ラヌース、歴史的なアルゼンチンリーグ初制覇!

ラヌース アルゼンチンリーグ前期制す

【12月3日 AFP】サッカー07-08アルゼンチンリーグ1部・前期・第18節、ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)vsラヌース(Lanus)。試合は1-1の引き分けに終わり、この結果勝ち点を38に伸ばしたラヌースが前期での優勝を飾った。(c)AFP

AFPBB News


ラヌース(Lanús)が創立92年の歴史で初めてリーグ制覇を成し遂げました。

2日、アルゼンチンリーグ・アペルトゥーラ第18節(Fecha 18)、ボンボネーラ(Bonbonera)に乗り込んだラヌースは南米王者ボカ(Boca Juniors)と1-1で引き分け、同日アルヘンティノス(Argentinos Juniors)に2-0で敗れた2位ティグレ(Tigre)との勝ち点差を4にのばし、優勝を決めました。

Boca Juniors 1-1 Lanús
37. José Sand (0-1)
67. Palermo (1-1)

ボカがクラブワールドカップに出場するので、すでに先日に第19節を消化。この第18節が最終戦となり、グラナーテ(Granate:エンジ、ラヌースのカラー)は引き分け以上で優勝が決まる状況でした。

ラヌースは前半、エースのホセ・サン(José Sand)が右コーナーから大会15点目となるヘディングを決めて先制。

ボカは後半に入って、ウルグアイ代表FWカルロス・ブエーノ(Carlos Bueno)が2度の決定機を活かせなかったものの、こちらもエースのパレルモ(Martin Palermo)が得意の左足で豪快に蹴り込み、同点に追いつきます。

同点になって3分後にはボカのコロンビア代表MFバルガス(Fabián Vargas)がブランコ(Sebastián Blando)への荒々しいタックルで退場。ラヌースがこのままのスコアで凌ぎきりました。

Youtube動画:ボカ対ラヌース&優勝の瞬間


Boca Juniors
Caranta - Maidana, Silvestre, Paletta, Krupoviesa, Alvaro González (54. Dátolo), Vargas, Bertolo (54. Gracián), Pablo Ledesma, Bueno (64. Boselli), Palermo

Sub: Migliore, Cahais, Roncaglia, Benavidez
DT: Miguel A. Russo

Lanús
Bossio - Graieb, Hoyos, Ribonetto, Maxi Velázquez (86. Nelson Benítez), Fritzler, Pelletieri, Blanco, Valeri (89. Salomón), José Sand, Lautaro Acosta (93. Sigali)

Sub: Flores, Aguirre, Lagos, Biglieri
DT: Ramón Cabrero



Argentinos Juniors 1-0 Tigre
56. Barzola

惜しくも優勝を逃した2位ティグレも、ラヌースが敗れ、自分たちが勝利すればプレーオフに持ち込むチャンスがありました。

しかし、56分にバルソラ(Pablo Barzola)にPKを決められ、失点。

さらに、このPKを与えたブレンヒオ(Juan Blengio)が2枚目のイエローを受けて退場し、数的不利になると、84分にもモレーロ(Santiago Morero)も2度目の警告を受けて最後は9人で試合を終えることになりました。

初優勝のチャンスを逃したティグレですが、27年ぶりのプリメーラ(Primera:1部)で最後まで優勝争いにからむ健闘は見事でした。

アペルトゥーラでは20チーム中16位のアルセナル(Arsenal)も南米の大会コパスダメリカーナ(Copa Sudamericana)の決勝第1戦でメキシコのアメリカ(Club América)に先勝し、タイトルに王手をかけていて、アルゼンチンでは弱小チームががんばっている感があります。

もちろん、ここまで小クラブに奮闘されるのも強豪がふがいないからともいえます。

とくに国内リーグ最多優勝を誇るリーベル(River Plate)は1日、下位オリンポ(Olimpo)にアウェイで4-0の完敗を喫したばかり。ラヌースとは勝ち点15差の12位と激しく沈み込んでいます。

コパスダメリカーナ準決勝でアルセナルに敗退した直後にパサレラ(Daniel Passarella)監督が辞任。最後の国内制覇は2004年のクラウスーラ(Clausura:後期)と3年半もまえ。

最大のライバルボカはリーグタイトルこそ逃したものの今年最後に南米王者として世界一に挑戦と明暗はくっきりわかれてしまいました。

Torneo Apertura 2007順位表
1 Lanús 38
2 Tigre 34
3 Boca 31
4 *Argentinos 30
5 *Banfield 29
6 *Independiente 28
7 *Estudiantes 27
8 *Vélez 27
9 *Huracán 27
10 *San Lorenzo 26
11 *Newell`s 24
12 *River 23
13 *Racing 22
14 *Colón 22
15 *Olimpo 22
16 **Arsenal 22
17 *Gimnasia (J) 20
18 *San Martín (SJ) 18
19 *Gimnasia 18
20 *Rosario Central 13

*印のクラブは18試合消化、**のアルセナルは17試合消化


参考:ラヌースに所属した有名?選手
Oswaldo Piazza

70年代、フランスの強豪サンテティエンヌ(Saint-Étienne)で活躍したアルゼンチン代表ディフェンダー

Carlos Roa
98年ワールドカップでアルゼンチン代表ゴールマウスを守ったキーパー。マジョルカやアルバセーテ(Albacete)でも活躍。信仰上の理由(安息日に仕事をしてはならない)で現役引退した時期もあったが復帰した。ベジタリアンなので愛称はレチューガ(Lechuga:レタス)

Leonardo Rodríguez
94年ワールドカップでアルゼンチン代表だったミッドフィルダー。チリのウニベルシダー(Universidad de Chile)やサンロレンソ(San Lorenzo)でタイトルを獲得。ドルトムントにいたこともある

Ariel Ibagaza
アルゼンチン代表歴もある司令塔。現マジョルカ(Mallorca)

Gabriel Schürrer
スペインではおなじみで、アルゼンチン代表歴もあるセンターバック。現在はセグンダ(2部)のマラガ(Málaga)所属

Ezequiel Carboni
現レッドブル・ザルツブルク(Red Bull Saltzburg)所属のアルゼンチン人ディフェンダー

Denis Caniza
パラグアイ代表ディフェンダー、現クルスアスル(Cruz Azul)

Diego Klimowicz
現ドルトムント(Borussia Dortmund)。ラージョ(Rayo Vallecano)、バジャドリー(Real Valladolid)、ボルフスブルク(Wolfsburg)などでも活躍したアルゼンチン人ストライカー

Sebastián Leto
リバプール(Liverpool)に青田買いされた21歳のレフトウインガー

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登録日:2007年 12月 03日 20:31:19

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