バルセロナダービーは引き分け

バルセロナ アウェーでエスパニョールと分ける

【12月2日 AFP】サッカー、07-08スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第14節、エスパニョール(Espanyol)vsFCバルセロナ(FC Barcelona)。試合は1-1の引き分けに終わった。(c)AFP

AFPBB News


1日、モンジュイック(Montjuïc)で行われたダービーは1-1の引き分けに終わりました。

バルサはイニエスタ(Andrés Iniesta)のゴールで先制したものの、後半にコロミナス(Corominas)に同点に追いつかれ、勝ち点1を手にするにとどまっています。

毎シーズン、不安定なエスパニョールですが、ここ数年はどれかの大会でいい印象があるチームです。2004-05シーズンはリーガ5位、5-06シーズンはUEFAカップを戦った影響でリーガで15位と低迷しながらも、コパデルレイ(Copa del Rey)優勝。昨季はリーガ11位とらしいポジションをキープしながらも、UEFAカップで決勝まで進んでいます。

今季のエスパニョールは4位と絶好調、2位バルサとの勝ち点差はわずかに2。長くバルサの後塵を拝してきたエスパニョールですが、勝てば32年ぶりにバルサを順位で上回ることができたそうです。

また、バルサはフエラ(fuera:アウェイ)で調子が悪く、前回のフエラ、ヘタフェ(Getafe)戦を2-0で落としています。

さらに直前に首位に立つもう1つのライバル、マドリー(Real Madrid)ラシン(Racing)を3-1で破り、プレッシャーはますます強くなっていました。

同日に行われたもう1試合でセビージャ(Sevilla)はアウェイのアルメリーア(Almería)戦に1-0で敗北。チャンピオンズのアーセナル(Arsenal)戦の勝利で復活をアピールしたはずですが、まだまだ調子は上がらないようです。それにしても昇格組のアルメリーアはがんばってますね。

さて、肝心のダービーは地元メディアの予想を裏切り、ロナウジーニョ(Ronaldinho)は2試合連続のベンチスタートライカールト(Frank Rijkaard)監督はリヨン(Olympique Lyonnais)戦と同じカンテラ3人衆メッシ(Lionel Messi)、ボヤン(Bojan Krkić)、イニエスタ(Andrés Iniesta)を3トップグディ(Eiður Guðjohnsen )を中盤に起用。カピタンのプジョー(Carles Puyol)が右サイドに入り、センターにはマルケス(Rafael Márquez)とミリート(Gabriel Milito)を並べてきました。

この日の朝、フランス南西部でETA(Euskadi Ta Askatasuna:バスク祖国と自由)とみられるメンバーがスペイン人警官1人を死傷させた事件があったため、黙祷が行われました。

開始6分メッシのすばらしいプレーからバルサが先制します。右サイドでクレメンテ(Clemente Rodriguez)を振り切ったメッシがエリア内に侵入。決定的なパスを折り返し、逆サイドのイニエスタがカメルーン代表GKカメニ(Idriss Carlos Kameni)のいなくなったゴールにらくらく流し込みます。

FIFAの最優秀選手候補3人のファイナリストに選ばれたばかりのプルガ(Pulga:ノミ、メッシの愛称)は10分後にも同じようなすばらしいプレーをみせますが、今度のクロスは強すぎました。

さらにバルサはメッシ、ボヤン、シャビらがチャンスを迎えますが、追加点はならず。ハーフタイム直前にはメッシがまたもスーパープレーでシュートに持ち込みますが、ポストに阻まれてしまいました。

なお、40分にはバルサのウルトラス、ボイショス・ノイス(Los Boixos Nois)ペリコ(Pericos:インコ、エスパニョールやファンの愛称)に花火のようなものを投げ込んでいました。モンジュイックのスタンドにはしょっちゅう火が出ていますが、いいかげんにしてほしいものです。

後半はエスパニョールが持ち直します。

後半15分すぎにエスパニョールはバルド(Valdo)に代えてコロ(Corominas)バルサはボヤンに代えてロニーを投入しますが、任務をはたしたのはコロのほうでした。

68分、左サイドをリエラ(Albert Riera)に突破されてエリア中央にパスを通されるとコロがファーサイドのネットに突き刺し、同点ゴールが生まれます。怪我でスタンド観戦していた元バルサで現エスパニョール所属のデラペーニャ(Iván de la Peña)もガッツポーズ。

同点に追いつかれ、ライカールトは立て続けに選手交代。プジョーに代えてザンブロッタ(Gianluca Zambrotta)を投入すると、グディも下げてエスケーロ(Santiago Ezquerro)をピッチに送ります。

サンティは今季リーガ初出場、ようやく出番がまわってきました。ピッチに出ただけでも驚きのサンティ出場ですが、ベンチをみてみればBチームの選手ばかりなのでほかに手が打てなかったよう。個人的にはいい選手だと思うんですが・・・。

しかし、ここからはカメニ・ショー。ロニーのフリーキックやヘディング、イニエスタのシュートをセーブ。この日好調のメッシもさらにチャンスを迎えましたが、2度のシュートに力が入らず、カメニにはばまれます。

最後はバルデス(Víctor Valdés)ジョナタン(Jonathan Soriano)のシュートをふせいで1-1のまま試合終了。

2位はかわらないもののマドリーとの勝ち点差は4に広がってしまいました。

来週7日の相手は16位と低迷するデポルティーボ(Deportivo)と得意のホームで対戦。きっちり勝ち点3を積み重ねたいところです。

FC Barcelona
Valdés - Puyol (70. Zambrotta), Márquez, Milito, Abidal - Touré, Xavi, Gudjohnsen (71. Ezquerro) - Messi, Bojan (63. Ronaldinho), Iniesta

Sub: Jorquera, Marc Crosas, Botía, Víctor Sánchez
DT: Frank Rijkaard

RCD Espanyol
Kameni - Zabaleta, Jarque, Torrejón, Clemente - Valdo (63. Corominas), Moisés, Ángel, Riera (89. Moha) - Luis García (79. Jonathan), Tamudo

Sub: Lafuente, Lacruz, Chica, Lola
DT: Ernesto Valverde


●モンジュイック最後のダービー?
エスパニョールは来季半ばのスタジアム移転を計画しているため、このモンジュイックでのダービーは最後になるかもしれません。ちなみにこのスタジアムはモンジュイックの丘にあり、かつてはEstadi Olímpic de Montjuïc(モンジュイックのオリンピックスタジアムの意味)と呼ばれていましたが、現在はスペイン内戦当時のカタルーニャ政府首相でモンジュイックで処刑されたルイス・コンパニス(Lluís Companys i Jover)にちなんでEstadi Olímpic Lluís Companysが正式名称になっています。

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登録日:2007年 12月 02日 12:23:31

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Sho
H.N.クレマ・カタラナでたまにバルサ系サイトに出没。バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。
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