2006年 08月

オーマイ!ゲイ!

同性愛者によるパレード、1000人以上が参加 - 東京

【東京 12日 AFP】東京、代々木公園で12日、「東京レズビアン&ゲイパレード2006」が開催された。パレードには1000人以上が参加した。写真はパレードの前に、乳房をかたどったオブジェを眺める人々。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA



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画像

「何、言ってんだよっ、ここ来いよ・・・」

大学の先輩である明球さんは、肉付きのいい160cm足らずの小さな体で
上半身裸、キングサイズのベットに大の字になって大きく手を広げ真っ白なシーツをトントンと叩いて、私を誘う。

もう十年以上前の話。
私がアメリカ・ロサンゼルスにグラフィックデザインの仕事を求めて就職旅行をしていた頃の出来事だった。

特に就職先の当てもなかった私に大学の友人からハリウッドのデザイン事務所で働いている先輩の存在を効かされ、一路アメリカに飛んだ。就職と言っても本気モードは半分くらいで、ただ、あてもない旅をするきっかけが欲しかっただけなのだ。
とりあえずテーマを決めては有るので散々旅した最後に、そのオフィスを訪ねてみた。そして、そのオフィスで優しく出迎えてくれたのが大学の先輩である明球さんであった。

私を見上げる様に
「おお、よく来たね! 疲れただろ〜? どうロスは?」

身長160cmに満たず、色黒・短髪・ギョロッとした眼に丸メガネ。おまけに出っ歯。ボクシングをやっていた体はしまりまくってこれ見よがしに白いピッチピチのタンクトップ。おまけにそのタンクトップには稲妻のデザインにPOWERと描かれていた。そして、先輩風をぶんぶんにふりまきながら、それでも気さくに私に話しかけ、積もる話や、ロスの就職事情、仕事の内容等を事務所のミーティングルームで2−3時間は話し込んだ。

かまぼこのお土産と国際電話で頼まれていた音楽カセットを数本渡すと、とてもうれしそうにハグをしてきた。

彼とはそれから一週間、ほぼ一緒に行動し、テントを借りてキャンプに行ったりクラブに行ったり、王者というカラオケボックスに行ったり、とにかくアメリカ在住の遊びの達人は私をいろいろなところに連れて行ってくれ、なかなか貴重な体験を沢山させてくれた。

明球さんは、基本的に体育会系なので先輩後輩の立場をはっきりさせる事を好む。面倒見もよく、先輩としてはかなり頼れる人では有った。
そんな上下間のはっきりした先輩後輩の一週間は楽しかったが結構気を使ったので、明球さんと会う迄の旅行が自由気ままの一人旅だっただけに私的には少し窮屈ではあった。

そして、その一週間、ひとつだけ気になっている事が私にはあった。


「ロスでデザイン事務所やってるけど、明球さんってゲイらしいから、気をつけろよ〜」

と、出発前に、余計な知識を友人から植え付けられたものだから、何処へ行くにも隣で一緒の彼を妙に意識してしまい、微妙な緊張を常に抱いていた。

しかし、一週間ほぼ共に生活していたが特に心配に至るような事はなかった・・・が、最終日事件は起きる。

一時帰国をする私はモーテル暮らしをしていたが、飛行機の時間が朝方だったため、LAXロサンゼルス空港に近い明球さんの家に泊まる事を薦められ、特に断る理由もなかったので、その晩御邪魔する事にした。

酒を買って、別れを惜しみながら、たった一週間ではあったが密度の濃い7日間の思い出話に花を咲かせ 最後の宴は何気に盛り上がった。

次の日も早いからと言う事で11時には床に着く。持参のシュラフを床に敷きもぐりこみ、おなか迄ジッパーをあげてから
「おやすみなさい」を告げると。ほろ酔い気分の明球さんが突然豹変する。


「オメー何言ってんだよっ ここ来いよ・・・」
ベット脇に一度は置いた丸メガネを再びとりあげ、鼻に引っかける様にかけ直して、薄めで改めて私を睨んで妙にすごみを出しながらそう言う。


明球さんってゲイらしいよ・・・ 友人のこの言葉が頭の中でリフレインする。

沈黙はまずい・・・と直ぐに切り返す。

「いや、いいっすよ〜僕ここで〜・・」

鼻に引っかかったメガネを左手の中指で押し上げると今度は丸メガネからはみ出るんじゃないか暗い眼球を見開いて言う

「オメー 俺が言ってる事 聞こえてんのかヨ? 来いっってんだろ・・来いって!」

非常にまずい空気が私を包む。

「ほほほ・・ほら・・、後輩は下。先輩は上!でしょ?」
ん?油を注いでいないか??

「聞こえてるんなら、コイッツ〜の」
ベットをバンバン叩きながら、完全に切れている。酔っている。ヤバい。このままでは
色んな意味でヤバい。悪いが、私は全くそういった趣味は無い。むしろ嫌いだ。てか絶対ヤダ。 神様・・・どうかお助けください・・


「失礼します・・・」
私の思いとは他所に、何故だか身体は先輩後輩の縦社会に順応だった。

私は恐る恐るキングサイドのベットに腰掛け、ゆっくり掛け布団の中に足を入れて行く。

そ〜と ゆっくり 眼をつむってタマゴの殻の上に寝る様に恐る恐るデリケートに緊張しながら何とか胸の辺り迄布団に入る。

「おおおお おやすみ な なさい・・・」
掛け布団の縁を両手で掴みながらささやく様に私

「・・・・・」
応えが無い・・・

しばらくすると 唸りのような奇声が響く
「はあああああ ごおおおあああああああああ〜〜〜」
のけぞる私

身体はそのまま、薄めで明球さんの様子をうかがう。


・ ・・寝ている。   

  ねている! おお!神よ!有り難う!神よ!

明球さんは白眼をむき出しメガネをずらし出っ歯を突き出し大きな口を開いて
声高らかに、気持ち良さそうにイビキをかいて寝ている。

今がチャンス!と脱出を試みる。

すると突然、明球さんの右手が、私の左手をぎゅっと握る。
ギョッとして 片足迄でかかった私は振り返る。

フィいい〜〜〜ごぉおおあああああ〜〜〜

ね、寝ている・・・

しかも 依然白眼で、完全に爆睡だ。
無意識に私の手を握っている。
それから、何度も脱出を試みたが、ことごとく失敗したため、コレだけの
爆睡なら、まさかは起きないだろうと考え、あきらめて寝る事にした。

何度も、寝返りを明球さんがうつ度に眼を覚まし、ゆっくり寝れたもんじゃなかったが、とりあえず無事、大事には至らなかった。


しっかり6時には目覚ましで起きて未使用のシュラフや荷物をまとめ、三菱の四駆で空港迄送ってもらった。



「そう言えば、お前、俺のベットで寝たんだな・・・」


東京行便のアナウンスがLAXにこだまする別れ際、私の荷物の一つを持ってくれながら明球さんは不思議そうにそう言った。


東京、代々木公園12日、「東京レズビアン&ゲイパレード2006」
パレードには1000人以上が参加。
ゲイに対して特に差別するつもりは無いが、頼むから興味の有る同士、相思相愛でやってもらいたいものだ。

そして明球さんは本当にゲイであったのだろうか?
そして愛に国境は無く、愛に性別はないようだが、私はできれば女性がいい。
というか、女性しか無理・・・。

そして僕は万人を愛せる男になるのであろうか・・
・・・・・その必要があるのであろうか? 

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登録日:2006年 08月 22日 18:58:33

老夫婦に席を譲って一攫千金 後編

<イスラエル軍進攻>ティールで7人死亡、ベイルート南部でも空爆続行 - レバノン

【ティール/レバノン 4日 AFP】イスラエル軍は3日夜、レバノン南部の港町ティール(Tyre)で激しい攻撃を行い、80歳の老夫婦を含む7人の市民が死亡した。首都ベイルートの南部でも引き続き空爆が行われた。写真は3日夜、月を背景にティールの上空を飛ぶイスラエル軍戦闘機。(c)AFP/Hassan AMMAR

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プシューーー

薄い蒸気のような機械音で小平に着いた西武線の扉は開く。
行き先の丁度分かれ道となる小平に本川越行きの列車が到着し、乗り継ぎを急ぐ乗客の往来で、車内は一時的に騒がしくはなったが、駅を出発する頃には乗り込んだ乗客はほぼ席に座れ、もとの静かな車両に戻った。

そして相変わらず私の手にはティッシュにくるまれた5千円が握られ、老夫婦は私を細く笑いながら見続けた。

「いえ、やはり頂けません。」

一度は開封した五千円札を丁寧にティッシュに入れ直し、老夫婦に軽く頭を下げながら御返しした。

「・・・・」

席を譲ったお礼と言って、五千円はありえない。
人間として、もらってはいけない。男として受け入れられない。
そう、自分に言い聞かせて御断りした。

「私たち、使い道ほんとうに有りませんから・・・」
 返却の申し出になかなか首を立てに振らない老父。
「若い人に使っていただいた方がどんなにこのお金も喜ぶ事か・・・」
目をつむりながら両手の平を左右にふるわせながらオーバーに断る老婆。

「次は〜萩山〜 萩山〜 」
車掌のアナウンスで萩山駅が伝えられる

一向に引かない老夫婦。それでも貰う訳にはいかない。
ふたりが持っていたスーパーの袋にティッシュの五千円を無理矢理入れ込んで席を立ち去ろうとすると

「わかりました・・ほんとうに有り難う・・・」
と言って、今度はあっさり返却を受け入れ、まだ座って・・と言わんばかりに立ち去ろうとする私の手を引っ張り、もとの席に押し戻す。

「おい、あれを出してあげなさい・・・」
嫌に命令口調で老婆に指示を出すと、その老婆はスーパーの袋を中身も見ずにごそごそと何かを探し、奥の方から名刺大の何やら紙を取り出した。
その紙を老父に渡すと、ふたりは満面の笑みを浮かべ、その小さく畳まれた紙を私に先ほどの様に差し出した。

見た目的にはモノクロのコピー用紙のようだったので、とりあえず受け取ってみた。名刺サイズのコピー用紙は蛇腹に丁寧に折られており、広げるとなにやら小さい数字が所狭しと並んでいる。

意味がわからない。

「8ですから・・・はち。」

もう一度、その紙に眼をやる。

数字が規則正しく並び・・・・

あ、カレンダー!?

そう、所狭しと埋められた数字はカレンダー!!
しかも、8年分のカレンダー。
2005年から2013年までの8年分の暦。

五千円の後だっただけに、妙に気になった、その素材と、意味・・・
質感はただのコピー用紙。変わった紙ではない。
親指と人差し指の間にはさみ、双方の指の平で丁寧に質感をもう一度、確かめながら、老夫婦に眼をやると、やはり眼を細くして薄い笑いを浮かべながら
こちらを見続けている。

「何なんですか?これは?」と言いたいのはやまやまだったが、不思議と言葉が出ず、その薄い笑いに釣られて私も笑った。

「ね、おもしろいでしょ。8年分ですよ・・ 」
老婆がそんな私の言葉を察してか言葉を発する

「私たちには、きっと無縁でしょうがね・・・はははは」
老父が話に乗っかり、ふたりしてコトコトコトと眼を合わせるや、笑い出した。

電車は萩山の駅に到着
またまた乾いた音を立て、扉が開いた。

「じゃ、私たちはココで・・ ほんとうにありがとうございました」
席を立ち、私に深々と頭を下げ雨上がりで湿った空気の萩山のホームに老夫婦は降りて行く。

「あ、ちょっと すいません・・・これ・・ 」

ゆっくりと肩を寄せ合い老夫婦はホームの階段のあるほうへゆっくり歩いて行く。その後ろ姿に声をかける私。

私の声が届いたようで、再びこちらを振り返ると
老婆がゆっくりと開いた左手に右手で作った三本の指を合わせ、肩を丸めて、またうっすらと笑みを浮かべる。

声には出さずに口を動かし

「8ですから 八」
そう言った・・・


連結の関係で、普段より長く停まる列車。
ホームの湿った空気が冷房の効いた車内に生温い霧の様に入り込み、私をむ。

小平から乗り合わせた学生の耳にはめられたヘッドホンからシンシンとリズムを刻む音

老婆達は小さくなり、ホームの青白い電灯の光に包まれ消えて行った。

そして私の手には 八年分のカレンダーが残った。



何度も見直す。
何の意味が有ったのだろう?
何の目的で、五千円の後がこのカレンダーだったのだろう?
しかも、例え携帯用だからと言ってこんなに小さい文字では、あの老夫婦に細か過ぎて見るには困難すぎる。


そんな私の心を他所に列車は走り出す。
色んな事を考えながら、あっという間に目的地の東大和に着いた。

降りると直ぐ
あまりに、気持ちが悪い出来事だったので、知合いのH氏に電話を入れる。
H氏とは付き合いも古く、私の身の回りで起きる不思議体験を一緒に居合わせる人物だ。 

「あ、Hさん?今さ〜・・・○□△でさ〜」
これらの一件の出来事を一通り話していると、キャッチが入った。
「あ、ごめんHさん、今キャッチ入ったから、またかけ直す!」
私はあわててH氏との電話を切り、後発の電話へ切り替えるが間に合わず。
留守電となる。

しばらくして、留守電を聞き直す。

機械音で留守電へのイントロ
イチバンメノメッセージデス 9ガツ8カ ゴゴハチジハップン イッケンデス ピー
「あ、もしもし○○出版のNですけど・・先日からお支払い遅れておりました印税の件ですが、本日振り込ませてもらいましたので、ご確認ください。因に金額の方ですが、え〜888・・・円になっております。」
ガチャガチャと受話器を切る音
またまた留守電の終了を告げる機械音声

本来、振り込まれるはずの印税が分納の上、八ヶ月間 遅れていた

八時八分 それが突然の電話で振込の連絡。


私は呆然と背中に感じる冷たい物を感じながらホームに立ちすくみ
携帯を持った手をゆっくりとおろした。



「八ですから 八」



レバノンでは空爆と銃声が鳴り響き、今日も尊い命が失われている。
記事では戦争による80歳の老夫婦の死亡の報道。


左手には八年分のきれいに畳まれたカレンダー 

これからの八年。いったい何が私に起きるのであろう。
そして世界に何がおきるのであろう?

そして僕は何処へ行けばいいのだろう。

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登録日:2006年 08月 18日 11:30:30

老夫婦に席を譲って一攫千金 前編

高額当せんが招いた姉弟の争い - オーストラリア

【シドニー/オーストラリア 31日 AFP】国営宝くじの賞金で億万長者になった英国の男性が、オーストラリアの高級リゾート地に購入した投資用資産をだまし取られたとし、実姉を告訴した。
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(c)AFP

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8ですから 「8」 はち・・・。

くたびれたデッキシューズに、からし色のカーディガン。手には折り畳み傘とスーパーのビニール袋を無造作にかかえた老夫婦は、私にそう言った。

何度聞き返しても答えは同じ、

「八ですから・・・はち」

しわしわの手を大きく広げ、もう片方の手の指を三つ合わせて手のゼスチャーでも八をつくり、顔を斜めにしてその手に近づけながら、細く笑う。
こちらも、薄ら笑いを浮かべ、奥にいるおばあさんの方に眼をやると同じ様に手を広げ「八ですから・・・」を繰り返す。


残暑厳しい秋の始まりの9月。

私が西武新宿から電車に乗ると、高田馬場ですぐにその老夫婦はラッシュ時の人の雪崩に巻き込まれながら乗り込んできた。足の悪そうな旦那を気遣う様に老婆は軽く老父の腰に手を回し、その小さい背丈から、つり革に捕まる事すら出来ず、ただ、左へ右へ、前へ後ろへ・・・・電車の揺れに合わせて他の乗客の背中に寄りかかるしかすべが無い様子であった。

「あ、ここどうぞ・・」

すかさず、シルバーシートに座る私は席を譲りに混雑でモミクシャになって少し先にいる老婆に声をかける。

「ああ、す すいませ〜ん。ええんですかい? 申し訳有りません。」
必要以上に頭を下げられてしまい、逆に恐縮する私。

一人分の席が空いたシルバーシートに何とか人混みをかき分け、ふたりを
たぐり寄せる。
足の悪そうな老父が老婆に誘導されて、びっこをひきながらも何とか先に座る。
老父も私の前を通る時にはやはり眼をつむって深々と頭をさげ、お辞儀をしながら私の前に空けられた席に着く。

私はよく、席を譲る。そして不思議な光景によく遭遇する。
以前にも席を譲って千円を貰った事が有る話をこのブログにも書いた事が有ったが、何かが必ずと言っていい程起きてしまう。別にその「何か」を期待して譲る訳ではもちろん無いのだが、とにかく変な事に出くわすのである。

この時も正にそうだった。

田無に着くと乗客が一気に減り、老父の両隣の席が空いた。
無論、老婆が軽く私に会釈をして老父の左隣へ「よいっしょ」と軽く声を出して安堵の表情で腰をかけた。 車内を見渡すと、立っているのは私の他数名。老夫婦と目が合うと、老父が自分の右隣のシートをトントンと叩き「座れ」と言う。周りに老人がいないのを確認し、遠慮なく座らせてもらう。

しばらくすると、老夫婦が私をじっとみながら、ふたりで何やら相談をしている様子だった。明らかに私の事を話してる様だったが、雑誌を読んで素知らぬ振りをしていると・・・ スーパーマーケットの白いビニール袋から何やら取り出し、

しゃがれた声で「あの・・・すいません・・・・ お兄さん」
老父が私に話しかけ始める。


「はい?」

「あの・・これ・・先ほどのお礼です・・」
老父はそう言ってティッシュに包まれた名刺サイズぐらいのつつみを私の手に重ねる。

「はあ・・」
あったぞあった!過去にもあった!この光景!以前は山手線で同じ様にティッシュにくるまれた千円。不純にもやや期待しながら・・失礼ながら・・重ねられたティッシュの包みを恐る恐る開けてみる。


ななななんと!!!!!!!????!?!??!?

ごごごご五千円がはいってい〜るじゃ〜ありませんか〜〜〜!!!??

前回はのっぴきならない事情が有って、終電間際の大勢の前で確かに「席を譲って」千円を貰った。
しかし、流石に今回は、貰う訳にはいかない・・・。
確かに、出費も多かった夏明けで財布は空っぽだ・・これから飲み会だ・・会費五千円だ・・・・いや?でもまてよ・・前回のような大勢の乗客の眼もないし・・。くれるっていうんだし・・・
いやいや・・それにしても五千円はまずいだろ・・・

電車のアナウンスが小平を告げる。車窓に初秋となりすっかり暗くなった夜の町に灯りがゆるい光となって映る。
電車の揺れに合わせて同じリズムで揺れるつり革

依然、私を見て微笑む老夫婦。


どうする? どうすんのよ!!? 俺〜〜〜!!?

続く

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登録日:2006年 08月 07日 17:46:00

夏とクラゲと東京熱帯化

関東地方で梅雨明け、夏本番 - 東京

【東京 30日 AFP】梅雨明けで晴天となった30日、東京都にある豊島園で、1万人以上の来場者が園内のプールで暑い夏の日を楽しんだ。写真はプールで泳ぐため走る人々。(c)AFP/YOSHIKAZU TSUNO

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くたびれたロングボードの脇をゆらゆらと
透明の白く色づいたゼラチンのような「クラゲ」二匹が無表情に通り過ぎた。
薄日の日差しも強くなった七月最後の日曜日。

間違いなく地球がおかしい。

いつものように茅ヶ崎の海に波乗り。湖並の小さい波をかき分け
ヘッポコなパドリングで沖まで・・。
ハイシーズン故に夏だけサーファーでごった返す茅ヶ崎。
波待ちをしていると数匹の「クラゲ」が私の足をかすめて行った。
・・・・速いぞ・・・
「クラゲ」と言うとやはり土用波後、お盆明の8月中旬以降、海に登場すると言うのが相場だが七月末に、やつらは姿を出しはじめた。

その後も波乗りを続けていると数匹。いや数十・数百匹のクラゲと遭遇した。

速すぎる。あまりにも速い「クラゲ」の登場。

遅い、あまりにも遅すぎる「梅雨明け」宣言。

乗れん。あまりに乗れんぞ、「俺の波乗り」

気象庁は30日、中国、近畿、東海、北陸、関東甲信の各地方が平年より8~11日遅い梅雨明けを発表した。当初は8月になるとみられていたが、日本周辺の梅雨前線が30日になって突如消滅。気象庁的にも予想外の電撃発表であったらしい。

前線の突然消滅・・?! 
例年の高気圧が張り出し梅雨前線を押し下げる「押しの一手」が
今年は全く無く、前触れもなしに突如姿を消したということだ。
梅雨が明けてくれる事。晴れてくれる事はハッピーな事なので○だが・・・

間違いなく、地球の様子がおかしい。

例年の気象データが通用しなくなっている。


また「梅雨ネタ」と重ねる様にオゾン層が壊れ温暖化や記録的な暑さ 記録的な豪雨。異常気象の話が連日報じられている。
未来予想図として映画でも描かれ、昔に比べ、よりリアルな映像が、臨場感を掻き立て「危機感」をMAXで表現、エンターテイメントな楽しみを我々に与えてくれているが、連日の気象変化の報道を観ていると、正に絵空事では無い。
スクリーンで観た映像が現実に起きようとしているのかもしれない。

「東京熱帯化」のニュースも何かで読んだ事が有る・・。
温暖化による異常気象が日本を熱帯化させて行くという物。気候の変化は生態系の変化が生じ、それを加速させるかの様な乱雑な動植物の飼育・飼育放棄による違法投棄。日本のロケーションでは生息し得ない生き物達が増えはじめているらしい。

「東京熱帯化」と聞くとクールファイブの東京砂漠〜〜♪がサウンドで流れる私は嫌に古い感じがするが何かワクワクしちゃう。
東京の高層ビル群にジャングルの様に太いツタが絡まり、見た事も無いような鮮やかな色の花が咲き。オウムや猿の「キ〜キッキキキキーーー」と奇声をあげる鳴き声がこだまし、女性はみんなヒョウ柄の布で大ざっぱにまいた水着で・・みたいな・・・

イメージも加速するけど熱帯地方のあの熱く湿気のあるムシムシ感と強烈な太陽の光は、どちらかというと、私的には、かなり大好物ではある。


が、間違いなく地球は「変化」の一途を辿っている。

熱帯都市東京は現実かするのだろうか?
ニッポン沈没は本当におこるのであろうか?
そしてクラゲは益々増えるのであろうか?
クラゲのうまい食べ方はもっとないものなのだろうか?
そして僕はうまく波に乗れるようになるのであろうか?



クールビズの効果はネクタイ産業を圧迫しただけなのであろうか?
クールファイブはこの時代を予想していたのであろうか?

いずれにしろ地球の様子がおかしい。

おかしくなった地球に我々は何ができるのであろうか・・・


そして遅れてやってきた夏の到来に様々な事件は絶えず起こる。
それでも危険だらけの地球に住む我々は
もっと人を愛し、地球を愛す。

アイス 愛す。

今できること・・
全てを思いやること・・・なのかもしれない。
やさしい人がやさしい社会を創る。

人にやさしくできているか自問自答する。
少しの夏の到来に花火のようなもの悲しさを覚えてしまうのは私の夏はまだ続く。

カテゴリー[ わたしは見た ], コメント[0], トラックバック[149]
登録日:2006年 08月 02日 12:52:45

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プロフィール
池谷剛一 YOSHIKAZU IKEYA
(男)
1969年11月17日
パロルの本
■職業:絵本アーティスト
■経歴:全国にて個展多数開催。出版物多数。
基本的には絵本作家です。絵本のジャンルとしては大人向きの絵本です。犬がピアノ弾いたり、BARでバーボン飲んだりします 著書「そして僕は天使になった01」「椅子」他、広告のデザインとかプロデュースとかもします。とにかく創る事と遊ぶ事が大好きで、なんでもやっちゃいます。今年は二冊の絵本でます! 「世界にひとつしかクリスマスツリーがなかったら」アート活動は多種多様。
i-yoshi@jcom.home.co.jp
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