2006年 06月
ビン底女の降車した場所
【プーンチ/インド 21日 AFP】パキスタンとインドは、パキスタンとの国境に近い山岳地域で、数十年にわたって、事実上の国境になっている「管理ライン」(Line of Control、LoC)の両側に分かれて住む家族の再会を支援することを目的に、プーンチ(Poonch)とワラコット(Rawlakot)を結ぶバス路線を運行することに同意した。写真は20日、開通式に出席したソニア・ガンジー(Sonia Gandhi)インド国民会議派総裁(左)に挨拶するインド人乗客(右)。中央はGulam Nabi Azadジャム・カシミール州首相。(c)AFP/DPR-MOD
最近私バスであちこち行くのが私的にブーム。
決まったラインに決まった時間に乗るとたいてい、乗りあう面々はいつも同じ。その中に気になる女性がいる。
背丈は160程、コントに出てくるほどの瓶底メガネをかけ、いつもきょどっている。決まって何処で買ったかさっぱり見当もつかないフエルトの花柄をあしらったグレーのカーディガンでゆっくり小刻みに歩く。
席は運転席より3つ目に決まって座る。しかも寝不足なのか、20分程の道中ほぼ爆睡。おまけに、彼女は常に形状を変え爆睡する。今日は、低い背もたれに思いっきり高めに座り爆睡。背もたれを遙かに超えた頭は、エクソシスト張りに大きく後ろに反り返り、後ろ席に座る老婆を威圧していた。
しばらく、注意もできずにのけぞりながら景色を仕方なくみていた老婆。
反り返る瓶底女。怯える老婆。
その日、ビン底女は心底眠かったようで普段降りるべきバス停に着いても爆睡。
私は、なんとなくその場所でバスを降り
老婆は、私が降りるタイミングと共に席を移動し、
誰にも起こされることなくビン底はそのままバスに揺られていった。
パキスタンのバスにも様々なドラマがきっとあることだろう。
灼熱の中走るバスに、何処か哀愁を不思議な感じる
パキスタンのバスは無事交通インフラとして確立するのだろうか?
ビン底女はどこまで眠っていたのであろうか?
そして彼女は目的地につけたのであろうか?
そして僕は何処へ行けばいいのだろう?
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登録日:2006年 06月 27日 12:34:13
古書というリアルとネットというバーチャル
インターネットで変貌を遂げつつある古書販売業界 - フランス
【パリ/フランス 21日 AFP】インターネットの普及により、フランスの古本の販売様式が変化している。現在セーヌ(Seine)川沿いには雑誌、ポスター、小物なども扱う古書の露店が約250店あるが、これらは時代の変化とともに姿を消しつつある。写真はセーヌ川沿いの露店で16日、客と話す古本販売人のFroelichさん(左)。6月末には露店を閉めるという。(c)AFP/BERTRAND GUAY
「フランスの古書。」
フランスに限らないが、古書とは何とも味の有る物である。
フランスという国は古きを重んじる習慣があり、こういった本に限らず、アンティークの様々な物を扱うお店が多い。扉のノブだけ扱うところや、古い鍵だけ扱うお店。ボクシングの古いグローブばかり店先に並べるお店も有った。
私も何度かフランスには行っているが、作品のネタとして結構、この「古書」にはお世話になっている。前回行った時には、フランスとドイツの医学書を買ってきた。
いつもはクルニヤンクールの骨董市に行くので、この、セーヌ川沿いの露店で買った事は無いが味のある爺さん達が、店の横でテーブルを広げ、客そっちのけでなじみの客だか、友人とチェスをしている姿はフランスの街に無くてはならない風景の一つだけに、少なくなってしまうのは、何とも寂しい話である。
しかし古書業界全体が縮小した訳では無く、インターネットの普及で流通形態が変貌し専門性に特化した物の取り扱いがよりグローバル化 物によってはより高い値が付いたり需要と供給のバランスのとれた、より高い水準での売買が行われているようだ。このインターネットの波に乗れない爺さん達にとってはかなり厳しい時代なのかもしれない。
流通を変えたインターネットだが、我々の書籍業界にも大きな打撃をあたえている。ちょっとした調べ物も。ディープな研究物も、エッセイや映画ですら、やり方次第では容易にネットから引っ張って来れる。つまり、インターネットと言うバーチャルな空間を閲覧できる環境であり、他メディアへのアウトプットの必要がない限りこのモニター内で殆どの事、物が簡潔できてしまうのである。恐ろしい物を人間は作ってしまった物だ。
遅く迄やっている本屋まで寒い中行く必要は無い。
今や本の売れない時代なのである。
それでも、ハリーポッタやダビンチコード等、日本でもミリオンセラーが出る事はポジティブに受け止めたいが、映画連動やメディアの露出等、巨額の費用をかけたプロモーション力に頼って何とか数字を稼いでいる。このマンモス作品が衰退する書籍業界を微量ながらけん引はし、全体的な落ち込みに歯止めをかけてくれているのも事実だが、電子ペーパーやその他の将来開発されるメディアによって間違いなく業界は縮小していくであろう。
私の作品は絵本。 文字通り、絵の本であり絵と文が一体となって、「本」と言う紙に印刷・装丁されて束ねられた形状になって、はじめて一つの作品となる。
あくまで、作家として考えた場合、「本」というのは読者に私のメッセージを届ける一つの手段であり、アウトプットの一つにすぎない。
しかし、あの、紙の質感、重み、ページをめくる時の「わくわく感」が集まって固体となってこそ、存在意義が有るように思う。
一方で紙(パルプ)と言う地球資源の乱用は、地球環境を考えるとエコ的では無い。「時代」言ってしまえばそれまでなのかもしれないが、人類の歴史を記録し、様々な人の創造を広げてきた「書物」の縮小に、どこか寂しい物を覚える。
「カタチある物はいつかは壊れる」と言った人がいたが
バーチャルのネット社会。このカタチのあるようで無い「インターネット」も
いつかは壊れる日がくるのであろうか?
私の本をアマゾンの中古本コーナーで見かけた。
500円で売られる自分の本を見て思う
「買わなきゃ」
セーヌ川の「古書」はネットで流通し、どれだけの高値がつくのだろうか?
そして「古書店」の店主は引退後何処へ行くのであろうか?
そして僕はいつまで絵本を書き続けられるのだろうか?
そして何を描いて行けばいいのだろうか?
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登録日:2006年 06月 26日 08:50:53
ハイサワー事変
【ボルドー/フランス 12日 AFP】ボルドー(Bordeaux)のオー・メドック(Haut-Medoc)地方原産のワイン「Chateau Maucamp」は、潮の流れが激しいことで有名なブルターニュ(Bretagne)地方サン・マロ(Saint-Malo)港の沖、水深15メートルの海中で1年間寝かせた後に市販される。
≫続きを読む…
(c)AFP/ANDRE DURAND
ヒック。ヒック。おっ何か酔っぱらってきちまったな〜〜%&”@”#?A”!0”
直人は、酔っぱらい始めた。
おっ なお ヒック・・・と 酔っぱらってんじぇやあああねえよおおお〜〜〜
中学時代、友人と酒を飲んだ。
やんちゃな学生時代のこと。いろんな悪さをしたが、今思うと非常に恥ずかしく「いたい」話も多かった。
中二の夏、我が両親泊まりで二日間いないのをいい事に、友人を呼んでドンチャン騒ぎをしようと試みた。仲間数名と集まり、酒を買いに行く事になる。
どっからどうみてもニキビ面のがきんチョ中坊が「親から頼まれた」とウソ言って買い出し組の私ら3人は何とかお酒を購入した。
当時、ジョントラボルタやオリビアニュートンジョンが宝缶酎ハイのCMに出てたり、何だか酎ハイ系が「お洒落」な飲み物として流行っていた。
当然、CMで観ているだけで、試した事の無い私たちは、CMの効果だけで「割るならハイサワー」とハイサワーの1.5Lを4本にさきいか。サラミと酒周りの考えられる物を片っ端から買って、のりのりで家迄帰って行った。
お酒を飲むのは初めてではなかったが、大人のいない、未成年だけで秘密に呑むのは初めてだった。
おっしゃ〜〜〜!! 呑むか!!!!?????
直人が雄叫びをあげる。
おお!!!!!!!!!!!
いっちゃう!!!????
盛り上がる我々。
周囲の人にばれないようにと、昼間から何故だか雨戸を閉めて密室の情事がはじまった。
まずは乾杯! ビールはなんとなくダサイというイメージがあって、購入はしていない。割るならハイサワー!を一気に呑む事にする。そう、ハイサワーだ。アルコール分の一切入っていない。 「お酒を割る。」あのハイサワーだ。それを皆のコップに注ぎ、宴は始まった。
乾杯の後に一気コールとなり、 順番にコップに注がれたノンアルコールを一気に飲み干した。
「おっ なんかよっぱらってきちまったな〜〜」
しばらくしてまさるが呑んベエ発言をはじめた。
「おっ俺もなんだか酔っぱらってきたぜ〜」皆その言葉に続いた。
何度も言うがアルコールの入っていないハイサワーで我々は盛り上がった。
そして酔っぱらった。そして笑った。そして唄った。
カラオケがハジマリ、親父のネクタイを引っ張りだしてハチマキとして、
自分たちの想像する酔っぱらい像を演じた。ハイサワーを飲み干し一晩中さんざん騒いで、宴は朝方終わった。
「あ〜酒っていいな〜〜。盛り上がり、はんぱねええぜ〜。でもよバレルとまずいから、このボトル隠さねえとな・・・」とか何とか言って、ゴミを分別してそれぞれが持ち帰り我々は別れた。
次の日学校で会うと二日酔いに鳴っている者もいた。
ハイサワーにお酒が入っていない事を知ったのは20歳になってからであった。
お酒は二十歳になってから。
水深15メートルの海中で1年間寝かせたワインか〜呑んでみたいものだ。
しかし、このワインの売れ行き如何では現在の600本のボトルの量も急増。
深海で回遊する魚たちは「珍客」にあたふたすることであろう・・
水深100mモノで10年モノ・・とかどんどんエスカレートして、またしても海の
環境を犯していくのかもしれない・・経済の成長と環境破壊はいつになっても切り離せないモノなのだろうか?
そしてワインは何処まで深く潜るのだろう?そして何本売れるのだろう?
ワインが売れ、この市場機会が勝機とならないことを切に願う。
海は我々に知恵と癒しを与えてくれる。
しかし、我々は海に何ができるのだろうか?
そして僕は今日もハイサワーを呑む
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登録日:2006年 06月 19日 10:20:53
歯医者のダンス
【フランクフルト/ドイツ 30日 AFP】フランクフルト・オーデル(Frankfurt/Oder)の裁判所で30日、隠されていた新生児9人の遺体が庭から発見されたザビーネ・H(Sabine H.)被告(40)を殺人罪に問う裁判が行われ、検察当局は終身刑を求刑した。ザビーネ被告は新生児を死に至るまで放置し、遺体を植木鉢やバケツ、未使用の水槽に隠したとされる。元歯科衛生士の被告は1988年から1998年の間に、男児2人、女児7人を出産している。写真は裁判の開始を待つザビーネ被告。(c)AFP/PEER GRIMM
差し歯を入れた。しかも前歯。
不慮の事故で前歯が折れ、痛い痛い思いで、削って、やっと型とって、本日完成。
装着の為9:30に歯医者へ、イン。
「や〜と ここまで来ましたね〜 池○さん〜
ささ座って下さい。できましたよ〜。いいのが〜!
うちの技工士は腕が違うから!ビックリしますよ〜」
と、いつになく饒舌な院長先生。
私は誘導されるがママ座り、必要以上に口を開ける
「コレ付けてからでいいですよ。お口の方は・・」
よだれかけみたいな奴持った歯科衛生士の女の子にたしなめられる。
座ってる私に満面の笑みで「私の歯」をピンセットで持ちながら語りかける先生
「みて下さいよ〜 この歯。いいでしょ〜?今日はこの歯を
装着しますからね〜 じゃ、口あいてくだっ あ”っ!!!!」
と、会話は途中で途切れる。
なんと私の歯を持った先生はセットポジションに入る途中、つるりとピンセットから落としてしまった。 空を舞う歯。
「あ”っ」歯科衛生士達も慌てる。
「あ”ーーーーーーー」
皆慌てて、床を探す。しかし歯は見つからない。
「あら〜 まいったな〜〜」と先生。
こっちだよ参るのはっ!
患者もいなかったため、スタッフ全員で探す。
皆、四つん這い。何故だか私も四つん這い。
医療用の器具の周りを触覚で反応する、ちゃちいおもちゃの様に皆でうろうろ。そろそろ。
「池○さんの洋服とかに無いですか?」と服まで脱がされ
あちらこちら触られるが、やはり無い。
「コトっとか音もしなかったよね〜」先生
「こりゃこまったぞ〜 無くなったらまた作り直しだもんね〜
参りましたね〜池○さん〜 ふふふ」
おいっ 何でそこで笑みが出るんだよ!俺こそまいったよ!
5分探した。 出てこない。四つん這い。うろうろ。そろそろ。
「先生頭に・・」
「ん? あ〜 コレ整髪料付けすぎてダマになってるだけ」
「それに中島君、こんな所には流石にないだろ〜、マギー史郎じゃあるまいし〜」「ははっ。古いですよ〜院長〜」
おいっ!そんな身内ギャグ今は必要ないだろっ
「先生の体のどっかじゃないですか?」と助手
「ん〜〜〜」といいながら先生は小太りなその体を、セクシーダンサーさながらに自ら触りまくる。
「あ!!!!!!!!!」
その手が足まで行ったところで、
・・・・・発〜〜〜〜〜見!!!!!!!!
なんと、先生のスラックスのダブル裾。折り返しになってる
そこに、引っかかってたのであった。
「いや〜〜 ありましたよありました。池○さんありました!」
見りゃ〜分かるよっ!
「あ〜 参った 参った〜」
だからこっちが参ったって!
「僕の長い足のさきっちょに ありましたよ。足が長すぎたかな〜っ なんちゃって〜〜」
おいっ!
と、なんとか歯は見つかり、その後30分を要し装着。
「ま〜出てくるとは思ってましたから〜 ははは でも歯は綺麗になりましたね〜。お大事に〜」
当たり前だ!っての〜
そんな愉快な歯医者に思う。
僕はどこの歯医者に行けばいいのだろう。
9人の新生児を殺して死体遺棄
こわ〜〜〜。歯科衛生士ですか〜〜 どうも、歯科には恐怖心があるんだけど
セクシーダンスと歯科衛生士とのダジャレの掛け合いをする私の歯医者もある意味恐い。
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登録日:2006年 06月 07日 12:22:35
- プロフィール
- 池谷剛一 YOSHIKAZU IKEYA
- (男)
- 1969年11月17日
- パロルの本
- ■職業:絵本アーティスト
■経歴:全国にて個展多数開催。出版物多数。
基本的には絵本作家です。絵本のジャンルとしては大人向きの絵本です。犬がピアノ弾いたり、BARでバーボン飲んだりします 著書「そして僕は天使になった01」「椅子」他、広告のデザインとかプロデュースとかもします。とにかく創る事と遊ぶ事が大好きで、なんでもやっちゃいます。今年は二冊の絵本でます! 「世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら」アート活動は多種多様。
i-yoshi@jcom.home.co.jp
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