熱帯夜をいっそう暑くする混戦模様あれこれ

ハミルトンがポール獲得 マクラーレンがフロントロー独占、欧州GP

【8月23日 AFP】(写真追加、一部訂正)09F1第11戦欧州GP(Europe Grand Prix 2009)予選。
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(c)AFP

AFPBB News


2ヶ月ぶりのログインのせいか、繋がりが悪いです。
まあ、それは置いておいて。
この2ヶ月の間にいろんなコトが起きて、
チャンピオン争いもなんかイイ感じで混戦っぽくなってきました。

“無敵だった”ブラウンGPが資金不足のせいか、アップデイトの方向を見誤ったか
スタターンスタターンとその場で足踏みしてる間に
レッドブルとマクラーレンがしっかりマシン改良を進めて、
ブラウン&バトンの「王者の行進」に待ったをかけてきました。

イギリスGP、ドイツGP、ハンガリーGPの3戦で
ベッテル、ウェバー、ハミルトンの3人が優勝し、
その間、バトンは6-5-7位と入賞圏下位を低迷してしまいました。
バリチェロの「内乱」もあって、チーム内の雰囲気も悪化。
「このままではブラウンGPが空中分解してしまうのでは?」と危ぶまれました。
しかし、この3週間近い夏休み期間で解決の道筋が見つかったのか、
ヴァレンシアでは、マシンも復調の兆しが。
バトンよりバリチェロが予選でも一貫して速いのが気がかりではありますが…。

一方の追う立場のレッドブルですが、
潤沢な開発環境や人材、また才能あふれるドライバーなど
安定要素に恵まれて、参戦チーム中もっとも安定した雰囲気があります。
問題は、ウェバーとベッテルの2トップ体制がこれからのポイント獲得次第で
いきなり全面戦争状態にならないとも限らない不安を抱えているコト。

ここに来て、すっかり去年までの「王者の風格」を取り戻してきたマクラーレン。
ヨーロッパGPでも、金曜日、土曜日のフリー走行を
マシントラブルや赤旗でほとんど走れなかったにもかかわらず、
まったく慌てる素振りも見せず、少ない周回でハミルトンがきっちりポール獲得。
新技術KERSの扱いにも慣れ、そのポテンシャルを最大限活かしている様子。
ショートホイールベース化されたマシンで走りにもハミルトンらしい敏捷さが復活。
こうなると全く手がつけられなくなるのは、去年散々見てきた通り。
下手をすると残り全戦表彰台という事態もあり得そうです。

もし、今年シーズン中のテスト禁止規定がなければ、マクラーレンは
もっと速い時期に開発を進めて、ブラウンの独走を抑えていたかも?
追い詰められたブラウンGP&バトンに秘策はあるのでしょうか?

マクラーレンに比べて見劣りするものの復調傾向が見られるフェラーリ。
ただ怪我で戦線離脱し、今シーズンが絶望的なマッサだけでなく
冴えない話題に事欠かないのが「イカン」ともしがたい状況でトホホ。

まず、来季のアロンソ移籍報道。
来季かどうかは未確定ではあるもののアロンソ移籍はほぼ確定的との情報。
では、ライコネンとマッサ。放出されるのはドッチ?
大方の予想は「ライコネンの引退」の声多し。
ところがハンガリーでのマッサの事故で分からなくなってきました。
ドライバーにとって怪我による障害は、フィジカル面よりもメンタル面の方が
影響がより大きいもの。顔面骨折が直り、視力が完全に回復してもマッサが以前通りに「速く」走れる保証はどこにもありません。

一方のライコネンが来季もF1を「意欲をもって」走るかどうかも分かりません。
今のところ、ラリーへの意欲の方が高そうに見えるのがなんともはや…です。

さらに、移籍したアロンソがマッサ、ライコネンどちらとも仲良くやれる保証もありません。ナンと言ってもアロンソとマッサは、レース後カメラ前で大喧嘩をした仲。十歩譲って、面と向かって喧嘩をしないにせよ、アロンソが「絶対的主導権」を要求するのはマクラーレン時代を振り返ってみれば明らかです。
チャンピオン獲得に燃えるマッサとの確執再燃は十分あり得る話。
どちらかといえばライコネンの方が「気にしない」分やりやすいかも…です。

冴えないと言えば、「マッサの代走」の件。
一時は「シューマッハ復活!!」な〜んて話が“確定情報”として流されたため、
慌てて鈴鹿のチケット購入してしまった方も多かったのでは?
結局、バイク事故で痛めた首の不調を理由にミハエルは出走を辞退。
代わって“元・テストドライバー”ルカ・バドエル代走という冴えない結果に
心底、ガッカリされたミハエルファンには同情するばかりです。

ところがフタを開けてみれば、このルカの“ハンパ無い”遅さに
今度はチーム関係者がガッカリするハメに…。

チームメイトに「0.5秒」遅いだけでも解雇理由にできる昨今のF1において
「いきなり3秒遅い」なんて…どう言い訳しようもない事態です。
一時は「ルカはやれる」と太鼓判を押したミカエルも呆れかえるほどです。
まあ、あえて弁護するとすれば
コレも今年の「テスト禁止」レギュレーションによる弊害でしょうか?

ひょっとしたら、KERSなんか触ったコトないのでは?
無線で「I can't Do It !」と叫んでいたのは、KERSボタンの押し方だったりして…。
やれやれ。栄光のフェラーリに幸多からんコトを。

さて、ロートルのバドエルは仕方ないとして、
不振ブルデーに取って代わったトロロッソの最年少・アルゲルスワリに
不肖の息子ピケを引きずり下ろして登場した期待の新人・グロージャン。
ドッチもハミルトンやベッテルほどの輝きも迫力もまだ見えてきません。
さて、ダイヤの原石か、はたまたただの石ころか?どっちなのでしょうか?

最後にウィリアムズの一貴。
あとは「チョコッとの運」が必要。もうひと踏ん張りです。
フレーフレー一貴。

カテゴリー[ 2009年 F1GPテレビ観戦記 ], コメント[0], トラックバック[0]
登録日:2009年 08月 23日 17:32:51

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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