「甦れ〜スーパーアグリ!」祈願して詩を一篇

ホンダ スーパーアグリへの財政援助を否定

【4月18日 AFP】スーパーアグリ(Super Aguri)にエンジンと技術支援を行っているホンダ(Honda Motor)は17日、買収交渉中だった英国の自動車コンサルタント会社「マグマ・グループ(Magma Group)」の撤退により金銭面から危機的状況に陥っているスーパーアグリに対し、救済の手を差し伸べる考えがないことを発表した。
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(c)AFP

AFPBB News


《絶対絶命》とは、まさにこの事。

インタビューでも再三「危なかった。でも、大丈夫」と語っていた鈴木代表。
しかし、どんな事でも起こりうるのが《F1の世界》。
今回、チームにとって最悪のシナリオが選択された。

でも、ウィリアムズもマクラーレンも
みんな「最悪のシナリオ」をくぐり抜けてなんとか生き残ってきた。
どんな試練であろうと乗り越えられなければならないのが《F1の世界》。

これが《スーパーアグリ》の真の実力を試される試練なのだ。
ただし、今回は多少の「頑張り」では如何ともし難い。
とは分かっているものの、せめて「エール」だけは送りたい。

ここにロバート・ブラウニングの詩を拙くも訳したものを載せる。
最愛の妻を失ったブラウニングによって妻の死の直後に書かれた詩である。
原題は『Prospice』。
ラテン語で「心待ち、将来を眺める」という意味のprospicioの命令形である。

おそらく鈴木代表は、今この詩の前半のような「死地」に立っている気分だろう。
それでも、詩の終盤のような『奇跡』が訪れる事を祈って…。



・・・・・・

前を見よ!

ロバート・ブラウニング


死を恐れるか─我が身よ
息もつまりそうな濃い霧と 頬濡らす露に囚われて

舞い始める雪 そして 耳には進軍ラッパの音
そして知らされる 我が歩み来る地が何処かを

その地は 夜が支配する国 嵐の如く押し寄せる 敵の根城

目にはそこが 「恐怖の門」と映ろうとも
強者たる者は敢然と 前へ進まねばならぬ

頂きへ登り 城壁を崩し 長き旅を終わらせるために

あと一戦 戦わねばならぬ 報償を手にするため
我が望み その全てを叶えんがため

我は戦士 なればこそ 敵といま一度刃を交え
死力を尽くし 有終の美を飾らん

我は憎む 死の恐怖に 我が目を塞がれ 我慢を強いられる事を
地に這いつくばり 危機をやり過ごせと命じられる事を

さあ!  存分に味わせるがいい 死の恐怖を  我が身に
そして いにしえの英雄らの隣へ 並ばせ給え 我が身を

矢面に立たせよ この身が痛みに 闇に そして寒さに襲われ
たちまちのうちに尽きようと この命喜んで差し出さん

時として突然に 武勇が招く起死回生もある
いつか暗黒の時も終わる

逆巻く悪魔の罵声のごとき 軍隊の怒号も
やがて静まり いつか溶け失せる

いずれ 変化が現れ 間もなく 痛みのない平安が訪れよう
一筋の光 汝の胸に 射し込む時に

おお! 汝の魂こそ我が魂!  我いま一度 汝を抱きしめよう
神の御許で その御心のままに

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登録日:2008年 04月 21日 17:15:30

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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