バルサ、オールドトラフォードで散る

マンチェスター・ユナイテッド バルセロナを下して決勝へ

【4月30日 AFP】(写真追加、記事更新)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・準決勝、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)vsFCバルセロナ(FC Barcelona)、第2戦。
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(c)AFP/Angus MacKinnon

AFPBB News


モスクワでの決勝は史上初のイングランド勢同士のファイナルになりました。

チャンピオンズリーグ準決勝第2戦、オールドトラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド対バルサの試合は1-0でマンUが勝利、合計スコア1-0でマンUが史上3度目の決勝進出を決めました。

その翌日に行われたスタンフォードブリッジの試合チェルシー対リバプールは1-1で延長にもつれ込み、ホームのブルーズが3-2で勝利しました(合計スコア4-3)。チェルシーは初のヨーロピアンカップ決勝進出です。

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オールドトラフォードでの試合は、リーガ優勝の可能性がなくなったバルサにとって今季最後の大事な試合。そういうわけで東京・恵比寿のThe Foot Nikというスポーツバーで観戦することにしました。バーでの生観戦はクラシコ以来2度目、つまり個人的には2戦全敗中です・・・。

29日深夜ということで次の日は思いっきり仕事だったのですが、チャンピオンズが終わればリーガの残り試合は消化試合になってしまうので思い切ってバー観戦。終電直前まで仮眠をとってThe Foot Nikに向かいます。

1時頃についたのですが、座席はすでに満席で立ったまま待つことに。試合でもないのに3時間立ちっぱなしはきついです・・・。

試合前に流れていたのはチャンピオンズの直前番組。試合中以外は音を消しているようで、スタジオでのうじきさんや金子さんのトークはさっぱりわかりません。読唇術を覚えようかななどと考えていました。音声がなくても楽しめたのは第1戦のハイライトぐらい。というわけでざっと第1戦を振り返ってみると。

カンプノウでの試合は開始早々、ミリートが空中戦の競り合いの際にハンドを犯し、ユナイテッドのPK。しかし、ロナウドが右に外してくれたのでバルサは助かりました。その後はバルサがボールを支配しますが、守備を固めるマンUのゴールを割ることはできずに終了。バルサはロナウドへの対応でマルケスが累積警告をもらってしまったのが痛かったです。

アンフィールドでの試合は、リバプールがハーフタイム前に先制。ランパードが自陣エリアのすぐそとでボールを奪われ、マスケラーノのミスショットがカイトへ。カイトの至近距離からのシュートはチェフの足元を抜いてゴールに決まりました。しかしリバプールは土壇場に追いつかれました。strong]後半ロスタイムに入って5分[/strong]というところで怪我のファビオ・アウレリオに代わって入っていたレフトバックのリーセがオウンゴール。右サイドのカルーの低いクロスを頭でクリアしようとし、自陣ゴールに決めてしまいました。

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試合までの残り時間は自宅から各メディアのチャンピオンズ直前情報を携帯メールに送っていたのをチェック。英語とスペイン語で大量に送付していたのですが、内容はほぼ知っていることなので時間つぶしには微妙でした。いつも目を通しているロイター通信モバイルサイト(英語)のフットボールニュースもあらかた読み終わるとボーっとするしかなく、音声のないJリーグ五輪世代のグループインタビューを眺めていました。

なお、このロイターニュースはかなりお勧め。チャンピオンズやUEFAカップの直前情報やマッチレポート、試合後の各コメントが充実していますし、イングランドやスペイン、イタリア、フランス、ドイツなどメジャーリーグの主要ニュースやリーグ戦プレビュー&レビュー。各大陸の主要トーナメントのレポートも多少はあり、フットボール界おおまかな流れを把握するのに便利。英語で情報をインプットする能力もどんどんつくのもお得です(笑)。

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3時半にチャンピオンズの放送が流れると、店内から拍手が起こり、いよいよ決戦が始まります。

いつのまにか店内はすごい人で山手線の通勤ラッシュよりは少しまし程度の混み具合。平日の深夜だからそんなに混まないだろうし、のんびり座って観戦できるかななどという予想していたのですが、ぜんぜん違っていました。準決勝でこれだと決勝観戦はどうしよう・・・などと思いました。まあ、バルサが負けて心配する必要はなくなったわけですが・・・。

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マンチェスター・ユナイテッド対バルサ

バルサのスタメンは予想どおり。GKバルデス、4バックは右からザンブロッタ、サスペンション明けのプジョー、ガビ・ミリート、アビダル、中盤はピボーテにヤヤ、前にシャビとデコ、3トップは右にメッシ、左にイニエスタ、中央がエトーです。

一方のマンUはGKファンデルサール、4バックの中央はファーディナンドとブラウン、右にハーグリーブズ、左にエブラ、中盤はセンターにカリックとスコールズ、右にナーニ、左に朴、ロナウドが最前線でテベスが下がり目でした。

試合自体は期待していたオープンな打ち合いにはまったくならず、ハイレベルながら堅実な展開。欧州の舞台だからか、相手が予想以上にバルサをリスペクトして守備を固めてしまったような印象もあります。

そういったなかでバルサは痛恨のミスから決勝点を許してしまったのが響きました。ザンブロッタが痛恨のミスでパスをスコールズにプレゼント。ペナルティエリアの外、正面でボールをもらったフリーのスコールズは豪快なミドルをゴール右上隅に運ぶ、きついお返し。

アウェイゴールルールなのでバルサは1点をとればいいという状況は変わりませんでしたが、マンUの守備意識が高くなったぶん難しい試合になってしまいました。

ユナイテッドには少し失望させられました。プレミアは世界一儲かっていて、注目されているリーグですし、なんといっても攻撃がウリの赤い悪魔。もっと攻撃的に来てほしかった。最高といわれるリーグの王者であるマンUにはそれだけのものを求めたい。すさまじい運動量を誇った朴とテベスを筆頭にハードワークはさすがプレミアという感じでしたが・・・。この2人はあれだけ動き回ってもプレーの質は落ちないのがすごいですね。

メッシは何度もスペクタクルなプレーを披露。スペースがあってもなくても1人、2人・・・と抜き去ってしまうドリブルは圧巻でした。この試合ではあまり目立てなかったロナウドより輝きを放っていましたが、ファーディナンド中心のユナイテッドディフェンスが最後のところで踏ん張りました。

一方でメッシの個人技以外に迫力のある攻撃、流れるような攻撃がみられないのはいまのバルサの問題でしょうね。現在のバルサの限界といってもいいかもしれません。ずっと同じシステムで戦ってきたのでマンネリ化も進んでしまいました。選手個人の能力だけに頼らず、強力なチームブロックで崩すスタイルが本来のバルサのはずです。

もうひとつ感じた限界はライカールト采配後半15分でイニエスタに代えてアンリを投入。アンリはコーナーからのヘディングなど惜しいシーンが2つありましたが、ゴールが必要な状況でイニエスタを外してしまったのはもったいない。たしかにあまりよくはなかったのですが・・・。

さらに10分後にはほとんど抑えられていたエトーに代えてボヤン。自分はパスミスを連発していたデコを外すべきではと思ってみていました。そして最後のカードは88分、ヤヤに代えて、高さのあるグジョンセン。個人的にグディのことは高く評価しているのですが、あまりにも遅すぎます・・・。デコの位置にスタメンでグディでもよかったぐらいなのに。

結局最後はバルデスがコーナーでゴール前に上がるなど、守る相手に猛攻を仕掛けるも崩しきれず、今季最後の希望が潰えました。

今季のバルサでタイトルというのは虫が良すぎるかなとはおもいますし、残念ですが妥当な結果でしょう。

ライカールト続投にせよ、モリーニョ就任にせよ、ラウドルップやベニテスといったほかの監督が来ることになるにせよ、来季からは新しいバルサを期待しています。さいわい、メッシやボヤン、ガイといった新たな才能もいることですし。

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登録日:2008年 05月 03日 19:06:19

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プロフィール
Sho
バルサファンで、好きな選手はロナルト・クーマン。ほかにひいきの選手はドラガン・ストイコビッチ、シュテフィ・グラフ(テニス)、パウ・ガソル(バスケ)、ガブリなど。

更新の時間がなかなか取れないので、当面はFC2ブログのほうでラテンフットボールを主に細々とやっていく予定です。リンクは下記
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