マキュアンのスプリンターチームからグランツールの総合優勝を狙えるチームへの変貌が期待される。問題はコンタドールとライプハイマーがどこに移籍するかだろう。

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登録日:2007年 09月 18日 16:01:43

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