たしかにオーバーテイクは増えたね

豪雨によりレースは打ち切りに バトンが開幕2連勝、マレーシアGP

【4月5日 AFP】(写真追加)09F1第2戦マレーシアGP(Malaysian Grand Prix 2009)決勝。
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(c)AFP

AFPBB News


なんと、ブラウンGPの開幕2連勝という結果に終わったマレーシアGP。
スコールによるレース中断のまま終了という
サーキットに集まった観客にとっては不満の残るエンディングだが、
途中のレースはまさにFIAの思惑通り、
オーバーテイクに次ぐオーバーテイクの連続で見るものを飽きさせなかった。

マクラーレン・ハミルトンとレッドブル・ウェーバーの抜きつ抜かれつなんて
去年までのクルマなら、到底考えられなかったコト。
CERSの技術がまだ未成熟のために搭載車と未搭載車のパワーが拮抗し、
70年代終盤から80年代初頭のターボエンジン黎明期みたいに
各チームのマシン性能に一長一短があり、ストレートの長さやコーナーのスピード差によっても優劣が入れ替わり、コーナーごとに順位が入れ替わる面白さが生まれている。

去年までピットインの時にしか順位が変動しなかったこのサーキットで
これほどオーバーテイクが連続したコトは、
間違いなく今年のレギュレーション変更が功を奏しているコトの証し。
まんまとマックス・モズレーの術中にハマっているようで悔しい。

それでもブラウンGPのマシン・BGP001の持つポテンシャルの高さが
ここでも証明されたコトで開幕戦の結果が運の良さでもフロックでもなく
今年のシーズンの主役が間違いなくこのチームであるコトが決定的となった。

ロズベルグをたった一回のピットインで首位から引き摺り下ろした場面は、
かつての「フェラーリ・マジック」の再現を見ているようで
去年、不振にあえいでいた同じチームとは思えない。
ブラウン効果、健在なり。

逆にフェラーリのトホホ具合が明らかになってきた。
予選Q1でデッドラインを読み間違え、マッサを走らせなかったり、
電装系のトラブルからライコネンのコクピットが煙に包まれたり、
レースでもライコネンにウェットタイヤを履かせるタイミングが早すぎたり、
フェラーリのやること為すこと、すべてが失笑の的となっている。
F60自体は、マクラーレンのMP4-24ほど悪くないマシンだと思えるのに、
チームマネージメントの拙さが、レース戦略の足を引っ張っている気がする。

トヨタには、あともう少しだけ運があればと思う。
今回もグロックがハイドフェルドに引っかかっていなければ…。
表彰台の真ん中は、グロックだったかも。
トゥルーリの『様式美』復活もちょっと残念なトコロ。

ウィリアムズも今年こそは、長いトンネルを抜ける好機なのに
いまだに突破口が掴めないでいるのがもどかしい。
フリー走行王者のロズベルグだが、決勝でその速さを生かせないでいる。
今回の決勝も、序盤は素晴らしい展開で「初優勝?」などと期待したのに、
終わってみればたった1ポイント。
失敗作と言われるマクラーレンに乗るハミルトンに遅れをとっているのがギモン。
「勝負の年」と言う決意が結果に出てこない一貴も残念。

あと気になるのは、
ピケがいつまでルノーに乗っていられるか?
アロンソ相手で見劣りしちゃうのはしょうがないけど、
この開幕2戦の走りからもかなり、キビシイ評価が聞こえてきそう。
シビレを切らしたルノーがブリアトーレに
フランス期待の星ロマン・グロージャンを「乗せろ」とせっついている気がする。

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登録日:2009年 04月 06日 18:33:20

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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