2006年 07月 26日
待ち伏せと待ち合わせ 視力低下と地球を見る眼
児童の視力低下が深刻化、夏休みには1日500人以上が検眼 - 中国
【合肥/中国 25日 AFP】東部安徽(Anhui)省、合肥(Hefei)のクリニックには、夏休み中の子供たちが1日に500人以上検眼に訪れる。暗い場所での読書、長時間のコンピューター使用やテレビ視聴が原因で目を悪くする子供が多いという。写真は24日、合肥のクリニックで検眼を受ける子供。(c)AFP
ふみっぷ、畳屋の前で「まちぶせな!」
オッケー!じゃ朝6時な!
私は子供の頃、とても「言葉」を間違えていた。
今もあまり進歩してない気がするが、とにかく激しく間違えていろんな言葉を扱っていた。
まち合わせを待ち伏せ
エレベーターはエベレーター。
セレクトをエレクト
ピストン輸送をピストン運動
ホテルをモーテル
ただ、私の間違いを指摘する事なく、むしろ同じように間違えている仲間がいたから、私と友人の間ではその言葉が成立し、正常語として頻繁に使われた。
そして中学ぐらい迄はその言葉が正しいと本気で思っていた。
「知ってる?○マートでノコが500円だぜ!」
「まじ?! 買い行こうぜ!!!!」
東村山の駅前でこんな会話をする小学生に最近出くわした。
2人は、まだそんな古くもないランドセルを背負い駅の方向へ向かって
私の前を歩いていた。
小学校低学年の2人の会話はどうやら「クワガタが近所のホームセンターで安く売っている」だったようだ。
ノコとは恐らくノコギリクワガタのことであろう・・。
この呼び方は私が子供の頃と変わっていない。
変わったのは、「捕まえる」が「買う」に替わり、獲物キャッチの場所が森からホームセンターになったことだ。
おい、ちょっと待て・・・・。
そもそもクワガタを買うってどういう事?
間違っていないかい?
夏休みになると、毎日のように早朝、友達と待ち合せをして近所の森にクワガタやカブトムシを取りに行ったモノだ。
まだ朝もやの立つ湿気の多い森をそこら中かに食われながら目的に木に向かいクワガタの捕獲作戦に一喜一憂した。時には一匹もとれずに坊主で帰るときもあれば、時には重戦車のような重いカブトムシと、ブーメランのようにキレイに湾曲した大きな歯を持った、赤茶色に輝くのこぎりのダブル!おまけにコクワやカミキリムシ等、大漁な時もあった。
我々子供達にとって「クワ獲り」は夏の最も熱いイベントであった。
それが今は買うのである。
しかも、どこのポイントにノコが『いる!』ではなく何処の店が『安い』なのだ。
なんとも寂しい物である。
もっとも、こんな会話も都会ならではの会話で、まだまだ田舎の方では「虫獲り」をする子供も少しはいることだろう。
しかし、少子化のおり、子ひとりにかける金額も増え、店頭に並ぶ子供向け商品も様々。当然、この夏の熱いイベントにも金の匂いを嗅ぎ付けたやからがいて、店頭に「カブトムシ」を並べたところ、きっと当たったのであろう。
夏の熱いイベントは、獲れる時とそうでない時が有って、そうでない時が多いから「当たり」のカブトやノコに価値があった。
ところが、今や獲れる時は「安い」時。とばかり、ディスカウント各店が『カブトムシ』をこぞって折込みチラシに掲載。子供達は眼を皿のようにして、ママに買ってもらえる金額の「カブトムシ」を探す訳だ。
子供の自然と交わる数少ない夏のイベントをも、大人は市場機会として収益を期待するようになってしまった。
「知ってる?○マートでノコが500円だぜ!」
「まじ?! 買い行こうぜ!!!!」
この言葉の悲しい真実を、カブトムシをマーケットに出した人たちは分かっているのであろうか?
『欲しい物はお金を出せば何でも揃う』と子供の頃から思わせてしまう今の社会構造にテポドン以上の脅威を覚えるのは私だけであろうか?
私の「間違った言葉」のように 周りがおなじように間違えて「言葉」ならぬ「社会」を扱って行くと、とんでもない未来が出来上がってしまうような何とも言えない不安を感じる。
記事のような視力の低下は中国だけの問題ではない。
ネットやテレビゲーム影響に寄るところは大。
私のように30半ばを過ぎても視力2.0も問題のようだが
視力以上に世の中を見る眼が低下しないことを祈る。
子供達は間違えない。
我々大人が「間違い」をしっかり教えて行かない限り
子供達は「間違える」そして、これからの社会を創る次の担い手である彼等にあたえる「今の影響」その痛手は大きい。正か非かの区別のつくしっかりとした「眼」を育んでいくのも我々大人にとっての責務なのかもれない。
東村山駅であった子供達は無事ノコを買う事が出来たのであろうか?
そしてその利益は幾らだったのであろうか?
そして僕は「間違い」を起こさない大人であろうか
そして子供達に「間違い」を教えて行けるのであろうか?
そして僕は何ができるだろう?
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登録日:2006年 07月 26日 12:21:27
銃を撃ったことがある
1976年に2人の殺害に使用された銃、1億1675万円でネットに出品 - 米国
【米国 20日 AFP】スペイン人の保釈保証人Dennis Stilson氏は12日、連続殺人犯ゲイリー・ギルモア(Gary Gilmore)が使用した拳銃を、最低落札希望価格100万ドル(約1億1675万円)で、ネットオークションに出品した。
≫続きを読む…
(c)AFP
ドカドッカカガガガ
ブバババババッバ
ドドド!! バキュン
銃を撃ったことがある。
LAの射撃場。
多分、ベレッタだったと思う。拳銃型で、連射が出来るタイプ。40ドルくらいだったかな?もう15年も前の事。
銃はカンカン、乾いた金属音がけたたましくはじけ、火薬の臭いが何とも言えなかった。
正直、それなりに面白かったが、モノたら無さを感じた。
実弾を仕込んだモノ本の銃。
手に持ったときのあのずっしりとした重み。撃つと同時に肩に来るリバウンドの衝撃。
なのに、標的はハリウッド映画の刑事達が射撃場で練習するあの人をかたどった紙の的である。
勢いに任せて引き金を引き藪から棒に撃ちまくった。
防音用のヘッドホン越しに聞こえてた銃声は カチカチっと空を切り、焦げ臭い薬莢が私の足下に散らばった。
ブースにあった左壁にあるレバーを押すとその数十メートル先にあった紙の的が カラカラカラーっと、またまた乾いた音を立て、からくり人形の一部のように私の基へ戻ってくる。
心臓部分に数十発の銃弾の穴がぶち抜かれた。
ハードボイルドを気取っていながらも内心は、何とも言えない痛快な気分と、銃撃の相手が紙だという消化不良が私のまわりを取り囲んだ。
なんだ、なんだ?この気持ち・・
いけないと思っていながらも、何かカタチのあるモノをもっと言えば動いているモノを撃ちたい抑えられない衝動に駆り立てられたモノだ。
21才夏の銃声。
銃社会とはいえ、お金を払って、パスポートなりIDカードなり本人の身元がはっきりしている人で20才以上なら誰でもテストシューティングOK!
幸い、それ以来 銃を握ることは今のところ無いので問題ないが、あの、撃ったときの何とも言えない「痛快な鉛色の気分」を抱く人は私だけでは決して無いと思う。
自由の国アメリカ。
18で憧れ初の渡米している自分がこんな事を言う資格はないが
多発する凶悪犯罪の低年齢化の背景に、テレビゲームの存在は大きい。
ゲーム=バーチャル→リアリズムの向上がある。それによって現実と非現実の区別を失ってしまう。一方で矛盾だらけのゆがんだ大人の社会がそおしたマインドが横たわっているのも現実。
銃が簡単に手に入る国に於いてゲームはもちろんだが、実弾を撃てる場所が何のために必要なのか、考えてみたいモノだ。少なくとも21才の時の私のように思う人間達は少なくない。そんな奴らにとってはこのテストシュートという「消化不良の場」が大きなきっかけとな大きなブリッジ役となるかもしれない。
本記事のようにいよいよネットで犯罪に使われた銃がオークションにかけられた。しかもその収益金で青年センターを作るとか・・犯罪で利益を得る事を禁じているユタ州だからNGとはなった物の、いよいよ「銃」犯罪もネットを通じ次のステージに上がった(下がったと言うべきか)気がする
アメリカに限らず銃社会の抱える問題は山積みだと思うが、国全体で銃保持管理の徹底ってできないものなのだろうか?
射撃場で私の撃ったベレッタの薬莢は今何処にあるのだろう
そして、これから何件、いや何万件の銃犯罪が行われるのだろう?
そして何人の尊い命が奪われて行くのだろう?
そして僕は何をすればいいのだろう?
そして銃の無い地球を創る為に僕は何が出来るだろう?
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登録日:2006年 07月 26日 11:54:44
- プロフィール
- 池谷剛一 YOSHIKAZU IKEYA
- (男)
- 1969年11月17日
- パロルの本
- ■職業:絵本アーティスト
■経歴:全国にて個展多数開催。出版物多数。
基本的には絵本作家です。絵本のジャンルとしては大人向きの絵本です。犬がピアノ弾いたり、BARでバーボン飲んだりします 著書「そして僕は天使になった01」「椅子」他、広告のデザインとかプロデュースとかもします。とにかく創る事と遊ぶ事が大好きで、なんでもやっちゃいます。今年は二冊の絵本でます! 「世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら」アート活動は多種多様。
i-yoshi@jcom.home.co.jp
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