2006年 04月

ビー玉と傾き

ビー玉世界選手権、開催 - 英国

【クローリー/英国 15日 AFP】14日、毎年恒例のビー玉世界選手権(World Marble Championships)がクローリー(Crawley)で開催された。イギリスでは伝統的なゲームであり趣味として愛されるビー玉に魅了されて、ウェスト・サセックス(West Sussex)州のグレーハウンドパブ(Greyhound Pub)で開かれるこの一風変わった競技会には、毎年数百人の人々が集まる。写真は、競技に参加するドイツ人のGabi Muhlischさん。(c)AFP/CARL DE SOUZA

AFPBB News


画像

ビー玉が勢いよく転がる家・・・・。それが私の住む家。

わが家は築三十年超えのハイパーボロ家。 「すきま風」等は当たり前。

「防寒」と言うより「暴寒」。「防音」と言うより「放音」。

とにかく寒くて狭くて音が突き抜けで、おまけに傾いている。
イタリアのピサの斜塔さながらのダイナミックな傾き。このまま傾けば入場料だって夢じゃない。二階のアトリエにビー玉を置けば音速並みにシャーーーーっと音をたて勢いよく走る。

隣の家のテレビ音が自分の家のテレビ音かと思い、消しに行く事も日常茶飯事。
朝の新聞配達にいたっては特撮モノのアクションシーンさながらに細い折れ曲がったわが家の階段をブンブンビンビ〜〜ンと寝室まで登ってくんじゃないかと錯覚するくらいエキサイティングな音が家中に轟く。
日々刺激をくれる。 そんな家である。


それにしても、ビー玉世界選手権ってのがあるのは知らなかった。
ルール等が描かれていないが、イギリスでは伝統的なゲームで、趣味として愛されるビー玉に魅了された「ビー玉愛好家」がクローリー(Crawley)に年に一回集結するんだとか・・・

しかし、不思議とあの、安っちくキラキラと輝く「ビー玉」が子供心に妙に郷愁を誘われ、やたらめったら集めた物だった。
郷愁を誘いながらもあの大きさにはめ心がうずき、よく鼻に詰めて取れなくなり、ビー玉を親から取り上げられたこともあった。

シチューに入れ、ばあちゃんの入れ歯を破損させたこともあった。

雨戸の溝を利用してガンガン走らせ、そのままにして雨樋に「ビー玉」が偉いたまり、雨戸が入らなくなったこともあった。

100や200どころじゃ無かった気がするが、あれだけあった「ビー玉」はどこにいったのだろう?私の成長と共に、親が何処かに捨てたか、取ってあるのか定かではないが、いずれにしろ私の幼少期を彩った、大切な「宝物」であったことは間違いない。

ビー玉っていうとどこか日本的で、ラムネやらなんやらから、昭和初期のイメージがするが、イギリスの伝統的なゲームとは・・・・

キラキラと光る球体、「ビー玉」

同じ球体でもキラキラを失いつつある、地球に輝きを取り戻すことはできるのであろうか?

ビー玉の転がるスピードを見て思う。

僕の家は何処まで傾くのであろう?
そして地球はどこまで傾くのだろう。

傾いた地球に、僕は何が出来るのであろう?

カテゴリー[ わたしのこと ], コメント[2], トラックバック[353]
登録日:2006年 04月 18日 12:32:25

仮面ライダーと少子化

復刻した懐かしいおもちゃに飛びつく大人たち - 東京

【東京 11日 AFP】玩具大手バンダイが、1970年代に大ヒットしたテレビ番組「仮面ライダー」のアクションヒーローベルトを大人用のおもちゃとして復刻した。価格は3万円(270ドル)。少子化が加速する日本のおもちゃメーカーは、成長した子供たちの中に消費意欲を見出している。大人たちは、子供時代に大好きだったおもちゃが、数十年後を経て性能が良くなり再販され飛びついている。写真はバンダイの本社で「仮面ライダー」ベルトを装着する社員さん(3月31日撮影)。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

AFPBB News


画像

真剣に、仮面ライダーになれると思っていた。
いや、自分が仮面ライダーだと思っていた。

誕生日だか、クリスマスだか忘れたが、「仮面ライダー/変身ベルト!!」を父親から買ってもらい、その時以来、私は夜寝ている間に手術され改造人間れ仮面ライダーになったのだ。

うれしくて、うれしくて、たまらなかったので、近所中のありとあらゆる人に「自分が仮面ライダーであること」を自慢して回った。
そして、いつショッカーがやってきても、変身できるように、寝る時も、公園で遊ぶ時も、両親に連れられてビフテキを食べに行く時も、カルピスを飲む時も、ひい婆ちゃんの葬式でさえ、常にこのベルトを着けて四方いったものだ。

そして、地球は私が守っているモノとすっかり思い込んでいた。
自分のお陰で世界が平和なのだ と 本気だった。

あまりにも平和でショッカーが襲って来ない替わりに隣町の悪ガキがやってきた。
決まって、鼻タレの悪ガキ数人とモメッゴトになり

「おのれショッカー しかたない、変身だ!!!!」

と、藤岡ひろしばりに眉をひそめ、お決まりのあの両手指先迄しっかり伸ばし、ゆっくり満月を描くようにポーズを決め

「へ〜〜〜〜ん し〜〜〜〜ん  とおおおお!!!!!」

太い声でアクションしたものだ。
当然、変身等出来る訳も無く、単三電池で安っぽく回るベルトに子供のヒーロー願望は陳腐過ぎ、悪ガキどもとの喧嘩に何の意味もなさず、小平の藻くずと散った。

そして泣きべそをかきながらお袋のところに戻るのであった。


そんな私にとって日々の日課はパトロール!
このベルトを着けて地域を片側補助輪付きのチャリで見回るのであった。

裏路地の十字路の角地にある大家の家の塀の上に登り、仮面ライダーにはマントも無いのにシーツを首のところで結んで「ヒーロー」になりきり、腕組みをして仁王立ちをしたものだ。

「よっちゃん、そんなところ乗ってると危ないわよ」

近所のおせっかいなおばちゃんは常に注意をする。

「地球の平和は私が守っている。いいから安心しなさい」

そう言って、おばちゃんをおっぱらったもんだ。

そんな、哀愁の「ライダーベルト」が販売するとあっては、心も動く。
でも、三万かよ〜!!?? 性能は良くなったと言っても当時の10倍! 
高〜〜〜〜〜 !!!!! 

記事にもあったが、少子化対策として完成したのが「ライダーベルト」なんだとか、いまいちピンと来ないけど、ようするに「子供が駄目なら大人を狙へ」なわけ。
子供時代に大好きだったおもちゃが、数十年の時を経て性能が良くなり再販され、財を持った我々大人は幼少の「ヒーローに憧れ」子供から大人へ成長する過程の中で封印してきた、その思いを発散するかのように商品に群がる。


ヒーロー不在の昨今。時代は今ヒーローを求めている。

しかし、郷愁をそそる「ヒーローの蘇り」は「ヒーローに憧れる」大人未満を増長させる時代錯誤の商品なのかもしれない。
精神の低年齢化を煽り、いつまでも「ヒーローに憧れる駄目な大人」に
ならないように、注意する必要があるのかもしれない。

ヒーローは何処にいるのだろう?
大人は何処へ行けばいいのだろう?

そして僕は何処へ行けばいいのだろう?

カテゴリー[ わたしのこと ], コメント[2], トラックバック[197]
登録日:2006年 04月 13日 12:35:32

世界一とニュートンに学ぶこと

世界一高いタワーの建設計画発表 - 東京

【東京 31日 AFP】デジタル放送送信と観光スポットとして、東京の鉄道操車場跡地に地上610メートルの世界一高いタワーを建設する計画が公表された。総工費500億円のタワー建設は、2009年3月に着工し、2012年3月に完成予定という。タワーの建設地を保有する東武鉄道と、NHKおよび民放5社がこの計画に出資する。写真は、新タワーの完成予想図。(c)AFP

AFPBB News


画像

いよいよ「ネオ東京!!!」って感じ?

2009年3月に着工し、たった3年後の2012年3月に完成予定
未来の「新東京タワー登場!?」
と言いたいところなのですが・・・

「東京!」っと言い切れない事情が、どうやらあるらしい

記事には無いけど何でも、
第一候補地「墨田区業平橋・押上地区」(東京都)
第二候補地「さいたま新都心」(さいたま市)
の二カ所が誘致先として名乗りを上げ、東京都VS埼玉県の奪い合いになってるのだとか・・
いずれにしても完成すれば最高部までの高さ700m世界最高のタワーとなるコトは間違いない
現在、事業主体として国内企業2グループが別々に名乗りを上げており、オフィスビルや映画スタジオが入居するビルの建設を構想らしい

「さいたま新都心」も屋号通り新都心である象徴が欲しいのも分かる、しかし私が東京在住だからという訳ではないが、心情的には21世紀をリードして行く日本の首都「東京」の新たなシンボリックランドマークとして是非、東京案で行って欲しいものだ。

さて、この「700m」
日本の戦前からのシンボルで現在休火山である「富士山」の噴火口と直径がほぼ同じ。
噴火によっては東京へ火山灰をまき散らすこの眠れる巨人、「富士山」の火口の直径と同じ長さの建物なのである。 

例えが悪い。大きいのか、まだまだそんなものか・・なのか?微妙。
私の家から駅迄が役700m 歩いて10分程。酔っぱらってこの道をうだうだ歩くと異常に長い。そう考えると、遠い。 高い。 私的には解りやすい。

メインになる企業はNHKを筆頭に民放各社が。未来のメディアを司るテレビ塔になる訳だが、衛星技術が発達している昨今の「通信・配信」に於いて、果たして700mという高さが本当に必要なのであろうか?

構造的に必要で無いとすると、現代人の文明の象徴。技術の粋を集めた集大成。高度成長期の象徴であった東京タワーのように、混沌とした時代を抜け夢とあこがれを抱かせる「未来の道しるべ」的なランドマークとして創造、存在させて行こうとしているのであろうか?






スカイダイビングで高度3000mからダイブした事が私はある。
1分足らずで一気に1500mまで墜落する。



ニュートンがリンゴを落としてから早341年。
地球に「重力」がある以上、高いところにある物は必ず落ちる・・。
改めて痛感したダイブであった。

高度成長期の人口増加が一変。昨今の少子高齢化。外資の市場参入。都市機能の集中化による地下の急騰。様々な理由で、この大都市東京を中心に高立地を売りにした高層マンションがどんどん立ち並び、商業施設も急増。東京の景観も日進月歩。いや分進秒歩で変化。加速して行く・・・。


人類の成長。様々な技術革新による社会の飛躍的な進歩によって我々は潤い、豊かな生活を送る事ができている。
人は上を見上げ、空を仰ぎ、天に憧れる。世の中の成長に合わせ、世界が「高層化」するのも必然かもしれない。
しかし、リンゴが木から落ちるように、猿も木から落ちる。



「未来への道しるべ」志を高く、上を目指して行くのも結構だが、結果不安定でいびつな社会となって人類が失墜していかない事を切に願う。高ければ高い程被害も大きい。

「未来への道しるべ」は決して空に近づく「高層化」では無い。
これから産まれてくる子供達に夢や憧れが本当に抱ける環境。そんな社会。そんな日本。そんな世界を創る為には、自然との調和。自然保護。我々の住んでる地球に優しい社会を創る事がまずは急務なのではないだろうか?

それは他でもない、我々ひとりひとりが真剣に取り組んでいかなければならない永遠の課題なのかもしれない。





世界中の子供達がいちどに笑ったら、空も笑うだろう。ラララ海も笑うだろう。

世界中の子供達がいちどに泣いたら、空も泣くだろう。ラララ海も泣くだろう。

広げよう、僕らの夢を。届けよう、僕らの声を。咲かせよう、僕らの花を。世界に虹をかけよう。

世界中の子供達がいちどに歌ったら、空も歌うだろう。ラララ海も歌うだろう。





幼稚園の音楽会で聴いた歌。 
題名は不明だが、とても素敵で感動的な歌詞だった。


さいたま?東京?タワーは何処に建つのだろう?
人類は何処迄、高く建物を創るのだろう?
何故リンゴは木から落ちるのであろう?

そして僕は子供達に何ができるのだろう?

カテゴリー[ 社会派 ], コメント[3], トラックバック[138]
登録日:2006年 04月 05日 11:49:54

カレンダー
< 2006年 04月 >






1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30





プロフィール
池谷剛一 YOSHIKAZU IKEYA
(男)
1969年11月17日
パロルの本
■職業:絵本アーティスト
■経歴:全国にて個展多数開催。出版物多数。
基本的には絵本作家です。絵本のジャンルとしては大人向きの絵本です。犬がピアノ弾いたり、BARでバーボン飲んだりします 著書「そして僕は天使になった01」「椅子」他、広告のデザインとかプロデュースとかもします。とにかく創る事と遊ぶ事が大好きで、なんでもやっちゃいます。今年は二冊の絵本でます! 「世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら」アート活動は多種多様。
i-yoshi@jcom.home.co.jp
最近のコメント
[09/04] 前歯がちゃんと生えますように ★に願いを ◆川田亜子 衝撃映像・・・・・悪魔になった真相とは・・・?!
[08/29] 前歯がちゃんと生えますように ★に願いを yoshi
[08/12] 前歯がちゃんと生えますように ★に願いを ランボー
[07/18] 明るいと暗い ポジティブに>ネガティブに yoshi
[07/12] 明るいと暗い ポジティブに>ネガティブに うりゃ
[07/08] 小笠原へ出発 yoshi
[06/30] 小笠原へ出発
[06/24] 小笠原へ出発 ランボー
[06/12] ハエの長生きと 助けを呼ぶ息子 ★☆沢尻エリカ破局でついに帰国!!
[06/12] ハエの長生きと 助けを呼ぶ息子 ★☆沢尻エリカ破局でついに帰国!!
最近のトラックバック
お気に入りリンク
私の絵本一覧
検索
アート情報