もしモントリオールに雨が降らなかったら…を再現したバレンシアの青い空
なんとまあ似たようなサーキットで連続開催すると分かりやすいものですね。
晴れと雨でのレース展開の違い。
さらにマシンへの慣熟性が上がってきてあからさまになってきたのが、
各チームの「ナンバー1」「ナンバー2」の腕の差。
ほぼ出たトコ勝負の予選ではマシンの優劣で順位が決まりますが、
決勝では各チームメイト同士間での「速さ」の優劣がハッキリ見えてきます。
レッドブル=ベッテル>ウェバー
フェラーリ=アロンソ>マッサ
マクラーレン=ハミルトン>バトン
メルセデス=ロズベルグ>ミハエル
このあたりは「何を今更」ですが、ちょっと問題なのが
ザウバー=ペレス>可夢偉
すでにモナコの予選で「ありゃ?」と思っていたのですが、
例のペレスの予選クラッシュ事故で2戦ほど「お預け」に。
その結論が、ここバレンシア市街地サーキットでの予選・決勝であきらかに。
上位チームへの移籍を画策する可夢偉クンには、とても不味い結果となりました。
「ペレスの方が、市街地サーキットを得意だった」からと思いたいです。
次のシルバーストーンは、正念場かも。
それ以上に正念場かも?はピレリタイヤ。
さすがに4〜5回ピットインは「多すぎ?」って事で、「ソフト&スーパーソフト」の予定から「ミディアム&ソフト」と堅めのコンパウンドに変更して挑んだバレンシア。さすがに「4回ピット」は無かったものの、相変わらずハード目のコンパウンドのライフがちっとも伸びないというダメタイヤっぷり。
オプションのソフトタイヤを3回、プライムのミディアムを1回という本来の「プライム」と「オプション」の意味が逆転してしまっている状況を、ピレリはどう考えているのか、ちょっと聞いてみたい。
コンパウンドの固さと作動温度領域のベクトルグラフを4区分して、様々なサーキット特性に合ったタイヤを用意していたブリヂストンのレベルにまで到達するのはいつの事でしょう。
ただ、そんなダメなピレリタイヤを履いて1ピット作戦を成功させたペレスというドライバーのタイヤマネジメント能力は、あのバトンすら凌駕しているかもしれません。
可夢偉、ピ〜ンチ。
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登録日:2011年 06月 29日 14:29:26
雨とセーフティーカーとDRSによって描かれた歴史的名勝負
地上波放送視聴者の皆様、夜遅くというか朝早くまでお疲れ様でした。
いつでも「次の試合」が見られる野球中継じゃないんだから最後までやれよ!
とお怒りの方もいらっしゃったことと思いますが「4時間半」ものレース中継はさすがにムリだったようで。
せっかくの生中継も尻切れトンボでは残念至極。
「可夢偉、ついに表彰台か!?」状態のまま、結果はニュースだけなんてあんまり。
しかもその結果が「優勝バトン、可夢偉7位」ではますます「??」だったことでしょう。
で結局、フジTV地上波での「完全版」再放送はないようで。
今シーズン初めて、優勝争いを賭けたオーバーテイクがコース上で起きたというのに。
眠い目をこすりながら待ちぼうけを食わされた本当に熱心なF1ファンたちの努力が報われる事はもうないのでしょうか?
すでに「F1速報」などに詳しく載ってますが、拙いながらも
「2011年 第7戦 カナダGP」の雨天中断以降のレースダイジェストをお伝えしようと思います。
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登録日:2011年 06月 24日 20:24:56
やっぱDRSいらなくね?モナコ伝説のオーバーテイク
人の運命とは分からないもの。
先の大震災により家族や財産を失われた多くの方々の姿を見てそう思います。
けれど、そこで流す同情の涙が「自分でなくて良かった」という安堵感の裏返しでないと言えるでしょうか?
福島原発を原因とする放射線被害が東日本全体を巻き込みつつあるという報道を見ながら「風評被害にあって可哀相」などと言えるのは、自分が今現在、放射線被害を受ける立場にいないからでないと言えるでしょうか?
比較的平和で安全な立場にいてはじめて「可哀相な誰か救おう」と言えるのではないでしょうか。
食べる余裕があるからこそ釣り銭をコンビニの募金箱に入れられるのではないでしょうか。
リストラされバイトで食いつなぎ、それでも年収が100万にも届かない人間に被災地を見舞う余裕があるでしょうか。
少なくとも我が国の総理大臣は、自分の政治的地位が危ういというだけで「被災地を振り返る」余裕がなく見えます。
サバイバルの基本はまず、自分の身の安全の確保と言います。
そう考えれば、不信任決議でとった彼の行動は実に「正しい」対応だったのかもしれません。
歴史上英雄と呼ばれてきた人々も乱世や動乱を必死に生き残り「一命を賭して」国や国民を守りました。
でも、よく調べるとその影で決して少なくはない犠牲者も同時に生み出しています。
3.11以降の総理大臣や政府や東電がとってきた行動は、何を守り、何を犠牲にしているのでしょうか?
そして、今回の災害や騒動はどんな歴史として未来に語り継がれるのでしょうか?
それはまさに神のみぞ知るコトなのでしょう。
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そんな日本から遠く離れた地中海の陽光の下、ひとりの日本人が非凡な才能で歴史に残る戦いを見せてくれました。
新兵器《DRS》がまったく役に立たないビンテージコース「モナコ」で、小林可夢偉が浮気な「運の女神」の前髪をなんとか捕まえ、1ピット戦略とタイヤに優しい走行テクニックで見事、歴代日本人トップの5位入賞を果たしました。
何度みても興奮できる実にいいレースでした。
これまでF1を見てきてよかったと思える日本人の歴史に残る一戦でした。
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登録日:2011年 06月 08日 11:46:54
DRSとピレリタイヤがF1をつまらなくしている?
「DRSの採用でオーバーテイクが増え、レースに活気が戻る」
と豪語されていたFIAほかの皆様。
すでにスペインまでの5戦が終わった時点で振り返っていかがでしょう?
現状は、皆様の目論み通り、なのでしょうか?
おっしゃられていた通り「オーバーテイク回数」は増えたようですが、
それによってほんとうにレースに活気は戻ったのでしょうか?
私には、気のせいでしょうか?
画面の端々に「ベッテル退屈症候群」という文字がチラついて見えるのですが…。
皆さんには、どう映っているのでしょうか?
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登録日:2011年 05月 26日 00:02:11
不発?意味無し?DRSデビュー戦
本来の開幕戦であるバーレーンが、政情不安によってキャンセルされたかと思えば、我が国の東北部を史上最悪な大震災と大津波が襲い、世界的にも多くの同情を集める事態となった。
いまだに被災地では多くの方々が不自由な生活を強いられるのみならず、原発の炉心溶融という「起きてはならない人災」によって更なる被害の拡大が進んでいる。
西日本に住む私の近隣地区にも同じくらい老朽化した原発が稼働中であり、いつ同じような事態が起こってもおかしくはない。
今回の原発事故を振り返ってみれば、いかに「最悪なケースが起こらない想定の上」に原発行政が進められていたかがよく分かった。
「日本の原発は世界一安全」などと「絵空事」をうそぶいていた輩全員に今回の事故の責任がある。
また原発による恩恵をてんびんに乗せ、スルーし続けてきた自分を含めた日本人全員にもまた同様に罪がある。
「みんなでいっしょにガンバロウ」
と、今はF1ドライバー全員から応援メッセージを受けているが、果たして日本GPが開催されるまでに福島原発の異常事態が収束していない場合、彼らが「放射能汚染の恐れ」がある日本にわざわざ来てくれる保証がいったいどこにあるだろうか?
特にヨーロッパの人々は、チェルノブイリ原発事故以来、「放射能」には極端にナーバスである。
それはフランス人がとっとと日本から脱出したコトからも明らかである。
1年1度の鈴鹿詣でが生き甲斐のF1ファンは、一刻も早く福島原発が落ち着くコトを祈ろう。
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登録日:2011年 04月 06日 02:26:56
omg!クビサが大けが!!!!

クビサの悲劇的な事故の知らせを聞き、本当にショックを受けた。
チャンピオン候補とまでは言わないが、お利口さん傾向が増えてきた昨今のF1で、枠にハマることを嫌い、危険を顧みないチャレンジングなドライブスタイルで、しばしば退屈なレースを賑わせてくれたロバート・クビサ。
フェラーリ移籍が噂され、これからの更なる飛躍が期待されていた矢先だけに、他カテゴリーで起きた不運な事故で選手生命の危機に瀕していることに、なんとも暗澹たる気分にさせられる。
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登録日:2011年 02月 09日 03:20:15
勝敗を分けるのは、常にメンタル・タフネスの差
なんじゃこりゃあああああああああ。
なんでドーモトが映ってるんじゃああああ。
何?2時間も番組がズレてるって、どうゆこと?
……おのれロッテか、ロッテのせいかぁああっ。
ソフトバンクから日本シリーズを奪っただけでは飽きたらず、
F1の放送まで台無しにしたんか。おのれはぁあああ。
うあぉおおお。録れてないじゃんよぉおお。
一応、生放送のブラジルGPだからと
30分多めにタイマーを掛けていたのですが…。
野球の放送を忘れていたとは、不覚です。
ちゃんと「番組録画」で録っていたら、こんな事にはならなかったんでしょうねえ。
CSでナマ中継を見ていたので、うっかり油断して地上波録画に失敗。
いつ以来だろう。セナが死んだ94年のサンマリノGP以来か?
セナの死があまりにショックでぼ〜っとしていたら、
別の日にちゃんとしたレース中継が再放送されたのを録画仕損ねました。
う〜ん。地上波の再放送なんて無いんだろうなあ〜。残念。
録画し損なった皆さん、ご愁傷様でした。
結果は、ベッテルが勝ちました。でも、アロンソもしっかり3位に入って15点加算。
泣いても笑ってもあと一戦。
アロンソは、チャンピオン獲りへ向け、万全の態勢。
ウェバー、ベッテルのレッドブル勢、ピ〜〜ンチ。
次のアブダビGPで、もし、
ウェバーが優勝(263点)しても、アロンソは2位(264点)でチャンピオン決定。
ベッテルが優勝(256点)ウェバーが2位(256点)でも、
アロンソは4位(258点)ならチャンピオン決定。
圧倒的に有利なのは、アロンソで間違いなし。
これが優勝経験のないレーサーだったら、プレッシャーで自滅もありうるけど、
アロンソは、ミハエルやライコネン相手に2回もチャンピオンを獲ったベテランです。
マシンによほどのトラブルでも出ない限り、まず失敗しないはずでしょう。
それよりも問題なのは、レッドブル勢というお話。
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カテゴリー[ 2010年 F1GPテレビ観戦記 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2010年 11月 13日 22:55:24
アロンソか?ウェバーか?どーなるチャンピオンシップの行方
なんともはや。
終盤のチーム格差を占う意味で重要だったイタリアGP&シンガポールGPが、
まさかアロンソの2連勝で終わるとは、予想だにしませんでした。
ここに来て、フェラーリF10が、ほぼ最終進化形となり無敵状態。
こうなると、サポート体制をアロンソ一人に絞れる、フェラーリが断然有利です。
一方のレッドブルとマクラーレン勢は、チャンプ候補を二人抱え、
しかも建前上「ダブル・ナンバー1体制」という足かせを外せないために、
どうしても戦力が分散されてしまいます。
もはや、チームオーダー規制も、有名無実となった今、
アロンソが、チャンピオン最有力候補と言っても、不思議ではありません。
決着は、最終戦アブダビGPまでもつれ込むのは、ほぼ確実でしょう。
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登録日:2010年 10月 05日 16:41:53
寄る〜な〜♪触るな〜♪弾け〜て飛〜ぶ〜さ〜♪フェラーリの「超合金ボディ」?
ナンデだろ〜? ナンデだろ〜?
ナンデだ? ナンデだろ〜?
かつて日本中の子供たちが、マネしていたのに…今は、もう誰も…。
うっかり使ったら、失笑を買ってしまう…そんな一発ギャグが、
思わず、口をついて出てしまうほど、ワケが分からない。
そんなイタリアGPだった。
・・・・・・・・
最初の「ナンデだろ?」は、
フェラーリF10の「異常」なまでの頑丈さ、について。
・・・・・・・・
今回の大本命と思われていたルイス・ハミルトンだったが、なんと、あろうことか、わずかスタート後1/4周足らずでリタイアという結果に。
その直接的原因となったのは、マッサとの接触だった。
車載カメラにもバッチリ映っていたように、ロッジアの入口、左カーブの進入でハミルトンのMP4-25の右フロントタイヤが、マッサの左リアタイヤに触れた瞬間、バクッと内側を向いた。
当てたマッサは、まったく気づかないまま、平然と走り続ける。
当てられたハミルトンも「ん?タイヤが変な角度だったような…気のせい?」とでも思ったのか、接触前と同じ調子で走り続けた。
しかし、その数秒後にハミルトンは、それが「現実」であった事を思い知る。
ステアリングロッドの折れたマシンで、レズモ1は曲がれない。
ハミルトンは、グラベルの中へ突っ込んで、砂煙の中、マシンを止めた。
一方、マッサのマシンは、そのまま何事もなくレースを走りきり、バトンを抜く事はできなかったが、見事、3位表彰台を獲得した。
このマッサの場合は、確かに当たり所が良かった、と言えるだろう。
回転するタイヤのショルダー部分は、ゴム層が最も厚いために重く硬く、凶器のような破壊力を持つからだ。
だが、しかし…。
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登録日:2010年 09月 21日 02:32:47
若さゆえ〜苦しみ〜♪若さゆえ〜悩み〜♪《若きベッテルの悩み》に栄光あれ!!
本筋に入る前に「ベルギーGP」の感想をヒトコト。
やっぱりスパは素晴らしい。
今回の空撮では、オールージュを撮ったアングルが絶妙で、
「“壁のような”坂を這い上がる」マシンの雰囲気がよく分かりました。
あの高さから撮って、路面が面でなく線に見えるって一体…。
1周7キロの超ロングコース。ジェットコースターのような高低差。
そして、名物スパ・ウェザーで毎ラップごとに変化するコースコンディション。
すべての要素が、ドライバーに試練を与えるために用意されたようなサーキット。
そのスパで今年、もっとも多くの試練を受けたのは、ベッテルでした。
・・・・・・・・
いい感じで、悩み苦しんでます。ベッテル。
「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ち、というものを」
とは、《赤い彗星》シャア・アズナブルの名言ですが、
《青い彗星》セバスチャン・ベッテルが、まさに今、
噛みしめている気分、そのものを言い表した言葉だと思います。
・・・・・・・・
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登録日:2010年 09月 11日 19:53:53
- プロフィール
- 斎藤モ吉
- (男)
- 福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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