2007年 04月 05日

「新シーズン>新ヘルメット」で一句

<07 F1・第1戦 オーストラリアGP>決勝、アロンソ シーズン開幕戦は2位入賞 - オーストラリア

【メルボルン/オーストラリア 18日 AFP】F1・2007年シーズン開幕戦・オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2007)・決勝。2番グリッドからスタートしたマクラーレン・メルセデス(McLaren-Mercedes)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は、優勝したフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)に7秒2差をつけられ開幕戦を2位でフィニッシュした。(c)AFP/Paul CROCK

AFPBB News


セナが好き カナリア色の ハミルトン

[解説]
「黄色はセナの色。彼は僕のアイドルだったから」(F1速報2007年シーズン展望号より)
優勝したライコネンにみずから握手&肩ポンポン。インタビューでも堂々とした受け答え。およそ新人らしからぬハミルトンの態度に「おいおい」と思っても、こういう初々しい発言を聞くだけで好感度が2割増しぐらいハネ上がります。(それも計算の内だったら末恐ろしい…)

アイドルだったレーサーと同じデザインのヘルメットをかぶりたい…そんな気持ちにプロもアマも変わらない…と言うより、プロも最初はアマチュアだったんだと言う「当たり前な事」で親近感を感じてしまいます。10年後にはハミルトンのヘルメットを真似た新人レーサーが現れたりするんでしょうか?そんな日が来るのが楽しみです。

[雑感]
それぞれの個性やこだわりがよく表れるヘルメットデザイン。
ドライバー人生を通じてずっと同じカラーリングやパターンを踏襲するというのが割と通例でした。ところが、去年引退したミハエル・シューマッハのヘルメットが黄色から真っ赤かに変わったように、ここ最近そんな伝統もやや薄れつつある気がします。特に今年、主要トップレーサーたちの移籍の影響もあり、ヘルメットの印象がガラッと変わった人もいます。そんなアレコレをピックアップしてみます。

◆フェルナンド・アロンソ
なんと言っても一番印象が変わったのがこの人。
最初、「移籍したライコネンがなんでマクラーレンに乗ってるの?」と見間違えたほど。
デビューから2005年までブルー地にスペイン国旗カラーだったアロンソ。それに去年《マイルドセブン&ルノー》カラー、あるいは故郷《アストゥリアス》カラーを強調したデザインに変えたばかりだと思ったら…。
験担ぎの「稲妻マーク」しか残ってないですね。「カート時代から僕のデザインは赤と白と黒だった」らしいのですが、ホントのところはどうなのでしょう?よっぽどこだわりがナイか、トータルコーディネートを重視するタイプ?

◆キミ・ライコネン
変わったといえばライコネン。オーソドックスな形の《アライ》から《シューベルト》に変えた途端、なんかSF映画に出てくる悪役兵士みたいに見えます。アゴのラインがずっとシャープになり黒より白の比率がアップしたのと、全体がなにげに《マールボロ》カラーになったせいでしょうか。でも、全体の雰囲気はグッと洗練され、格好良さはアップしたように思います。

◆フェリペ・マッサ
全体の色調は変わらないけど、サイドから見た時の《黄色クロス》がアゴに向けて流れるようなデザインに変わったのと頭頂部の四角格子パターンがグラデーションに変わりました。彼のデザインも洗練度がグッと上がりましたね。フェラーリ専属のヘルメットデザイナーでもいるのでしょうか?

◆ニック・ハイドフェルド
彼もまた、一番目立っていた黄色をザックリ外してしまったせいで「あんた誰?」と一瞬戸惑わせられたクチ。でも、白とブルーと銀色の落ち着いたカラーリングは「BMWらしく」なかなかイイ感じ。ちょっと地味過ぎるかなと思うけど、キャラには合っているかも…。
ヘルメットの中味も髪を伸ばしたり、無精ヒゲでワイルドさを強調したりとイメージアップを図ってるんですが…何度も表彰台に上がっているのにこの影の薄さ…かつてのフレンツェンを上回る勢いです。

◆ヴィタントニオ・リウッツィ
右半分/グリーン、左半分/赤の半立体風の矢印パターンが前後ろに行き交ってなんかものスゴイ事になってます。ただトロロッソのあの手書き風赤ウシイラストのコクピットに収まるとなんとなく絵になるようにデザインされてるみたいです。相方のスコット・スピードのヘルメットデザインも同様にマイナーチェンジされてます。

◆中嶋一貴
以前のデザインは父・悟氏のデザインを踏襲したイメージでしたが、トップとサイドに赤いストライプが入ってグッと現代的なアレンジに変わりました。これはこれでなかなかイイ感じだと思います。

◆アンソニー・デビッドソン
サイドの★マークの各頂点から放射状に三角形が伸びるデザインを見た時に「おおー懐かしい」と思いました。元ネタは80年代にF1で活躍したアメリカ人レーサー、エディー・チーバーですね。彼の場合は、単純に「デザインがカッコイイから」真似たらしいのですが、それでも往年のレーサーたちのヘルメットがサーキットに戻ってくるのはうれしいものです。
かつて、ロニー・ピーターソンやエリオ・デ・アンジェリスに憧れたミケーレ・アルボレートやジャン・アレジがデザインを真似したヘルメットで活躍したように、アンソニーもチーバーのヘルメットで活躍する事を期待します。

◆これか登場を期待したいヘルメット
父ネルソンとまったく同じデザインをかぶるネルソン・ピケJr.には、早くF1へ登場してもらいたいですね。あとブルーノ・セナは、もっと素直なデザインでいいんじゃないでしょうか?ニコ・ロズベルグも同じく。みんなデーモン・ヒルを見習って素直に《血脈》を主張してもらいたいものです。間違っても意固地になって奇妙な配色&デザインになっちゃったジャック・ヴィルヌーブの二の舞だけは避けてほしいものです。

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登録日:2007年 04月 05日 10:12:37

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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