赤い悪魔、またもカザフスタンに不覚

<サッカー 欧州選手権2008・予選>カザフスタン ホームでベルギーと引き分ける

【9月13日 AFP】サッカー欧州選手権2008(Euro 2008)予選・グループA、カザフスタンvsベルギー。試合は2-2の引き分けに終わった。(c)AFP

AFPBB News


2008年欧州選手権予選のグループAで不振にあえいでいるベルギーはかすかな希望もついえてしまいました。先月ブリュッセルでセルビアに競り勝っただけに少し期待させてくれたのですが、12日にアウェイとはいえ格下カザフスタン2-2の引き分け。しかも、ヘーレルツ(Karel Geraerts)、ミララス(Kevin Mirallas)の得点で0-2とリードしたにもかかわらず追いつかれるという悲惨な終わり方でした。

数字の上ではまだ本大会出場の可能性はありますが、ベルギー(勝ち点11)が残り4試合全勝したとしても、上の4ヶ国、ポーランド(同21)、フィンランド(同19)、ポルトガル(同17)、セルビア(同16)のすべてがこけることはないでしょう。フィンランド対ポーランドが0-0、ポルトガル対セルビアが1-1と先週末に自分が期待したとおりの結果になったのにカザフスタンに引き分けてしまってはどうしようもありません・・・。

今予選の初戦(2006年8月16日)、ブリュッセルで0-0と不覚をとった相手だけに選手も意気込んでいました。

「まだブリュッセルでの0-0が頭から離れないよ。カザフスタンは悪くなかったけれど、自分たちにはたくさんチャンスがあったんだ」
(Stijn Stijnen / レギュラーGK)

「ベルギーはカザフスタンより強い。このグループは質の高いチームが多いから、カザフスタンではいい結果を残さなければ」
(Timmy Simons / Kapitein:主将)


それでも2点をリードし順調に思えた試合も、前半のうちに1点を返され、最後はPKで同点に追いつかれてしまいました。

自分でもカザフスタン戦の結果は驚かされたのですから、ベルギー人はかなりがっかりでしょう。当然、現地のファンの声も怒りと困惑が入り混じった声が多いようで、レネ(René Vandereycken=代表監督)の辞任を求める声も大きくなってきました。メディアもレネに問題があると批判しています。

とくにA代表2戦目でデビュー戦に続いてゴールを決めたミララスを60分で引っ込めてフェルトンゲン(Jan Vertonghen)を送り込んだ守備的な采配が批判されています。

フェルトンゲンはアヤックスでプレーする期待の若手ディフェンダーで中盤の守備的な役割もできる選手ですが、代表経験もまだ浅い選手。個人的にはベルギーはホール(Bart Goor)が最近復帰したように、頼りになるベテランや中堅の選手が不足しているように感じます。若くていい選手はたくさんいるのですが・・・。ラツィオのムンディガイ(Gaby Mudingayi)が負傷で離脱してしまったのも痛かったと思いますが、相手がカザフスタンではいいわけにはなりません。

高さのあるディフェンダーを並べた堅守に加えて、飄々した強いのか弱いのかわからないようなプレーでそこそこの成績を収め、ライバルのオランダ戦や2002年ワールドカップのブラジル戦などではたまにすばらしいフットボールをみせてきたかつての赤い悪魔(Rode Duivels / Diables Rouges)を想うと近年の体たらくぶりはさびしくなるばかりです。

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登録日:2007年 09月 13日 22:51:54

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H.N.クレマ・カタラナでたまにバルサ系サイトに出没。バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。
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