2008年・第14戦・イタリアGP・公式予選

ベッテル イタリアGPでキャリア初のポールポジションを獲得

【9月14日 AFP】(写真追加、記事更新)08F1第14戦イタリアGP(Italian Grand Prix 2008)予選。
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(c)AFP

AFPBB News


午前中から降り続く雨。
路面は完全にフルウェット状態のままQ1開始。

全車エクストリームウェットタイヤでコースイン。
決勝さながらの混雑にクリアラップが出しにくい状況。
時間いっぱい(6周分)の燃料を積んで全周回タイムアタックへ突入する。
この緊張感は、昔っぽくてなかなかGOOD。

ハイドフェルドがいきなりパラボリカでスピン。
ピケやバトンもターン1で曲がりきれずにシケイン直進。
バリチェロ、トゥルーリもコースオフしてしまう。

トップタイムはコバライネンの1:35.214。
今宮さんがフォースインディアのスーティルを
《ソーイング・ドライバー》だと激賞(?)する。
(コーナー出口でステアリングをギコギコしながらの限界走行)
それでフィジケラより上のタイム出すんだから確かに才能はあるのかも?

・・・・・・

Q2開始直後。ちょっぴり空が明るくなった。
でも路面はビッショリ。相変わらずフルウェット。

ここでハミルトンが、ナニをトチ狂ったかスタンダードウェットでコースイン。
この「思い付き」が災いして、最終的にノックダウンとなる。
「自分は雨に強い」という過信がもたらした誤算。自業自得。

逆に何事にもコンサバなコバライネンは、着実にベストタイムを記録。
ところがそのすぐ後に伏兵・ベッテルが(1:35.837)のベストタイム。
この時点で「実質」のQ2は終わった。

この後からドンドン雨脚が激しくなり、
雨しぶきのせいでコース上が真っ白。ナニも見えなくなるほどに。
焦ったハミルトンもライコネンもアスカリシケインで回る回る。
結局、誰もタイム更新できないままセッション終了。

“初Q2進出おめ”のフィジケラと「いつも通り」のクルサード
そして、な〜んと!油断大敵、雨アラレ。
ハミルトン、ライコネン、クビサが揃ってQ2ノックダウン。
『大番狂わせ』の準備ステップ1が終わった。

フェラーリスタッフに「ナ〜ニやってんの?」と
食ってかかってる(?)みたいなミハエルの姿が印象的。

・・・・・・

なんか物凄いコトが起きそうな予感にサーキットが息を詰める中、Q3開始。
全車が初手からトップギアでコースを攻めまくる展開。
めったに見られない白熱のフルコンタクト予選がはじまった。

最初の一番時計はブルデーの(1:38.910)
続いてコバライネンが(1:38.694)
マッサも猛アタックをかけるが届かず(1:39.505)
さらにコバライネンが畳みかけるように(1:37.861)
その直後にベッテルが渾身の攻めで(1:37.555)を叩き出す。
ベッテルはそのままアタックを続けるが
アスカリシケインで無念の2回転スピンを喫して万事休す.
同僚ブルデーは(1:38.445)がやっとで2列目確定。
コバライネンの決死のアタックは(1:37.631)で及ばず2位。
最後にレッドブル・ウェバーが値千金の(1:38.117)で3位ゲット。

トロロッソ・チームのピットガレージは優勝したかのように熱狂した。
周囲の誰もが彼らの「運の良さ」を祝福し、拍手を送った。
彼らの幸運は、せいぜい決勝レースのターン1までだから…
と、誰もがそう思っていた。

歴史に残る『大番狂わせ』…いや、
これが新しい歴史の始まりかもしれない『運命の日』の準備が整った。

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登録日:2008年 09月 26日 01:22:58

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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