アルゼンチン、リケルメ2発!ブラジルは高さに大苦戦
【10月15日 AFP】2010年サッカーW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)・南米予選・第1節、コロンビアvsブラジル。試合は0-0の引き分けに終わった。(c)AFP
2010年のワールドカップ南米予選の開幕戦で、アルゼンチン、ウルグアイ、ベネズエラの3ヶ国が勝利を手にしました。その一方でブラジルはコロンビアの高さに苦しみ、スコアレスドローに終わっています。
Argentina 2-0 Chile
元アルゼンチン代表監督ビエルサ(Marcelo Bielsa)率いるチリはリケルメ(Juan Román Riquelme)のフリーキック2発に沈みました。
所属するビジャレアル(Villarreal)でチリ人のペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督の構想外となり、まったく出番のないリケルメのコンディションが不安視されていましたが、フル出場で全得点をあげる活躍。バシーレ(Alfio Basile)監督の期待に応え、特別な選手であることを示しました。
対するチリは55分にクリスティアン・アルバレス(Cristian Alvarez)が2枚目の警告を受けて退場。これで反撃の機会は完全に失われてしまいました。
初戦を勝利で飾ったバシーレ監督はリケルメへの信頼を明らかにしていました。
「リケルメレベルの選手はフットボールを忘れたりはしない」
(Alfio Basile)
Uruguay 5-0 Bolivia
オーストラリアとのプレーオフに敗れ、前回のドイツ大会出場を逃した古豪ウルグアイは攻撃陣が爆発。ルイス・スアーレス(Luis Suárez )、フォルラン(Diego Forlán)、アブレウ(Sebastián Abreu)、ビセンテ・サンチェス(Vicente Sánchez)、カルロス・ブエーノ(Carlos Bueno)とフォワード5人がそれぞれ1得点ずつあげました。
ボリビアは2-0とリードされていた42分にロナルド・ガルシア(Ronald García)が2枚目の警告を受け退場。80分に2度のチャンスを迎えましたが、ウルグアイGKカリーニ(Fabián Carini)に阻まれています。
Peru 0-0 Paraguay
現在、南米で3番手とみられているパラグアイはアウェイでペルーに引き分け。交代出場のFWカルドーソ(Oscar Cardozo)が2度の決定機を外し、MFリベロス(Christian Riveros)のシュートはチームメイトにブロックされてしまうなど優位に進めた試合でゴールを決めきれませんでした。
一方のペルーもバルガス(Juan Manuel Vargas)のボレーがポストに嫌われています。
Ecuador 0-1 Venezuela
2大会連続ワールドカップに出場しているエクアドルはホームで南米10ヶ国で唯一ワールドカップに出場したことのないベネズエラに敗れてしまいました。標高約2850mのキトでの敗戦は2001年8月のアルゼンチン戦以来だそうです。
67分のセンターサークル付近からのレイ(José Rey)の強烈なフリーキックがGKビテーリ(Daniel Viteri)の頭上を越え、決勝点となっています。
Colombia 0-0 Brasil
14日、南米王者ブラジルはコロンビア・ボコタの薄い空気に苦戦。2600mを越える高地でのプレーで完全に体力を消耗してしまったセレソンは引き分け狙いに徹しました。
高価なイアリング(ピアスかも)を失ったストライカーのバグネル・ロベ(Vagner Love)はゴールを決められないまま、70分に守備的ミッドフィルダーのジョズエ(Josué)と交代。この時点でドゥンガ(Dunga)監督は完全に勝ち点1を守りきる選択をしたということでしょう。
ブラジルがコロンビアゴールを脅かしたのはたったの2度。カカー(Kaká)もロナウジーニョ(Ronaldinho)も孤立し、目立ちませんでした。
ブラジルのインテルナシオナル(nternacional)でプレーしたこともあるコロンビア代表FWレンテリーア(Wason Rentería)に2度、決定的なシュートがありましたが、セレソンの守護神ジュリオ・セーザル(Julio César)が好セーブ。グリサーレス(Freddy Grisales)のミドルも弾き、勝ち点獲得に大きく貢献しています。
なお、コロンビアのピント(Jorge Luis Pinto)監督はPKが与えられなかったシーンで第4審判に抗議し、20分に退席処分を受けています。
「アウェイで、高地で、ひどいピッチだったことを考えれば、妥当な予選のスタートだ。それに昨夜はよく眠れなかった。空港に到着して、中で2時間も待たされたんだ」
(Dunga)
「試合のことは話したくないけれど、高さに苦しめられた。結果には満足していないよ。ブラジルにとって引き分けはいい結果なんてことはないからね」
(Kaká)
「攻めて、ゴールチャンスもつくっていたし、試合も支配していた。ブラジル相手にほとんど勝っていた」
(Jorge Luis Pinto)
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登録日:2007年 10月 16日 00:59:01
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