カテゴリー [2010年 F1GPテレビ観戦記]

勝敗を分けるのは、常にメンタル・タフネスの差




なんじゃこりゃあああああああああ。
なんでドーモトが映ってるんじゃああああ。
何?2時間も番組がズレてるって、どうゆこと?
……おのれロッテか、ロッテのせいかぁああっ。
ソフトバンクから日本シリーズを奪っただけでは飽きたらず、
F1の放送まで台無しにしたんか。おのれはぁあああ。
うあぉおおお。録れてないじゃんよぉおお。

一応、生放送のブラジルGPだからと
30分多めにタイマーを掛けていたのですが…。
野球の放送を忘れていたとは、不覚です。
ちゃんと「番組録画」で録っていたら、こんな事にはならなかったんでしょうねえ。
CSでナマ中継を見ていたので、うっかり油断して地上波録画に失敗。
いつ以来だろう。セナが死んだ94年のサンマリノGP以来か?
セナの死があまりにショックでぼ〜っとしていたら、
別の日にちゃんとしたレース中継が再放送されたのを録画仕損ねました。

う〜ん。地上波の再放送なんて無いんだろうなあ〜。残念。
録画し損なった皆さん、ご愁傷様でした。
結果は、ベッテルが勝ちました。でも、アロンソもしっかり3位に入って15点加算。
泣いても笑ってもあと一戦。
アロンソは、チャンピオン獲りへ向け、万全の態勢。
ウェバー、ベッテルのレッドブル勢、ピ〜〜ンチ。

次のアブダビGPで、もし、
ウェバーが優勝(263点)しても、アロンソは2位(264点)でチャンピオン決定。
ベッテルが優勝(256点)ウェバーが2位(256点)でも、
アロンソは4位(258点)ならチャンピオン決定。
圧倒的に有利なのは、アロンソで間違いなし。
これが優勝経験のないレーサーだったら、プレッシャーで自滅もありうるけど、
アロンソは、ミハエルやライコネン相手に2回もチャンピオンを獲ったベテランです。
マシンによほどのトラブルでも出ない限り、まず失敗しないはずでしょう。

それよりも問題なのは、レッドブル勢というお話。

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登録日:2010年 11月 13日 22:55:24

アロンソか?ウェバーか?どーなるチャンピオンシップの行方




なんともはや。
終盤のチーム格差を占う意味で重要だったイタリアGP&シンガポールGPが、
まさかアロンソの2連勝で終わるとは、予想だにしませんでした。
ここに来て、フェラーリF10が、ほぼ最終進化形となり無敵状態。
こうなると、サポート体制をアロンソ一人に絞れる、フェラーリが断然有利です。

一方のレッドブルとマクラーレン勢は、チャンプ候補を二人抱え、
しかも建前上「ダブル・ナンバー1体制」という足かせを外せないために、
どうしても戦力が分散されてしまいます。

もはや、チームオーダー規制も、有名無実となった今、
アロンソが、チャンピオン最有力候補と言っても、不思議ではありません。
決着は、最終戦アブダビGPまでもつれ込むのは、ほぼ確実でしょう。

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登録日:2010年 10月 05日 16:41:53

寄る〜な〜♪触るな〜♪弾け〜て飛〜ぶ〜さ〜♪フェラーリの「超合金ボディ」?




ナンデだろ〜? ナンデだろ〜?
ナンデだ? ナンデだろ〜?
かつて日本中の子供たちが、マネしていたのに…今は、もう誰も…。
うっかり使ったら、失笑を買ってしまう…そんな一発ギャグが、
思わず、口をついて出てしまうほど、ワケが分からない。

そんなイタリアGPだった。

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最初の「ナンデだろ?」は、
フェラーリF10の「異常」なまでの頑丈さ、について。

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今回の大本命と思われていたルイス・ハミルトンだったが、なんと、あろうことか、わずかスタート後1/4周足らずでリタイアという結果に。
その直接的原因となったのは、マッサとの接触だった。

車載カメラにもバッチリ映っていたように、ロッジアの入口、左カーブの進入でハミルトンのMP4-25の右フロントタイヤが、マッサの左リアタイヤに触れた瞬間、バクッと内側を向いた。
当てたマッサは、まったく気づかないまま、平然と走り続ける。
当てられたハミルトンも「ん?タイヤが変な角度だったような…気のせい?」とでも思ったのか、接触前と同じ調子で走り続けた。
しかし、その数秒後にハミルトンは、それが「現実」であった事を思い知る。
ステアリングロッドの折れたマシンで、レズモ1は曲がれない。
ハミルトンは、グラベルの中へ突っ込んで、砂煙の中、マシンを止めた。
一方、マッサのマシンは、そのまま何事もなくレースを走りきり、バトンを抜く事はできなかったが、見事、3位表彰台を獲得した。

このマッサの場合は、確かに当たり所が良かった、と言えるだろう。
回転するタイヤのショルダー部分は、ゴム層が最も厚いために重く硬く、凶器のような破壊力を持つからだ。

だが、しかし…。

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登録日:2010年 09月 21日 02:32:47

若さゆえ〜苦しみ〜♪若さゆえ〜悩み〜♪《若きベッテルの悩み》に栄光あれ!!





本筋に入る前に「ベルギーGP」の感想をヒトコト。
やっぱりスパは素晴らしい。
今回の空撮では、オールージュを撮ったアングルが絶妙で、
「“壁のような”坂を這い上がる」マシンの雰囲気がよく分かりました。
あの高さから撮って、路面が面でなく線に見えるって一体…。
1周7キロの超ロングコース。ジェットコースターのような高低差。
そして、名物スパ・ウェザーで毎ラップごとに変化するコースコンディション。
すべての要素が、ドライバーに試練を与えるために用意されたようなサーキット。
そのスパで今年、もっとも多くの試練を受けたのは、ベッテルでした。

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いい感じで、悩み苦しんでます。ベッテル。
「認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの過ち、というものを」
とは、《赤い彗星》シャア・アズナブルの名言ですが、
《青い彗星》セバスチャン・ベッテルが、まさに今、
噛みしめている気分、そのものを言い表した言葉だと思います。

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登録日:2010年 09月 11日 19:53:53

好調レッドブル台頭の影で囁かれるフェラーリの凋落傾向





今年のシルバーストーンはてっきり「マクラーレンWチャンピオン祭」かと思いきや、(同様に思って押し寄せたイギリス国民でシルバーストーンは記録的な大入りだったが…)やはり、レッドブルの2人が圧倒的に速かった。

前回の「スッ飛び」ウェバーが、事故の後遺症もトラウマもなく、まんまと優勝。表彰台でのガニ股ジャンプに、予選までの「やっぱベッテルがエコ贔屓されてるじゃん」というモヤモヤを吹き飛ばしたい正直な気持ちが顕れていた。
そのベッテルは、予選ポール獲得で「オレがナンバー1」の意地を見せたが、決勝スタートでは生憎、路面のラバーグリップのノリ具合とクラッチ設定に見込み違いがあったのか飛び出し加速に失敗。ウェバーの先行を許し、さらに不運にも(?)後ろに付いたハミルトンにリアタイヤを切られてパンク、強制ピットインするハメになった。結局、タイヤ無交換でほぼフル周回を走りきるというムチャブリを強いられるもしっかり完走。可夢偉に次ぐ7位フィニッシュは、賞賛に値する素晴らしい結果だが、優勝しか狙っていない今のベッテルには慰めにならないだろう。

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一方、イギリス国民の期待に肩すかしを食わせたマクラーレンの2人。
絶不調のバトンは予選からまったく振るわず、まさかまさかのQ2敗退で14番グリッド。決勝では本来のタイヤマネージメント能力を発揮して4位フィニッシュと帳尻だけは合わせてきた。苦肉の燃料少なめ作戦とセーフティーカーの助けによるギリギリの成功。しかし、その少ない燃料が終盤、3位ロズベルグ攻略の足を引っ張る要因ともなった。
ハミルトンも予選は好調と言えず、フェラーリ・アロンソにも遅れを取る4番グリッド。スタートの良さでアロンソ、次いでベッテルを文字通り撃墜し、さらにトップ・ウェバー攻略を狙った。しかし、スタート直後のベッテルとの接触でフロントの空力に問題が発生したか、あるいはレッドブル・RB6とのマシン性能差によるものか、ウェバーの影すら踏む事も出来ないまま2位フィニッシュ。とりあえず観客を怒らせない程度の結果だけは残せて「目出度し、目出度し」とした。

振り返ってみれば、ドイツ勢同士の足の引っ張り合いが見られた以外、さほど大した波瀾もバトルも見られず、全体的には平凡なレースという印象だった。
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登録日:2010年 07月 21日 19:08:30

サッカー日本代表もスゴイが、可夢偉もスゴイ




日本ではすっかり「サムライブルー一色」だが、
単身F1で奮闘している「ロンリーサムライ・小林可夢偉」も頑張った。
なんと「7位入賞!」

こらこら「なんだ7位かよ。全然大した事ねーじゃん」と言うなかれ。
その内容に関しては、琢磨の3位表彰台にも勝るとも劣らない成績。
と断言できるので、さあ、お立ち会い。

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登録日:2010年 06月 28日 18:51:04

上昇する《ハミルトン株》と反対に下落傾向の《ミハエル株》




やっぱり、カナダGPは「F1カレンダーに不可欠」だと思います。
最終コーナーの壁ギリギリを攻める映像は「レーサーは度胸」を実感できるF1でも数少ない「オイシイ映像」ポイント。時々、誰かがミスってカスる場面もサイコーです。
まずは「ジル・ヴィルヌーブ・“チャレンジング”・サーキットの復活」を歓迎しましょう。

そのサーキットでハミルトンがシーズン2勝目を上げました。
前回トルコGPでの「やんちゃ」な勝ちっぷりも「らしくて」良かったですが、「レース中のタイヤマネージメント能力」を試される難しいレースをしっかりまとめ上げた今回の結果は、さらに彼の成長性を印象づけました。
ストップ・アンド・ゴーのメリハリあるサーキット特性が性に合うのか、2007年のデビュー以来、常にポールを取ってきたハミルトン“十八番”のコース。ですが、翌2008年はピットレーンで信号待ちしていたライコネンのオカマを掘ってリタイアという後味の悪い結果を残してしまいました。2年振りの開催でやっと「あの時」の汚名を挽回できた気がします。

バトンはまた「彼らしい」振れ幅の少ない堅実なレース運びで全70周をまとめ上げ、ハミルトンに次ぐ2位でレースを終えました。リスクは最小限に抑え、マージンを最大限まで生かすバトン・スタイルは、チャンピオンへの最短距離を行く最も賢い方法かも…。このまま行けば、おそらくマクラーレンの一騎打ち対決となりそうな彼らの地元・シルバーストーンでの激戦が期待されます。

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登録日:2010年 06月 22日 16:13:41

「衝突」はレッドブルが頂点に立つために必要な「苦み」



トルコGP公式予選の記者会見。機嫌の悪そうなベッテルの顔を見て「ナニかありそうだなあ」と思っていたら、決勝レースで実に分かりやすいカタチとなって顕れた。

ベッテルとウェバー、41周目の「衝突」。
モナコでの祝賀パーティも吹き飛ぶ、サイアクの「同士討ち」である。

リタイアしたのがベッテルだけで、ウェバーが表彰台を獲得できたのが不幸中の幸い。コレで2人揃ってノーポイントだったらそれこそ目も当てられなかった。
なのにチームオーナーやレッドブルの公式見解として「非があったのはウェバー」という事らしい。いやいや、せっかく貴重なチャンピオンポイントを稼いでくれた彼をただ一方的に責めるとは、あまりにも酷ではなかろうか。

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登録日:2010年 06月 01日 19:07:51

ウェバーの2連勝よりビックリなミハエルの発言



中東やアジアを渡り歩いた序盤戦から約3週間のインターバル後に開催されるヨーロッパシリーズ緒戦2連戦「スペイン」と「モナコ」。
注目すべきポイントは、「4強」中、やや一歩先んじた感があるレッドブルとその他3チームとの力関係に変動はあったか。

ここまで優勝者こそバトン2勝、アロンソ1勝、ベッテル1勝とバラけてはいるが、その内情はベッテルの不運やRB6の信頼性不足などレッドブルが勝手に落とした星を余所が拾っているに過ぎない。

2勝で優勢に思われたマクラーレンだが、実情は最新エフェクト《Fダクト》のおかげでハイスピードコースの直線で多少有利なだけ。フェラーリは、そこそこの戦闘力のマシンをアロンソとマッサの腕でカバーしているに過ぎない。メルセデスに至っては、「4強」の称号もやや怪しいレベル。

果たしてフライアウェイシリーズ4戦で見えてきた出遅れ分をどれだけ挽回できるのか? レッドブル以外の3チームに課せられた「宿題」の結果や如何に。

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登録日:2010年 05月 30日 04:29:00

あえてハミルトン英雄論と妄想気味にミハエル擁護論を




「オイオイオイオイ…なんだよ〜。今年のF1、バトルが多くて面白いじゃないのぉ〜。」なんて、中尾彬っぽい口調になってしまいそうですが…。
正直な話、面白いです>今年のF1。ちょっと「不測の事態」が起きるとイッキに上位と下位のチームがイイ感じにシャッフルされて、アチコチでバトルが起きるので目が離せません。

今回「中国GP」を左右したのは、間違いなく決勝レースの間中降り続いた「しとしと雨」。ドライとレインのタイヤが混走できる絶妙の“しとしと具合”がレースを面白くしてくれました。

全車ドライタイヤでスタート。ところがアクシデントでセーフティーカー導入されるや一転、浅溝の《インターミディエイト》に履き替えるチームが続出。一方で頑なにドライタイヤで走り続けたバトン、ロズベルグがナニゲに上位をキープ走行。「あっれ〜???」と慌ててドライタイヤを履き直して順位がまたシャッフル。しとしと雨に振り回された予選上位のレッドブル、フェラーリ、ハミルトンらの順位がピットインの度に上がったり下がったり。その度にバリチェロやスーティル、ペトロフら下位チームを巻き込みながらのバトルがアチコチで勃発…という慌ただしい展開でした。

優勝はマクラーレンのバトン。2位は同じくマクラーレンのハミルトン。そして、3位がメルセデスのロズベルグ。

結果だけ見れば、レッドブルが失敗して、マクラーレンが上手くやったと言えます。でも、ちょっと穿ち気味に振り返るとレースをコントロールして(混乱させて?)いたのは実は《メルセデスGP》とミハエル・シューマッハだった…のでは?なんて気がしなくもないのです。

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登録日:2010年 04月 21日 15:33:56

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プロフィール
斎藤モ吉
(男)
福岡の片田舎でデザイナー兼ライター営業中。F1にハマったきっかけは、仕事関係で見始めた1987年のドイツGP。プロストとピケの麗しい姿に感動。
好きなレーサーは、ジル・ヴィルヌーブとアイルトン・セナ。好きなF1マシンはフェラーリ312T4。好きなF1マンガは『赤いペガサス』。好きなF1映画は『グランプリ』。好きな言葉はジル・ヴィルヌーブの『来年がやってくるってどうして言えるんだい? 』
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